畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

介護 続き

2009-09-19 20:06:44 | 農作業
9月19日(土) 

昨夜の予報ははずれて、雨はほとんど降らなかった。今日は一日曇り空で、雨の欲しかった畑は、空を見上げて、うらめしそうだった。
午前中は、畑の片付け。マルチの切れ端を掘り取る。一年間、片付けなかったので、草だらけの中、草を刈り、その草を燃してからの、マルチの片づけで、苦労する。まだもう少し手間をかけることになる。

母のこと、続ける。(昨日は、来客あり、途中だった)
着替えた後、7時過ぎの朝食まで、洗面や、仏壇の世話などをしているようだが、時には、なにもせず、テレビの前に座っている。そんなときは、食事を告げてから、何かと始めるから、テーブルに着くまで、10~15分かかってしまう。
家にいるときの昼食は、、パンとちょっとしたスナックを、部屋に届ける。私たちは、作り置きのもので、済ますので、一緒に食べるのは、時間を取られるだけ。何年も、このようにしている。あとは、夕食。夜の着替えの世話。持って行って、やるように言うと、自分でやれるから、その点は良い。介護の必要はない。しかし、声をかけないと、何もやらないのだから、声かけも、介護のうちとなるのだろう。
デイケアの迎えが来るときは、大変だ。朝食は、7時ころから。時間がかかるものだから、以前より30分早めた。それでも、声をかけてから、テーブルを離れるまで、一時間近くかかることもある。デイケアの迎えが9時ころに来るから、早めに準備をするように告げる。返事は良い。しかし、何をやっているか分からないが、時間がかかる。トイレにも何度も通い、迎えを待たせることも、しばしば。
人一倍、気を使うような人間だったのだが、待たせることなど、平気になっている。だいたい、気を遣いすぎるということは、相手のことを、思いやるのではなく、自分が、悪く思われたくないから、ということが多い。だから、そこが、切れてしまえば、迷惑掛けても、平気で居れるようになる。
迎えの車に乗り込むまで、落ち着いていられない。車が走り去って、やっとほっとすることになる。このストレスたるや、大変なものだ。連れ合いに任せておいたが、かなりの分、やることにしていこうと思っている。
体は元気である。こうした生活は、まだまだ、続くだろう。介護者がダウンしないように、適度にいい加減に、やっていかなければ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

介護

2009-09-18 21:22:28 | 暮らし
9月18日(金) 

薄日も射すほどの曇り空が、濃い灰色の雲に覆われてくる。しかし、暗くなっても、ぽつりとも来ない。雨雲は、今回も、南の海の上を通るのだろうか。せっかく期待していた雨なのに。
畑の片付け。マルチや刈り草など。

今日、母が、ショートステイから、帰ってきた。
91歳になった母のスケジュール。週三日、日、火、金曜日はデイケア。朝、9時ころに迎えが来て、夕方、4時ころに送ってきてくれる。昼食と、ゲームなどを通した機能訓練。入浴も済ませてくる。
月に一週間は、ショートステイ。迎えに来てくれて、送ってきてくれる。この一週間の間に、連れ合いが、部屋の掃除や、寝具などの洗濯などをしてくれる。エアコンのフィルターの掃除や、他の点検なども必要に応じてやることになる。
毎日は、朝起きるように、声をかけることから始まる。そして、履き替えるように、リハビリパンツを渡す。朝食の準備をしながら、ちゃんと履き替えて、着替えたものを、専用ゴミ箱に入れるかどうか、注意している。ともすると、濡れていないからと、履き替えなかったり、使用済みのパンツを、しまいこんだりすることがある。そうされると、後が大変になる。一枚、一枚の管理をちゃんとやっておかないと、はかないでいたり、汚れたものを、干して、また使おうと、自分で判断したりしてしまう。
今日はここまでで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

効果は?

