畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

ゴンとも、一緒に

2024-12-19 12:16:15 | 暮らし

12月19日(木) 初パラつく その後は

5時に目を覚ます。スマートウォッチで眠りの状態を記録している。起床を5時としているので、静かな音楽が流れてくるので、布団から出る。朝小便から戻り、腹式呼吸もスマートウォッチの指示に合わせる。入院時に続けていたリハビリ用のストレッチを20分弱。脊柱管狭窄症改善ストレッチも約20分。居間に出てゆくと、ストーブのぬくもりがほどほどになっている。血圧の測定。このところ、150-90台という高血圧傾向が続くが、寝起きすぐと、寒さのせいだと思うので、気にはならない。低血圧で貧血気味の自分には、ちょうどよい傾向かと思うが、少々高すぎるのかな。

腰ベルトを締め、防寒をして、酸素濃縮器を背負い、ゴンの散歩と歩行リハビリの準備をして、外に出る。年明け一週間くらいまでが、最も日の出が遅くなるころで、6時でも、まだ真っ暗で、東の空も赤みも射していない。空気も冷たく、手袋をしていても、すぐに指先が痛くなる。そのうえ、今朝は、パラパラと、霙とも霰ともつかないような水粒が体をたたく。濡れるほどの量ではないが、初雪だろう。しばらく後の7時頃には、一時的に地面がうっすらと白くなった。西風も強めに吹くので、少し端折って、30分近くの散歩を、20分位で帰ってくる。

退院後は、ゴンの糞の事もあり、朝晩の散歩は、二人で歩くようになっている。時にすれ違う知人に冷やかされ、『はい、この先どれくらい、こうして歩けるかわからないもので!』 と答えながら。

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終業へ

2024-12-18 16:11:51 | 暮らし

12月18日(水)

出荷の日だが、やることはあまりない。我が家の野菜は、ほとんどない。今まで協力し合っていた仲間の人も、お互いに高齢化。畑仕事も縮小傾向にあるから、以前のように融通しあうこともあまりできない。箱の中身は、寂しいものだ。

今年は、農作業はほとんどできなかった。2月の手術の後は、体力の回復を待って、半年の抗がん剤療法が続く。重篤ではないが、だっらだらとした副作用と、異常な夏の暑さゆえに、畑に出ることはほとんどなかった。抗がん剤が終わり、さあ、少しは頑張ろうと思ったら、腰の手術と、肺の不調による息苦しさ。稲刈りだけは、どうにか終わらせ、品質は最悪だったが、どうにか玄米は保冷庫に積み、貯蔵できた。

しかし、ここまでが限界。これ以上よくなり、今までに近く、畑で野菜を作り続けることは無理だろうと、結論付けた。

宅配野菜便農業は、今年いっぱいで、就業することにした。

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野地温泉

2024-12-18 15:47:52 | 暮らし

12月18日(水)  のち 

月始め、5~6日、二人で温泉に行ってきた。歩くのも少々しんどいし、車以外での遠出は、酸素濃縮器の助けも必要だ。すでに、もう何年も、自分で運転しての遠出は控えている。前回の万座は娘の運転だった。その後は、一人旅の連泊温泉ばかりだった。が。

もう、そうそうできることでもないからと、二人で出かけることにした。二人でとなると、鶏の事もあるから、2泊以上は、?とならざるを得ない。娘は、大丈夫だからというが、私たちの生業であって、一緒に住むとはいっても、別だと思っている私は、おんぶされすぎるのは好まない。だから、今のところは、一泊がよいところ。

バスや、列車の中は動く必要はないから、酸素を吸う必要はない。が、機械は必要、乗り換え時には、結構の距離の移動が必要だし、東京駅では、人ごみの中を、水平垂直の移動を余儀なくされる。やはり、すぐに疲れて、休み休みとなる。買い物などは、連れ合いに任せ、待合室のベンチにということになる。

ホテルでの温泉も、結構歩くことが多い。なるべく階段を使ってと思っても、そうはできなくなる。今回は、二階の部屋から一階の温泉までだったが、最初に数回以外はエレベータの世話になった。階段を利用しての露天風呂には、気に入って入りたいなと思っても、脱衣場につくとハアハアと息切れがして、しばらく休んでからでないと温まることもできない。困ったことには、首まで深く浸かっていると、なんとなく肺が押し付けられるように苦しいようになる。胸を出して腰掛入浴ならそんなことはない。しかし、今回の野地。真白な雪風呂に、冷たい風に舞う吹雪並みの雪舞。とても、半身浴は我慢できず、内風呂に避難。

