『古典芸能のつどい』への舞台稽古を始めました。
本番まで、あと10日です。
これが、まさにケツに火が点いた状態といいます。
今日の午後は稽古場が空いていた(どなたも来ない状態)ので、
いそいそと着替えて自主トレ(稽古)開始。
今回の舞台にあげる演目は、
五月人形の「金太郎」「桃太郎」「牛若丸と弁慶」などの物語を踊り見せるというものです。
なかでも中盤の『牛若丸と弁慶』の踊り分けの妙味が、
この曲の眼目となっています。
こうして珍しく真面目ぶって書いていますが、
ぶっちゃけ踊ってるうちに牛若丸なのか弁慶なのか。
右に左に回っているうちに持ち物の太刀と長刀を取り違えたりして、
(この持ち物は扇子一本で表現し分けます)
いっぱいいっぱいなのだ。
ということを書きたいわけではないのですが。
稽古場にこもって、ひたすら踊りこんでいくうちに、
ようやく自分の中の牛若丸と弁慶が生き生きと飛び出してきた頃。
玄関チャイムが鳴りました。
ちょうど母R子は台所で揚げ物と格闘している最中。
私は、しぶしぶと稽古場から出てみると。
「書留で~す。ハンコお願いしま~す。」
郵便屋さんでした。
気を取り直して稽古に戻り、
また気分が乗ってきたと思ったそのとき。
再び玄関チャイムが鳴り。
今度は「へいあん秋田」さんの挨拶回り。
やはり揚げ物鍋から離れられない母R子の代わりに応対へ。
私の中の牛若丸と弁慶は出たり引っ込んだりを繰り返し、
やっと気持ちを盛り立てて没頭し始めたときに今度は電話が鳴り響きます。
母R子への電話でした、トホホのホー。
一旦、稽古を中断し居間でお茶を飲み干すと。
揚げ物を終えた母R子に、
「私の牛若丸と弁慶が右往左往してる!」
と訴えると、
母R子は笑って、こう言いました。
「わかったわかった。今度”ちんぽん”鳴ったらアタシが出るからー。」
母よ。
玄関チャイムをピンポンと呼ぶのは我が家の習いではありますが。
それを、『ちんぽん』と言い違えるのは止めましょう。
完全に稽古への士気が萎えた、
とか同居人のせいにしてはなりません。
太刀と長刀がぁぁぁぁぁぁ。
本番まで、あと10日です。
これが、まさにケツに火が点いた状態といいます。
今日の午後は稽古場が空いていた(どなたも来ない状態)ので、
いそいそと着替えて自主トレ(稽古)開始。
今回の舞台にあげる演目は、
五月人形の「金太郎」「桃太郎」「牛若丸と弁慶」などの物語を踊り見せるというものです。
なかでも中盤の『牛若丸と弁慶』の踊り分けの妙味が、
この曲の眼目となっています。
こうして珍しく真面目ぶって書いていますが、
ぶっちゃけ踊ってるうちに牛若丸なのか弁慶なのか。
右に左に回っているうちに持ち物の太刀と長刀を取り違えたりして、
(この持ち物は扇子一本で表現し分けます)
いっぱいいっぱいなのだ。
ということを書きたいわけではないのですが。
稽古場にこもって、ひたすら踊りこんでいくうちに、
ようやく自分の中の牛若丸と弁慶が生き生きと飛び出してきた頃。
玄関チャイムが鳴りました。
ちょうど母R子は台所で揚げ物と格闘している最中。
私は、しぶしぶと稽古場から出てみると。
「書留で~す。ハンコお願いしま~す。」
郵便屋さんでした。
気を取り直して稽古に戻り、
また気分が乗ってきたと思ったそのとき。
再び玄関チャイムが鳴り。
今度は「へいあん秋田」さんの挨拶回り。
やはり揚げ物鍋から離れられない母R子の代わりに応対へ。
私の中の牛若丸と弁慶は出たり引っ込んだりを繰り返し、
やっと気持ちを盛り立てて没頭し始めたときに今度は電話が鳴り響きます。
母R子への電話でした、トホホのホー。
一旦、稽古を中断し居間でお茶を飲み干すと。
揚げ物を終えた母R子に、
「私の牛若丸と弁慶が右往左往してる!」
と訴えると、
母R子は笑って、こう言いました。
「わかったわかった。今度”ちんぽん”鳴ったらアタシが出るからー。」
母よ。
玄関チャイムをピンポンと呼ぶのは我が家の習いではありますが。
それを、『ちんぽん』と言い違えるのは止めましょう。
完全に稽古への士気が萎えた、
とか同居人のせいにしてはなりません。
太刀と長刀がぁぁぁぁぁぁ。