畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

雪国

2014-02-11 19:17:00 | 農作業

2月11日(火)  いちじ 

朝起きる。外は雪がちらちらしている。地面もうっすら濡れている。その雪は、7時を過ぎるころから、本降りとなり、先日の雪が解けたアスファルト道路も、真っ白になる。昼前に降り止むが、その後も、時々弱い雨がぱらっと来たり、白いものが舞ったりの天気。解けていない雪の上にまた雪が降る。雪国に変身したようなこの頃。今日の雪は、その後、すぐに消えてくれたが。

壊されたハウスの解体作業に手を付けようと、気を入れて、少し早めに起きたのだが、この雪で、気勢をそがれる。8時前に、犬にトイレだけでもと、外に出るが、10分ほどで戻ると、頭も衣類もほの白くなっている。濡れるほどの雪だし、寒さもきつい。意気込みむなしく、作業中止。午後は、どんな天候でも、野菜の収穫だ。昼前は、再び、パソコン。新しいほうでの作業が、問題なくできるかの試運転。

午後は、花畑。秀畑は、連れ合いに頼む。畑の雪はほとんど消えて、ちょっと日陰の草のところに白く残る程度。しかし、北風が強く吹き、気温も低く、濡れ野菜の収穫は、冷たくて大変。車のエンジンはかけっぱなしで、ヒーターのスイッチも付けたまま。ときどき、手を温めながら、作業する。

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油断

2014-02-11 09:41:59 | 暮らし

2月10日(月)  いちじ 

昨日のある程度の暖かさでも、雪は消えていない。アスファルト道はほぼ消えているが、農道、田畑、空き地などは真っ白のままだ。我が家の庭も真っ白のまま。矢野の雪が落ちる、家の周りは、固く積もっている。来週に控える味噌つくりに向けての、麹つくりをする連れ合いがぼやく。釜戸を据える場所に苦労する、と。3kgづつ5回、白米を蒸して、麹を仕込む。雪が積もり、消えていても、グチャグチャの庭は、まきを燃すには最悪だ。

農業資材店の社員が来てくれた。つぶれたハウスを早く建てなければと、早速に電話をしておいた。ハウスを見て、「早速、発注しておきます」。「立てるのも頼むよ」と、お願いすると、困ったような顔になる。

この雪で、かなりのハウスが、つぶれたのだという。施設園芸のハウスは、大被害だし、再建を急がれる。それを聞いたら無理は言えない。資材だけの注文で引き下がる。

暖地ゆえの大被害なのだろう。そのうえ、この20年近くは、台風も含め、大きな災害はほとんどなかった。パイプハウスが、台風や、雪に弱いことは承知していても、油断してしまっていたのだ。

さて、大変だ。老骨にムチ打って、ハウス新築という、余分な作業に着手しなければ。まずは、撤去だ。こちらのほうが、大変な作業だが、明日から、ぼちぼちと手を付けよう。

午前中は、母を送り出し、部屋などの掃除、洗濯。

午後は、昨日に続き、パソコン。昨日は、積雪をよいことに、家にこもり、パソコンの引っ越しを完了した。ダウンロード、印刷したテキストを片手に、大奮闘。どうにか、荷物は、新居に運び込んだ。しかし、新居は、荷物が散らかったまま。運び込めないソフトは、新たに設定しなければならないし、作業中、どこかにやってしまったようなものもある。日常使うものは、早急に使えるようにしなくては。ここでも、便りは、リモートサポート。申し込んでも、1時間から2時間待ちだ。やはり、XPのサポート終了の影響か。そんな間に、毎日の雑用を片付ける。

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雪害

2014-02-11 08:19:56 | 暮らし

2月9日(日)  ときどき 

雪は、弱まりながらも、夜半まで降り続いたようだ。そして、銀世界の夜明け。

どのみち仕事にはならないだろうと、ゆっくり目の起床。家の中で、パソコンの引っ越しには、ちょうど良いぐらいに思っていた。コーヒーを飲みながら、新聞に一通り目を通し、犬にトイレぐらいはさせてやらないとと、外に出る。日差しはまぶしいぐらいだ。何か、違う景色の中にいるように感じる。どうも雪化粧だけのせいではないようだ。気が付いた。我が家の前の荒れた空き地に、違和感を覚える。普段は見えない景観が目に映っている。荒れ地の奥はシノベ竹が、数メートルの高さで群生し、その向こうは全く隠されている。しかし、今日は、隠れている景色が、丸見えだ。昨日の雪が、竹の枝葉に積もり、その重みで、シノベ竹は押しつぶされるように、曲りしなり、低くなっていたのだ。

はっ、と思う。ハウス!。

無残な光景が飛び込んできた。

    

  

パイプハウスが雪に弱いことは、十分承知していた。雪のたびに、気にしてはいた。しかし、今まで、30年近く、何もなく来ていたことで、すっかり油断をしていた。その、今回、数十年ぶりという積雪。

3棟あるハウスがすべて、つぶれた。写真のハウスは、水稲の育苗兼施設栽培用。40坪ほどもの。もう一つは、15坪の野菜の育苗ハウス。肥料や、資材を入れてあるハウスは、リサイクルのもので、なければ無いで、どうにかなる。

もう育苗の季節だ。急いで、どうにかしなくては。

 

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