12月8日放送分、『ドラえもん[1979年版第2世代]』は通算73回目。「のび太、悪の道へ… 悪魔のパスポート」と「ペットとの再会!感動のラスト!! かわいい石ころの話」の“感動”2本立て。
テレビ朝日の『ドラえもん』サイト
「ドラえもんチャンネル」
北海道ドラえもん連盟加盟 銀河ドラえもん倶楽部
・「悪魔のパスポート」
人は、なぜ“悪いこと”をするのだろうか…と、まあこんなに重い話ではないけれど、そんなことを考えてしまう。
良いことをしても褒めてもらえない。では、逆に悪いことをどんどんやってしまおう。その考えは良く分かる。
見せればどんな悪いことをしても許される【悪魔のパスポート】。子どもだったら“魔法”のような道具に思えるが、大人になってから観ると、こんなに恐ろしい道具はない。
のび太は、小さいながらも悪いことをした。使う前に、「勝手に(お小遣いを)前借りしよう」と言っているが、これは怒られて当然である。
パスポートを使うと、怒られるどころか「サイフごと持っていって良い」という。
道端のゴミ箱を蹴飛ばしたり、漫画を「これ盗む」と持って来たり。そして、しずかちゃんのスカートをめくる。これは悪いことだ(笑)。
結局は思い直し、あとで漫画の代金を払いに行くし、散らかしたゴミは片付ける。これがのび太の良いところであり、普通の人と違うところだ。
「『ドラえもん』は、のび太がすぐドラえもんを当てにして努力をしない。だから子どもには観せない」という偏狭な親御さんがいるが(某F田M津夫監督がそうだ)、わたしは、こういう親御さんが作った作品はまともに評価して良いかどうか悩む。
それはともかく、のび太はやることはやっている。だからしずかちゃんは彼を選んだのだ。
で、スカートめくったことは反省してない。これものび太の良いところだ(笑)。
・「かわいい石ころの話」
読売新聞夕刊に、『ドッポたち』という漫画が載っている(毎週土曜日掲載)。先週くらいから、ドッポが石ころに名前をつけて可愛がる…という話が載っている。
この作者が『ドラえもん』のこの話を知っているかは不明だが、この話を思い出したのは事実。
というわけで、石ころをペットにするお話。
「名犬ラッキー」を観て、影響されるのび太。ママも「犬は飼っちゃダメ!」、と先手。
本物のペットを飼うわけには行かないので、【ペットクリーム】を石に塗って、ペットのように可愛がる…という。
のび太は小石。しずかちゃんは水晶玉。ジャイアンはつけもの石、かあちゃんの怒る姿が目に浮かぶ(笑)。
スネ夫は庭石。ドンヨル…じゃなかった、サムソンと名付けた。
こんな大きな岩では、日常生活に迷惑だ。スネちゃま一家の困惑ぶりがおかしい。
当然スネママは怒るわけで、スネ夫はどこかの断崖絶壁にサムソンを置き去りに。
一週間経っても悲観に暮れるスネ夫。しかし、サムソンは戻って来た。感動の対面!? めでたしめでたし。
ちなみに、スネ夫役の関智一さんは、公共放送銀河テレビ小説で放送された、A先生原作『まんが道』のDVDを入手した模様。
次回は「大晦日“生放送”スペシャル」、久本雅美さんが生で視聴者からの電話を受ける…という。どうでもいいなあ…(失礼)。本編は「正義のスーパーヒーロー 行け!ノビタマン」のみ。今年は初の試み、大晦日2時間SPの予定。
大晦日の放送と言うことで、本日誌の『ドラえもん』記事は、本年はこの記事で打ち止め。今年もお読みいただきありがとうございました。良いお年を!?
