その晩は、寝汗をかき、2度も起きて着替えをしたが、それほど辛くはなかった。痛み止めの錠剤のおかげか。
25日早朝の血糖測定で、値が低く、朝食前にブドウ糖を飲む。食事は、五分粥に変わり、副菜も常食に近くなっている。レントゲン撮影で、手術後の状態を診断。
が、変化は、昨晩頃からだったと思う。順調な回復という言葉に、気を緩めたわけではないが、明らかな変調があった。安心し切ったことへの、揺り戻しが始まった。
くしゃみや咳や、痰がらみのような、喉のいがらっぽさみたいな、状態になり、動作をすると、 腹筋がとても痛い。我慢しようとしたり、動作を止めようとすると、痛みが長引くようだ。咳発作のようで、腹が痛くなるを繰り返し、昨夜は痛み止めで押さえていたおかげか、良かったが、朝から、そうはゆかなくなった。しかし、症状をうまく伝えることができないし、咳をすれば腹筋を使うから、今の状態ではしょうがないですねという答え。どう改善するかの方向が出ない。
当然、体も疲れ、食欲もない。ストレスからか、気力も沸かない。本を読んでも集中できずに、閉じてしまう羽目になる。だらだらと、テレビをつけたまま、横になり、漫然と過ごしてしまう。
これではいけないと、15時過ぎ、廊下歩きを始めて、少しがんばり、1100歩以上歩いては来た。
ここまでが、、捨てられた分。再録だ。