2009-09-17 18:57:54 | 農作業
9月17日(木) 

連れ合いは、月に一度の上京。朝食後、出かける。
昨日残した、不織布のべた掛け。これで、発芽した、ダイコンや、菜花の新芽を、飛来害虫の食害から防ぐ。ただ、虫には、地面の中に、幼虫やさなぎで居たり、産み付けられた卵があったりする。このような害虫は、防ぐことができない。今回は、透明マルチで、一月以上覆っておいたことで、太陽の光と熱で、かなり高温になったはず。その効果が、優れてあれば、かなりの確率で、殺虫しているはずだ。結果はどうか、楽しみでもある。
この効果がかなりあるとすれば、熱処理マルチを増やして、いろいろの野菜に応用していける。ただ、透明ポリマルチシートが、かなりの量、廃棄物として出てしまう。これがまた問題になる。とにかく、こんな、迷わせられることが多い。
明日は、午後から、雨になる予報。適度な水分補給程度の、雨らしい。そして、再び、秋晴の晴天が続きそうだ。よい日が続き、野菜たち、よく育ってくれそうだ。

畑の刈り草の焼却。さつま芋掘りを少し。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夕暮れ

2009-09-16 19:08:22 | 農作業
9月16日(水) 

小雨は、一晩中降っていたようだが、日の出のころには、止んでいた。この雨を、恵の雨にと、一日、畑仕事。
透明マルチの下で、乾いていた畝は、程よく雨を吸いこんで、湿っている。ダイコン、菜花、カブ、菜っ葉類の播種。いずれも、シーダーテープに加工済み。播種作業は手間取らない。
防虫の為、不織布をべた掛けするのだが、畝間には、草が発芽して、小さな緑の点々が目立ってきている。予定はしていなかったが、管理機で、中耕しておこうと思った。不織布をかけてしまうと、脇を土をのせて押さえるので、中耕しずらくなる。野菜が、ある程度育って、不織布を撤去するころには、草は伸びすぎて、中耕の効果は薄くなる。今日は、余分な手間だが、やっておけば、後々、助かることになる。
早めに、昼上がりをして、管理機を用意する。
午後は、再び畑。ニンジン畑なども含め、全体を中耕徐草。その後、不織布をべた掛けするが、これは手作業。40mの畝に、伸ばし広げて、脇のところどころを土で押さえておく。その後、鍬で、土を寄せて、全体を抑える。私の苦手な、腰の痛くなる作業。
予定の五畝ができず、二畝を明日の仕事に、残してしまった。
家路につくのは、6時近く。もう、日も沈み、うす暗くなっている。夕暮れが、だいぶ早くなってきた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホームセンター

2009-09-15 18:48:43 | 暮らし
9月15日(火)  ときどき 

予報以上に、天気は悪くなる。弱い雨だが、ほぼ一日、降ったり止んだり。短時間なら、濡れるほどではないが、種蒔作業はできない。作業は、シーダーテープに加工している種を蒔く予定だった。このテープは、水溶性。水にぬれると弱くなり、切れてしまう。でも、この雨がもったいないから、太陽熱処理透明マルチを剥がし、畑土に水分を含ませることにする。一時間ほど、畑に出る。
その後は、籾すりした米を保冷庫に移動したり、精米作業。

連れ合いと、こんな天気だからと、ちょっと離れたところにある、ホームセンターに買物。車で、一時間ほどのところにある、かなり大きな店だ。農業、園芸、建築関係など、ほとんどの資材も含め、種類も、量も豊富に販売している。
半島の中央を走る山脈を横断して、内房側に出る。(といっても、標高は、300mにも満たない山々だが) ちょこっと行ってくるというには、ちと遠い。必要なものがある時、まとめ買いをしてくることになる。
刈払機の私が使っている、8枚刃はここでしか販売していない。農機店にも、8枚刃はあるが、それは、メーカー品で、倍以上の金額だ。それで、一年に一度くらいは、ついでを見つけて、購入に来る。今回は、種ニンニクを買いたいと云うので、それをついでとする。種ニンニクは、どこでもあるが、少量単位で、高いし、種苗店に注文しても、価格は、倍近くなる。安ければよいという訳ではないが、越したことはない。
刈払機の刃は、20枚ほど購入。一年から、2年近くは、これで間に合う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マルチ片づけ

2009-09-14 21:04:24 | 農作業
9月14日(月) 

