畑のつぶやき

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癌に向合う時間

2020-04-29 21:03:25 | 膵臓癌

4月29日(水)

午後、花畑に行き、トウモロコシを植えた。トラクターで耕してあるところを、小型管理機で再度耕し、草を抑えると同時に、‘轍跡を植え溝として、とうもろこしの苗を植える。作業は1時間少しで終わるが、疲れを感じ、他の作業はせず、引き揚げた。

退院後は、消化器外科への通院から、次の段階に入った。主治医の説明で、術前化学療法から始めることにして、抗がん剤治療を専門とする、腫瘍内科へ罹ることになった。

このことも、私にとっては幸運の一つだった。手術前の抗がん剤治療は、点滴薬と錠剤服用を組み合わせて、2週投薬=2週休薬を2クールという、約2月の治療だった。手術前に、これだけたっぷりと時間がもらえたということは、大変ありがたかった。

副作用の心配から、かなりの長期入院を強いられたが、この間、自分の病気について、しっかり勉強できたし、きちんと向き合う時間ももらえた。たまたま新聞広告で見た、 膵がん患者の手記を購入し読んだ。癌研などの治療機関のホームページなどで、膵癌の治療の現状や、傾向などを調べることもできた。また、ゆっくりと休養もできた。手術前に、体も心もしっかり準備ができたと言える。

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