こんな、体力の衰えを実感しながらの、一泊だったが、温泉は、やはり、よかった。

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押し迫って

2024-12-16 10:56:37 | 暮らし

12月16日 

残すところ二週間となる。

大変な一年間だったが、あっという間に過ぎてしまう。後期高齢者となってからの二度の入院手術は、大きなダメージだった。肺の切除はたかが3割未満といえども、これほどの体力の低下をもたらしてくれるのかと、しみじみと思わせられた。それに加えての、脊椎間狭窄症の手術。腰の手術故に、歩行が制限されることは、体力をかなり衰えさせる。そのうえ、完全に回復することがかなり難しいといわれての手術だったこともあり、術後の状態もあまりよくはない。しばらくは、かなり良くなったと喜び、リハビリを兼ねた歩行、ゴンの朝晩の散歩も、気持ちよくやってこれた。しかし、最近は、どうも思わしくない。以前のようなしびれなどはそれほど感じず歩けていたのだが、太ももの付け根、股関節や臀部の違和感や痛みを感じるようになる。歩き始めてすぐそうなったり、しばらくするといつの間にか消えていたり、また痛みを感じたり。

頑張って、だましだまし動き続けて入るのだが、いざ動こうとすると、億劫に感じ、まあいいかと、立ち上がることをやめてしまう。そんな感じで、動かない時間が増えてしまう。

それに加えての、酸素濃縮器の使用の厄介さだ。何もせずに、読んだり見たりの状態では、息苦しさはない。ごく普通の高齢者の状態で、話す声もしっかりしているし、病人とはくくれない。しかし、家の中でのちょっとした動き以上の行動をすると、息苦しさを感じ、呼吸も荒くなる。しばらく呼吸を整えなくてはならない。そうならないように酸素濃縮器はあるから、外に出て何かやろうとする場合は、酸素濃縮器を背負うことから始めなければならない。

バッテリー充電コードを外して、始動スイッチを入れる。吸入チュウブを両耳にかけて吸い込み部を鼻に入れる。ランドセルのように両肩で背負い、ずれ落ちないようにバンドを閉めベルトを締める。よっこらしょと、ようやくスタンバイ。それほど重くないといっても、数キロもの荷を背負い動き始めるのは、それなりに気を入れなくてはならない。しかも、あまりにきつい作業をすると、息は上がる。どうしても、セーブしてしまう。作業の能率は上がらず、いらいらしてしまう。もう、しょうがないんだからと、気持ちを静めて、どうにか作業を進める。

長時間は続かない。

息苦しさと、足腰の不調の相乗効果で、やれることは知れている。もはや、以前のようには、何もやれなくなったことを、自覚するこの頃だ。

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酸素を背負って

2024-11-27 16:00:27 | 暮らし

11月27日(水曜日) ☔ 後 🌤

何もまとまったことをしないままに、半月が過ぎてしまった。しかし、自分の環境は大きく変わってしまった。

12日は、呼吸器内科の診察。息苦しさは続いているとの訴えに、医師は、酸素の吸入をやってみてはどうかと勧められた。酸素ボンベを携帯する図を想像するが、今は、かなり小型の酸素濃縮器を携帯することもできるようになったということだ。機械のカタログや取り扱い方法の説明、ビデオ説明などを受ける。実際の機械はレンタルとなり、医療機器メーカーから直接自宅まで届けられ、実際の使用法などの説明を受けることになる。試験的にやってみて、不都合ならやめればよいからということで、やってみることにした。

翌13日には、早速にメーカーが機械一式を運び、説明に来てくれた。一つは、小型の酸素ボンベと取り付ける酸素供給装置。こちらはボンベが空になると交換しなくてはならないもの。もう一つは、空気から窒素を分離して酸素の多い空気を供給する酸素濃縮装置器。予備バッテリーも含め充電して使用するものだ。家の中等で使うときは、コンセントから電源を取りチューブを延ばして鼻から酸素を吸う。動き回るときや、屋外では装置を携帯して、バッテリー電源で約5時間ほど使用できるようになっている。大きさはミカン箱の三分の一ほどで、重さは背負うケースなども含め4kgぐらいはあるだろうか。両手を使えるようにと、背中に背負う様式を選んだので、ランドセルを背負うようなもので、はるか昔に帰ったような感覚で、外を動くことになる。