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・「悪魔のパスポート」
人は、なぜ“悪いこと”をするのだろうか…と、まあこんなに重い話ではないけれど、そんなことを考えてしまう。
良いことをしても褒めてもらえない。では、逆に悪いことをどんどんやってしまおう。その考えは良く分かる。
見せればどんな悪いことをしても許される【悪魔のパスポート】。子どもだったら“魔法”のような道具に思えるが、大人になってから観ると、こんなに恐ろしい道具はない。
のび太は、小さいながらも悪いことをした。使う前に、「勝手に(お小遣いを)前借りしよう」と言っているが、これは怒られて当然である。
パスポートを使うと、怒られるどころか「サイフごと持っていって良い」という。
道端のゴミ箱を蹴飛ばしたり、漫画を「これ盗む」と持って来たり。そして、しずかちゃんのスカートをめくる。これは悪いことだ(笑)。
結局は思い直し、あとで漫画の代金を払いに行くし、散らかしたゴミは片付ける。これがのび太の良いところであり、普通の人と違うところだ。
「『ドラえもん』は、のび太がすぐドラえもんを当てにして努力をしない。だから子どもには観せない」という偏狭な親御さんがいるが(某F田M津夫監督がそうだ)、わたしは、こういう親御さんが作った作品はまともに評価して良いかどうか悩む。
それはともかく、のび太はやることはやっている。だからしずかちゃんは彼を選んだのだ。
で、スカートめくったことは反省してない。これものび太の良いところだ(笑)。
・「かわいい石ころの話」
読売新聞夕刊に、『ドッポたち』という漫画が載っている(毎週土曜日掲載)。先週くらいから、ドッポが石ころに名前をつけて可愛がる…という話が載っている。
この作者が『ドラえもん』のこの話を知っているかは不明だが、この話を思い出したのは事実。
というわけで、石ころをペットにするお話。
「名犬ラッキー」を観て、影響されるのび太。ママも「犬は飼っちゃダメ!」、と先手。
本物のペットを飼うわけには行かないので、【ペットクリーム】を石に塗って、ペットのように可愛がる…という。
のび太は小石。しずかちゃんは水晶玉。ジャイアンはつけもの石、かあちゃんの怒る姿が目に浮かぶ(笑)。
スネ夫は庭石。ドンヨル…じゃなかった、サムソンと名付けた。
こんな大きな岩では、日常生活に迷惑だ。スネちゃま一家の困惑ぶりがおかしい。
当然スネママは怒るわけで、スネ夫はどこかの断崖絶壁にサムソンを置き去りに。
一週間経っても悲観に暮れるスネ夫。しかし、サムソンは戻って来た。感動の対面!? めでたしめでたし。
ちなみに、スネ夫役の関智一さんは、公共放送銀河テレビ小説で放送された、A先生原作『まんが道』のDVDを入手した模様。
次回は「大晦日“生放送”スペシャル」、久本雅美さんが生で視聴者からの電話を受ける…という。どうでもいいなあ…(失礼)。本編は「正義のスーパーヒーロー 行け!ノビタマン」のみ。今年は初の試み、大晦日2時間SPの予定。
大晦日の放送と言うことで、本日誌の『ドラえもん』記事は、本年はこの記事で打ち止め。今年もお読みいただきありがとうございました。良いお年を!?
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「ドラえもんを読むと、のび太の様な頼ってばかりの人間になる。悪影響だから読ませるな」
質問
①ドラえもんと頼ってばかりの人格形成との関連性を証明する物は?
関連性が証明されて無くとも証明されたかの様に宣伝したり、証明されたとするのに都合の良い情報を集め、都合の悪い情報は申し訳程度にしか集めないか、否定できる物しか集めないやり方は典型的。
反対派の専門家をほぼ同じ人数加えた上で、情報収集や資料の作成を行うなど、公平性を持たせる工夫は?
②関連性が証明されたとして、それはこの漫画を読んだ人間全体の何%に言える?
僅かの例が大多数に当てはまるかの様に宣伝するやり方も典型的。
中立の立場の統計学の専門家に調査を依頼するなど、 パーセンテージを調べる工夫は?
③統計学上、高いパーセンテージを示したとして、ドラえもんと言う漫画作品にだけ言える事か?
気に入らないものだから、これだけは特別悪いかの様に宣伝するやり方も典型的。
他の表現に関しても、同等の調査を?
④自分の言う悪影響=読ませるな?
共産主義・管理主義・全体主義国家の北朝鮮ならともかく、
資本主義・自由主義・民主主義国家の日本には、憲法第19条・思想の自由が存在。
影響を受けるものを制限し、どの様な人格を持つかコントロールするやり方は、原則として禁じられているはずでは?
「アメリカでは」ってところがまた大雑把ですね。お料理だって、わざわざ工夫して作らなくても、出来合いのものがたくさんあるから「なんで作るの?」という家庭も有りそうだし。
結局、『ドラえもん』をみて何も感じなくなる人が、世間では「大人」って呼ばれるんでしょうね。
アメリカで石に名前をつけて、犬のように散歩させたりするジョークが流行っている…というくだりがあったような。
かわいい石ころの話も、それをもとに作ったんでしょうか。
あ、あと、アンチドラについてですが、
江川氏については最近知ったばかりなのでノーコメントとして、
アメリカでは主人公が成長しない話は人気が出ない
⇒ドラえもんは人気が出ない
というのも有名な話ですね。
(僕ドラかもっとドラであったような)
まあ僕は好き嫌いは個人の自由、ということにしていますが(笑)
考えてみれば、他には『東京大学物語』くらいしか聞いたことがないですな。さて…!?
「ウルトラジャンプ」は『ぷちモン』しか読んだことがない紅葉橋律乃介でした。オススメは岡崎二郎作品であります。
お相手は藤子ファンにお勧めしたい漫画NO1が意外にも「サムライガン」の人間やじろべえでした。
江川氏が“アンチ『ドラえもん』”ということで話を作ったそうですが、結局はそういう考えでは破綻してしまったのではないかと。
事実、人間としてもF先生とは天と地ほどの差があるように思えます。今でも漫画を書いてるんですか?
「僕、子どももころのび太でした」
私はいつもこのF先生の言葉に励まされてます。