いま時々何時？

　7月5日放送の『ケロロ軍曹』第218話は、武者ケロシリーズの「武者ケロ・弐の巻　爆笑！　戦国お笑い合戦　でござそうろう」を1本。


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　・「爆笑！　戦国お笑い合戦」

　今回は、ヴァイパー七人衆のうち、2人を撃破。古代兵器が5つでヴァイパーが7人と言うのは数が合わない…？　と思っていたら、やっぱり1回で複数やっつけることもあるのか、と。

　前回の冬樹そっくりの冬吉に続き、夏美そっくりのお夏が登場。“赤ダルマ”は当然のごとくお夏にも“ほの字”でありまして…。
　お夏は、どうやら越後の出身のようだ。だって、時たま語尾が「だっちゃ」とか言ってるし（笑）。


　さて、今回はお笑い合戦である。戦国の星ということで、落語や漫才が似合うが、まあ、ケロロたちのネタは…ねえ？　最初の噺家は、某家元に似てるような…。


　今回は、「時そば」がサゲでありました。上方では「時うどん」という噺があるそうな。このネタのポイントは、数えている数字よりも多い数字を、相手に言わせることである。なかなかタイミングが難しいわけで。

　相変わらず、おモアは元気なのでありました。行く先々で色々な仕事をしているところは、『勇者特急』の吉永サリー風でもあるが、今ごろ言っても知らないよねえ？



　今回からＥＤが清浦夏実さんの「僕らの合言葉」に変更されたが、普通の歌である。これって、歌手名で選ばれたんでないの（笑）？


　次回は7月12日　第220話「ケロロ　地球温暖化ってなぁに？　であります」・「サババ　砂漠の魔王　であります」の2本。

王国はどうなった？

　『ドラえもん』6月27日放送分（通算133回）は、「ドラえもん１時間スペシャル　眠る海の王国」と題し、「眠る海の王国」が放送された。


　テレビ朝日の『ドラえもん』サイト

　「ドラえもんチャンネル」

　北海道ドラえもん連盟加盟　銀河ドラえもん倶楽部



・「眠る海の王国」

　前回「せん水艦で海に行こう」の最後、のび太が見つけた海中の建物（？）を巡るお話…と言うより、のび太にしか見えない、“ウラウラベッカンコ”風の子ども（実は1万2千年前に取り残された宇宙人）との交流がメイン。

　ＯＰはＡパート終わりだが、引き続いてＢパート。その代わり、後半は1パートを半分に切ってＣＭが入って落ち着かない。前半で入らなかったため、余計長く感じる。


　さて、今回は原作にないお話ということで、完全なオリジナルと言える（今回だけを観れば、ということ）。
　今回のゲストキャラ「ジキム」は、のび太よりも幼い子どもに見えるが、実際には数万年を生きている宇宙人。彼にとっては、地球人の一生は、ほんのわずかな時間。しかし、他の仲間が宇宙に帰ったのち、ずっと一人ぼっち。帰る方法はあるが、二人で一緒にロケットのボタンを押さないと（一緒に乗り込まないと）、ドアが開かない。

　そういう制約の中で、久しぶりに出会ったのがのび太。ジキムの姿は、純真な心の持ち主にしか見えない、という。のび太が「優しい心の持ち主」という描写は原作にも出て来るが、「純真」というのは出て来ないし、ちょっと違うのでは？　と思う。
　そして、何万年もほとんど一人（ホログラムのオジイとは一緒だったが）でいながら、ずっと子どものままというのも、ちょっと不可解ではある。


　それでも、のび太を巻き込んでの帰還劇で、ロケットの発射寸前にジキムがのび太と一緒に脱出し、いったん帰還の希望が消える。
　また、ジキムはのび太にしか見えず、ジャイアンやスネ夫は一向に信じようとしない。これは『ドラ』に限らず良くあるケースだが、しずかちゃんが心配するのを見て、一転して探し出す。こう言う時のジャイアンは頼りになるが、まるで劇場版みたい？


　今回はオリジナルだが、あくまでも“前回の続き”として作られている（前回を観てない人には、ちょっと不親切？）。
　次回も短編を利用した、2パートもののようだが、これで「恋するジャイアン」から3本続けてとなる。

　今後、どういった方向に進むのか、注目して行きたい。


　次回は7月4日には「ロボット背後霊」・「流れ星ゆうどうがさ（前編）」（ともに仮題）が放送予定だったが、この日の放送やお休みに変更。
　翌週11日に、「七夕の宇宙戦争」 に改題して、前後編の放送に変更された。「ロボット背後霊」はどうした？　そして、また【宇宙救命ボート】が登場予定。

危険探険冒険記

　6月28日放送の『ケロロ軍曹』第217話は、「ちびケロ　耳をすませば　であります」と「ケロロ　カリエスウォー2　であります」の2本。


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　・「耳をすませば」

　♪カントリーロード…ではなく、前回に続いて、ちびケロ話。そう言えば、あの頃の本名陽子さんは可愛らしいお嬢さんだったが、今はスメラギさんが似合う…と、それはどうでもよろしい。今回も、ナレターはＭ本氏風？