翌日から、朝晩の≪ゴン≫の散歩のときに使い始めた。確かに、ある程度歩いて行っても息苦しさは軽減するような感じから始まった。しばらく慣れてから、ちょっとした作業の時にも背負ってやるようにした。

そして、もう二週間になる。

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サプリメント

2024-11-11 12:13:47 | 暮らし

11月11日(月曜日) ☔ のち ☁ のちは

夜の間降っていただろう雨は、明け方には、しっかりと降り続いていた。明るくなってもやむことはなく、7時過ぎころには止むだろうとの予報。

ゴンの散歩は、止んでからにしようと、朝食の準備にかかる。が、そのまま、鶏の世話を終わらせた連れ合いに任せ、朝の歩行はさぼってしまう。めったなことで、朝の運動を休んだので、昼にはしっかりと、身体を動かさなくてはならないと思うが。それと、今日からは、サプリメントのプロテイン飲料を飲み始めるという、サルコペニア対策も始める。日常の食事でも、たんぱく質を極力とることを心掛けると同時に、今まで、バカにして歯牙にもかけなかったサプリメントを摂取するという、抗高齢習慣を取り入れてみることにした。こんなことが効果を表すのかどうか、だが、何はともあれ、やってみる。同時に、身体を動かすスクワットをしないと効果半減ということで、フレイル防止スクワットも、取り入れるつもりだが、運動嫌いな身に、これが一番厄介だ。まあ、あまり頑張らず、適当に始めることにする。

11月9日(土) スッキリ  眼鏡を引き取りに行く。今日までは、連れ合いに運転を頼み連れて行ってもらう。スッキリ、明るい、クッキリ。二か月近くも裸眼で過ごしてきたゆえに、あまりの輪郭のはっきりした世界に、目がくらむ思い。白内障のぼやけプラス、近視眼のぼやけで過ごしたこの一年ほどの薄膜越しに見えていた周りの風景が、一変した。ただ、手元近くは、裸眼、数メートル先からは眼鏡と、見え方が違うので不便だ。そして、あまりのくっきりさは、疲れさえ感じるほどで、休ませながら、慣れてゆくしかなさそうだ。

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メガネ待ち

2024-11-08 16:18:55 | 暮らし

11月8日(金曜日) ⛅ 

すっきりと晴れる日は少ない。サツマイモを掘る連れ合い。土がぐちゃぐちゃなので洗う手間がかかって困ると、愚痴。

3日(日)に眼鏡店に行ってくる。裸眼では遠方がよく見えず、とても車の運転をする気持ちにはならない。この年になって、車の事故を起こしてしまう危険は避けることにする。娘や連れ合いの送迎付きになるから、気ままに出かけられない。眼鏡の出来上がりは、一週間ほどはかかるとのことなので、もう数日は謹慎状態。

昨日は、連れ合いの運転で、花畑に行く。2時間ほど作業をして、マルチフィルムなどをはがしてくる。今後、モアを走らせて、草を刈り、細かく裁断して、耕せそうなところがちょっとだけある。タマネギとソラマメだけは植える場所が確保できそうだ。

ソラマメ、エンドウ豆類の育苗種蒔も終わった。ホウレンソウやベンリナもセルトレイに播いてみた。ちょっと変わった菜っ葉つくりをしてみよう。

と、こんな具合に一週間は過ぎた。

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体調

2024-11-01 18:15:44 | 暮らし

11月1日(金曜日) ⛅ 日差しもある 🌤

あと二か月になる。 とにかく早い、早い。でも、振り返るのにもまだ少し早いか。

30日には、外来で整形外科。残った針も抜いて、ほぼ全快といってよいだろう。今後何回かは、通院で経過観察か。今日は眼科診察。手術後ほぼ一か月。視力も安定してきたので、眼鏡を作ってよいだろうとなる。視力も慣れてきて、近くを見るのには裸眼でもよいが、遠方を見るにはぼやけて見える。2~3m離れるとはっきり見えなくなるので、特に車の運転には裸眼というわけにはいかない。近々、眼鏡店へ行かないと。眼科診察は、一月後の経過観察で、終わりそうだ。