一日、畑仕事。
野菜を作るのに、黒ポリマルチは欠かせない。農業にビニールやポリなどの化学的製品は使わない、と、徹底的に自然農法的に、やっている人たちや、グループもある。しかし、私たちには、とてもできない。以前、何度か、いろいろやってみたことはある。しかし、ことごとく、多年生の草が増え、失敗した。
以後は、黒マルチは、必需品の資材である。しかし、畝間は、土が露出している。ナス、トマトなどの、長期収穫するものは、畝間に、藁や、刈り草を敷き、草を抑えている。管理機で中耕したり、籾殻を敷いたりで、抑草もする。
しかし、それらができなかったり、手を抜いたりで、草に勝たれると、夏草の時期はどうしようもなくなる。夏草が生い茂り、畝のマルチもみえなくなるほどになる。そうなると、片づけ、撤去が、大仕事になってしまう。
そんな作業に、一日かかる。
刈払機で草は刈ってある。でも、マルチを張ってあるから、それを切らないように、気を使いながらの仮払い作業。そして、脇の土をよけながらの、マルチ剥がし。なんとも、気づかいする、消耗作業。
草を抑え、野菜を育ててくれるマルチ。しかし、治作の為には、なんとしても、撤去しなくてはならない。なんとも、相反する気持ちで、一日過ごす。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

B S

2009-09-13 21:18:26 | 暮らし
9月13日(日)  のち 

夜の間も、しっかり振ってくれたようだ。降り始めからは、30㎜を超える雨量だったと思う。畑に行く。畑の土は、しっかりと雨を吸って、深くまで、湿っていた。発芽するには、十分な水分の、供給になってくれた。タマネギの苗床には、念のため、太陽シートを被覆。水分の蒸発を防ぎ、確実に発芽させることにする。
午後は、Gさんに依頼されたコメの籾すり。Gさんが、籾袋を開け、籾すり機に入れる。私は、機械を見ながら、出来上がった玄米の袋を縛り、積む係。自給用米作りだから、8表ほど。一時間くらいで終わる。

液晶テレビを据え付けたのは良いが、わが家のあたりは、デジタルの電波をキャッチできなかった。県道の方はデジタルが入るのだから、ちょっとした塩梅なのだろうと、電気屋さんに来てもらい、調査してもらった。
アナログ終了時には、全国津々浦々、デジタル電波が覆っているはず。そのために、ここでも、向かいの南の山頂に、電波塔ができるという話は、だいぶ前から聞いていた。電気屋さんに、「それ、本当だよね」。電気屋さん、「ええ。今、地デジを見ようとすると、性能のよいアンテナや、増幅器など、かなりの投資になります。待った方が、利口ですよ」と、正しい回答。
という訳で、しばらくは、地デジは見れない。
連れ合いは、韓流ドラマファン。地デジより、本当は、BSが欲しかったわけ。BSと地デジの違いもわかってはいないのだが。私は、どうでもよいけれど、せっかくデジタル受信が可能になったからには、アナログでない絵を見たいとの思いもあり、「BSをいれる?」。「入れたい」、ということで、パラボラアンテナの取り付け工事を依頼した。
その工事が、今日。私たちが、籾すりをやっている間に、アンテナがとりついた。
旅行でホテルなどで見る、画像と同じ、デジタルの画面は、やはり、きれいだった。チャンネルが増え、私たちから見ると、どうにも見れないバラエティにチャンネルを置く必要がなくなり、よかった。
しかし、籾すり後の一服時に、連れ合い。
「折角、BSを入れても、見たい韓流ドラマは見れないよ」
「どうして?」
「あんたの見てる、官僚たちの夏と、おんなじ時間!」
「別に、いいよ、見なくても」
という訳で、今、居間のアクオスは、はるか隣の国のドラマを流している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

