4月25日(土)
10月18日朝からの診察、検査等が全て終わった御は、夕方だった。血液検査、画像診断から、膵癌であることが、ほぼ確定的になった。が、最終的には、組織の生検をやって、最終判断をするため、さらに、がん治療を始める前に、黄疸症状を治療するために、即、入院ということになった。
一度帰宅して、家の作業の段取り、引き継ぎをし、入院準備をして、その夜から、病室での生活が始まった。自覚症状はほとんどないから、ほとんど苦痛なく、ベットの上での生活。気持ちを変えて、急速だと割り切ることにした。翌日から、再び、検査中心の診療。消化器内科医による、タンカンにチューブを挿入し胆汁の詰まりを解消する内視鏡手術を受ける。
膵癌を手術する消化器外科への紹介もある。ここで、またまた、幸運が。消化器外科の担当主治医は、胆肝膵の専門医だった。しかも、10月に着任したばかりで、私の膵癌の治療のためにきてくれたのか、と思えるほどの幸運だった。
前の病院で、かなりの膵癌の治療に関わり、手術経験も多いようだ。