消化器、呼吸器、整形外科、眼科、等々、あちこちの不具合で、忙しいことだが、こうした個々の不調が、身体全体の具合を悪くしている原因かもしれない。とりあえずは、白内障は完治した。プラスアルファの効果が表れることを期待したい。消化器と呼吸器の方は、縁が切れることはなく、今後も、ずっと何やかやと世話になり続けるだろう。整形はどうだろう。今の体調を見るに、完全に縁が切れるとはいかないようだが。あまり無理はせず、体力の維持に努めたい。

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動ける体で

2024-10-28 17:15:45 | 暮らし

10月28日(月曜日)  ☔降ったり☁たり

朝は、蒸し暑いくらいかと思ったが、その後は気温上がらず、雨空は肌寒いくらいだった。

昨夜は、開票速報などを視聴しながら、珍しく日付が変わるころまで起きていた。そんなせいで、30分ほど起きるのが遅くなる。でも、6時を過ぎると雨脚が強くなるとの予報で、10分前には、ゴンを散歩に連れ出す。家の周りを連れ合いと一緒に15分ほど歩く。ゴンは早く歩くし、引きが強いので、早足にならざるを得ないので、リハビリにはよい運動だ。ウォーキングも速歩と遅歩を交互にやる方がよいとの説もある。なるべくうまくやりたいのだが、ゴンは、そんなこちらの思惑など全く無視して、気ままに走り回りたがる。綱引きをしながらの、散歩で、時間的には短いが、一回りすると、息は切れるし、足の筋肉も張ってしまう。

がんを患ってからというもの、そうでなくとも痩せぎすの体、体重は落ち、筋肉も細っている。生きている以上は、自分で当たり前に生活できるぐらいには動ける体を維持したい。そのための体力は保ちたい。サルコペニア=筋肉減少症にならないよう、なっているなら、進行しないよう、回復に向かうよう、そうした労力は惜しまないようにしないと。入院中に勧められたリハビリのストレッチや、エクササイズをちょこちょこ取り入れること。そして、たんぱく質を取り入れて、筋肉を作れるように。頑張らないで、ゆらりとやってゆこう。今まで目もくれなかったが、サプリメントなども考えてゆこうかな。

 

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我が家で

2024-10-27 18:34:22 | 暮らし

10月27日(日曜日)☁空で昼頃からは時々☔も落ちてくる。本降りの時間も。

久し振りに、花畑を見に行く。ものすごい草だ。これを片付けて、きれいにしなくてはと思うと、気が重くなる。が、今後は、やって行けなくなるのだから、返さざるを得ない。ただ片付けるだけでは、気持ちがなえるだけと、一部野菜を作りながら、きれいにしてゆこうと話し合っている。ぐるりと回した防獣ネットは鉄パイプを打ち防草ネットも敷いてある。セイタカアワダチソウやカヤだけでなく、桑の木なども育っている。パワーショベルを使い少しづつばらし、草も処理してゆくしかなさそうだ。病み上がりといってよい体では無理もきかないだろうから、だましだましの作業を覚悟せざるを得ない。そんなことを思いながら、草をかき分け、一回り。

入院前に植え付けたジャガイモ、点々と少しだけしか芽を出していない。もう三週間もたっているのに。秋だというのに夏日や、真夏日が続き、気温が高すぎたのだろうか。マルチ穴のカブの畝も、不織布の下にも拘わらずの虫害か、あるいはそのせいで暑さやけのせいなのか、緑が残るのは、点々と二割ぐらいしか残っていない。

もうだめだなー、やる気もなくなるなー、と溜息を吐くしかない。

帰りに、投票所に回る。こちらも、気乗りはしないのだが、まあ、よりましな方に、いや、より悪くはならない方にと、鉛筆を動かし、投函してくる。

 

10月26日(土)

 退院。昼前、会計を済ませ、連れ合いに迎えに来てもらう。帰宅。噛み犬のゴンも半年以上の散歩を恩に感じてか、飛び上がってほえ、迎えてくれた。玄関を入るが、いつもは迎えてくれていた、アカシが見えないことに悲しさをよみがえさせられる。昼は、ラーメン。冷凍ラーメンは、かなりのうまさで、食べ応えある。夕方には、久し振りでのゴンの散歩。今後も、リハビリを兼ねて、続けてゆく。

洗濯をしてもらっていたので、ベットを作り、久し振りで自分の布団で寝る。病院では、何度も目を覚ましていたが、ほとんど覚ますことなく、朝まで熟睡。

そして、朝の散歩と、当たり前の日常の再開だ。

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