TOMATOの手帖

日々の生活の中で出会う滑稽なこと、葛藤、違和感、喪失感……などをとりとめもなく綴っていけたらと思っています。

飛び入り

2023年07月09日 | エッセイ
武田信玄が、神奈川県知事になった夢を見た。
「あ、まだ生きてたんだ」と夢の中で思ったが、あっさり納得するあたりが、夢の夢たる所以である。

夢の中では、試験の場面もあった。
徳川家康と、豊臣秀吉 織田信長、そして武田信玄、その4人が漫画となって登場し、どれが信玄か当てる問題である。
一番明るいキャラクターを選んだら、偶然にも正解だった。
知事になったのを知ったのは、そのあとの場面である。

試験の夢は今でもよく見る。
昨夜の夢も、せっかく友人が席をとっておいてくれたのに、どういうわけか自分ひとりだけ離れた席で、きまずい思いをしながら試験を受けた。
持ち物もなぜか、鉛筆とブラウス(なぜブラウス?)しか持ってきていない……。
かなり脚色されてはいるが、学生の頃、実際に自分が感じた不安感や経験が元になっていることが多い。
しかし登場人物にいたっては、全く心当たりがない。
ちなみに昨夜の夢の試験監督は、以前職場で一緒だった初老の歯科衛生士の男性だった。
なぜ信玄? なぜ歯科衛生士さん?
誰の夢に登場しようかと、ふらりふらりさまよっていた彼らの魂が、スキのあった?わたしの夢に飛び入り参加したとしか思えない。
(ちなみに、くだんの歯科衛生士氏は御健在です)

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2 コメント

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Unknown (カラス)
2023-07-09 20:41:56
就寝時に見た夢の内容を覚えていらっしゃるのですね。
戦国時代となれば、大河ドラマをご覧になるのでしょうか。
実は夢を毎日見ているという説もあるらしいです。
私の経験では、毎日のように見ているようですが、意識しないまま消えてしまうものが多いです。
しかし、いつまでも覚えている夢も数少ないがありまして、ココが肝心と思います。
全く知らない場所や人物が出てくると、消えゆく夢
を追いかけて、「何故か」と問うてみたくなります。
頭のどこかに蓄積された潜在意識というのは、自分のものでありながら、あまり快く思えないことがあります。
脳内は、未知との遭遇です。
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Unknown (TOMATO)
2023-07-10 07:16:07
おはようございます、カラスさん

たいてい起きた瞬間に、細かいストーリーは忘れてしまうのですが、気になるものは、すぐさまメモったりしています。
残念な夢については、実感をもって後あとまで覚えています。
一番多いのが「雰囲気」だけ覚えているのにどうしても筋を思い出せない、もどかしい夢、でしょうか。
「どうする信長」も視聴していないのに、なぜ時代劇がいきなり……。専門的に夢を勉強する分野もあり興味がありますが、深みにはまりそうです。
トイレの夢のように、単純明快に現実とつながるものは少ないですね。
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