　解体が予定される建物へ、探険というか肝試しに行った、ケロロ・プルル・ギロロ・ゼロロ。ケロロは格好をつけて見るものの、どんどん進むプルルには敵わない。

　「たすけて」という声を聞いて、駆けつけてみると、むかし遊園地で使われていたロボットの残骸が、まだ生きていたようだ。冷たくあしらうケロロをよそに、3人は何とか助け出そうと試みる…。


　ロボットの“人情話”という、珍しいお話。相手にしないように振る舞っていたケロロも、解体が始まってピンチになると、男らしく助けに入って、無事に脱出成功。でも、そのせいでロボットは壊れてしまった。言わば、“死”を経験したとも言える。

　そうでなくても、たぶんそう長くは動かなかったに違いない。動かなくなって悲しい思いをするより、最初から助け出さなければ…ということなのだろう。

　一つ大人になった、ケロロたちでありました。



　・「カリエスウォー2」

　去年に引き続き、ケロロの歯の中で、宇宙人が大暴れ。ということで、第2次カリエスウォー勃発であります。

　今回は、クルルの作ったコピーロボットによって、ケロロ自身のコピーも参戦。相変わらず、戦闘シーンは良く動いております。

　宇宙人「超ダリー」に敗れ、連行されたケロロたち。そこに待っていたのはダソヌ・マソ！？


　ダソヌ・マソが出て来ると、うやむやのうちに終わってしまうようで…。



　次回は7月5日　第219話「武者ケロ・弐の巻　爆笑！戦国お笑い合戦　でござ候」

祝いに魔の手？

　6月30日放送の『ヤッターマン』第17話（通算18話）は「お宝鑑定ならプライスレスだコロン！」。

　『ヤッターマン』の公式サイト
　「タツノコプロ」の公式サイト
　「よみうりテレビ」の『ヤッターマン』サイト



　今回のあらすじは下記のとおり（ＹＴＶのメルマガより）。
　今週のドクロリングは、とある超～～広大なお屋敷にあると分かる。早速ドロンボーが潜入するが、お屋敷が広すぎてトイレに辿り着けないなどの大変な目に遭う！　一方、ヤッターマンはここに住む少年と対面。彼の両親は長い間、お屋敷内で行方不明となっていて、彼はお金を稼ぎながら自活をしているという。一筋縄ではいかないお屋敷で繰り広げられるヤッターマンとドロンボーの戦い！　その行方は!?　少年は両親と再会できるのか!?


　先週の“人口が12億もいる国”から一転、今回の舞台は加賀金沢。「金沢県」ではありませんよ？

　某12チャンネルの人気長寿番組風の番組を観覧にきたガンちゃんたち。クシャミをすると大魔王が出て来そうなつぼを持って来たが、飛び込みでは鑑定してくれないわけで…。

　ドロンボー一味は、ボヤッキーを銅像に見立てて出品。鑑定額は10円でありました（笑）。続いてでてきた子どもが持って来た壺は、なんと1千万円。今回のドクロリング（3つめと言っていた）は、この子どもの家にあるという。


　今回は、ヤッターペリカンが出ていない。単にお休みなのか、あるいは放送順と制作順が違っているのかも知れない。

　ドクロリングの持ち主ツネオは、広い屋敷にお宝いっぱい。でも、あまり幸せそうではない。両親が屋敷の中で行方不明だという。

　結局、今回もドクロリングは偽物だった。でも、ツネオの両親は戻って来た。めでたしめでたし。


　ツネオの名字はマエダなんだろうね…。



　『名探偵コナン』第507話「カラオケボックスの死角（前編）」


　よみうりテレビの公式ページ

　小学館の公式ページ

　東京ムービーの『コナン』ページ


　今回のあらすじは下記のとおり（同）。
　蘭、園子、コナンは本堂の復帰祝いをカラオケBOXで行う事に。コナンらが3号室に入ると、コナンらを尾行する謎の男も同じ店に入店。男はコナンらが退室したら声をかけてと店員に頼んで5号室へ。途中、本堂はトイレに行って30分後に戻ってくる。この後、店員が5号室で頭から血を流し絶命した謎の男、茂庭巽を発見。コナンは男をFBI捜査官と推理し、本堂を犯人と勘ぐるが…。


　1本（2話）インターバルを挟み、“本編”の続き。瑛祐のその後、である。

　体調不良で入院（と言う名目）だった瑛祐が復帰して来たので、蘭と園子はカラオケでお祝い。コナンも一緒。コナンの歌声は相変わらず（笑）。

　カラオケに来る前から、コナンらを尾行する謎の男の影。カラオケの時間いっぱいで帰る直前、店員が尾行男の倒れているのを発見。

　容疑者は、トイレに行ったりして部屋を出入りしていた4人の男。その中には、瑛祐も入っている。確かに瑛祐にも動機が…！？


　蘭姉ちゃんの優しさは、人を元気にさせる魅力がある。瑛祐も例外ではないようだが…？