9月16日(月) のち
停電は、昨日の夕方復旧した。久しぶりで、明るい浴室で、湯につかり、ろうそくでない灯りの下、冷たいビールで、喉を潤した。そして、何も憂えることなく、ベットに倒れ込んだ。そして、朝。
夜中から降り始めた雨は、かなりの大雨となり、昼過ぎに、ようやく上がった。屋根の吹き飛ばされた資材倉庫と、二階の屋根の飛ばされた物置は、露天状態で、資材はびっしょり、床には水たまりと、台風の後遺症は、かなりのもの。資材は少しぐらい濡れてもよいようなシート類。物置は、出荷用の段ボール箱類。台風当日の雨で、かなりの被害はあったが、使えるものは、避難させたので、あとはどうにもならないゴミの山がぐしょぐしょになるだけ。床板や、棚板の濡れるのは仕様がないと、ブルーシートは張らない。下地も飛ばされているので、シートを張ってもあおられたり、水たまりを作るだけと、無駄な抵抗はしない。
停電という、非日常の疲れをとるためにと、雨休みと決め込んだ。
停電は、私たちの日常に大きなダメージを与える。通信手段は、不自由になる携帯以外は一切使えない。電話も、電話回線を使うネットもストップ。パソコンもダウンし、納品書も打てないし、印刷もできない。一週間の作業記録はストップ状態。
起動したパソコンで、一週間分のメールをチェック。11日、14日の出荷記録を打ち込み、納品書の印刷と、久しぶりに活躍してもらう。
少なからぬ被害はあったが、洪水の被害や地震のどうにもならない倒壊などに比べると、住まうところもそのままで、不幸中の幸いだと、テレビのニュースを見ながら、思っている。ただ、私たちの友人、知人のところでも、いまだに、停電が続き、断水している地区もある。一日も早い復旧をと祈るしかない。