さあ、気持ちを引き締めて、稲刈の再開だ。幸い、ここ数日は雨は降らず、晴天が続くようだ。
コンバインを引き上げた田んぼは、作業のため動き回ったりしたためあちこち稲株は踏まれ、倒れ、大きな泥の塊があったりで、コンバインの刈り取り部に詰まり、しばしば中断。手間取る。
他の田んぼもぬかるところが思いのほか多く、機械を潜らせないよう慎重にやるためには、危険そうな所は、手刈りをしておかなければならない。機械なら、短時間で済む所、鎌を手にぬかり気味の田圃を苦労して歩き、刈った稲束を邪魔にならないところにまとめおき、と、腰をかがめての長時間作業。能率悪いことこの上ない。イライラとする気持ちを飲み込み、堪えて動き回る。どうにか、明日もう一日で終わるだろうくらいが残るくらい刈り終えたのは、6時少し前。日暮れがかなり早まったなと思いながら、引き上げてきて、乾燥機を運転し、部屋へ。かなりの疲労感を湯船に浸ける。