10月17日(月) ときどき
緑肥作物として、レンゲの種を蒔く。昨日は、家の周囲の田んぼに、ヘアリーベッチを播種(約70a)した。レンゲは、離れた所にある田んぼ、これも、や約70a。二種類の作物で、試してみる。両方とも、花が咲くのは、4~5月なので、早場米地区のこの辺では、花を見るのは、難しい。花の咲く前か、せいぜい咲き始めのころには、鋤きこむことになる。ともに、ピンクないし赤紫の花が咲き、景観植物としても利用されるので、残念ではある。
これらの作物が、うまくできると、これらを鋤きこむことにより、ほとんど肥料を使うことなく、米作りができる。実際に、そうした栽培をやっている地区はある。ここで、できるかどうかは、春早いうちに田んぼの作業が始まるから、十分に草丈を確保できるかどうかに因る。今年から、何回かやってみて、結果を見ることにする。
うまくゆけば、年間を通して、田んぼに植物が生育し、その植物の作りだす肥料(ともに、根粒菌が大気中の窒素を土の中に取り込んでくれる)で、米作りができるようになる。種だけは購入せざるを得ないが、一つの循環農業といえるだろう。
コンバインの脱穀部分の分解清掃。組み立ては、後日に。