共同作業

2009-09-12 20:58:12 | 暮らし
9月12日(土)  いちじ 

共同作業は、道路の草刈。この26日は、地域のお祭りである。祭前に、草刈をして、気持ちよく迎えようという、役員の計らいである。午前中の作業だ。
午後は、ハウス内に、シュンギク、ホウレンソウを種蒔。不織布で防虫。
今日の雨、思ったより降ってくれた。昼近くから降り始め、時間は短く、断続的ながら、十分湿らせてくれたようだ。夕方までに、約20㎜強。県内では、最も雨量が多いとの気象状況を見て、一安心。さらに、今夜も、断続的に降る予報。水かけはしないで済みそうだ。

所で、共同作業について。
農水省の、農村地域の環境保全のための補助事業として、土地改良区(という団体)に、活動に対して、予算がついたことは、以前に触れた。道路、水路の、周囲の草刈等を共同で行った場合、参加した人には、日当が支払われるようになった。それが、三年目に入ったと思う。今年も、今日は、三度目の作業である。
しかし、その参加者が、減ってくる傾向にある。私たちの集落単位は、15軒ほどだ。その中で、作業に参加すべきで(強制ではないが)、かつ、出来るのは、10軒位なのだが、参加者は、5名だった。
集落の環境維持としての、共同作業なのに、なぜ、参加者が減る傾向なのか。
いろいろな原因はある。農業者の絶対数の減少。兼業者の勤務の正規化。若い人たちの、共同作業に対する意識の変化。等々。
その中で、一つ考えられるのが、共同作業に対する日当の問題もあると思う。地域の作業に参加するのは、良し悪しは別として、住む人たちには、何らかの義務感があったと思う。少なくとも、参加できないときには、後ろめたさがあった。作業しているみんなに、「申し訳ないな」という気持ちがわいていたはずだ。
しかし、今、共同作業の参加者は、日当が払われる。参加できない(参加しない)人にとって、「俺は、日当を貰わないのだ」という意識が生まれる。それが、参加できなくて、申し訳ない、という気持ちから、日当を貰わないのだから、出なくてもかまわないんじゃないかという気持ちに変わる。
参加者は日当。不参加者は日当なし。だから、両者とも対等、という発想に変わっていく。地域の共同体的作業が、限りなく、賃労働的作業に変わっていく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

播種

2009-09-11 21:02:48 | 農作業
9月11日(金)  ときどき 

予定通り。ただ、少し違うのは、認知症の母のこと。どうにも、めんどくさいし、いやなのだが、これから先、ある程度、やることになったこと。そのことは、またいつか、ふれることに。
早くから畑に出る。タマネギの苗作りの為の、種蒔。早稲種は、テープに加工してあるから、楽に播種できる。ただ、極早稲や、最近では、超極早稲の品種は、量が少ないから、手蒔き。タマネギの種は、ごつごつした、何角形。非常に、蒔きづらい。
ニンジンは、ほとんどが、シーダーテープ。快調に播種機を転がしていく。が、なんと、土に埋められているはずの、テープが、見事に、土の表面に白い線を描いている。何かの原因で、引っ張る力が強かったから、覆土されたテープが、張力で、土から浮かび上がってしまった。手で、土を被せるのは大変と、テープをもう一度、リールに巻きなおし、注意しながら、やり直し。
こんなことをしながらも、午前も、午後も畑仕事。思い描いていた、作業は、すべて完了。連れ合いは、午前中、葱の苗の定植。明日の雨の、お湿りを期待して、今日一日、よくやったねと、喉を潤しながらの天気予報。えっ!、ほんとに、期待していいの。
トラックの荷台の、ローリータンクが目に浮かぶ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨?

2009-09-10 18:42:40 | 農作業
9月10日(木) 

雲ひとつない快晴。湿度も低く、快適。日差しは強く、暑いくらいだが、汗をかくことはない。

昨夜、9時過ぎころだろうか、突然、何の前触れもなく、雨音が聞こえる。外は、真っ暗なので、前触れがあっても、わからないだろうが。はっきりとした音なので、大粒の雨だろう。車の窓も閉めたと、記憶しているし、雨にぬれて困るようなものは出ていないはずと、放っておく。
朝、外へ。アスファルトも、庭の土も、しっかり湿っている。草の葉の上にも、水滴がいっぱい。1~2㎜位の雨量はあったのだろうか。畑にも、少しは役に立ったかも。
その上、天気予報は、土曜日に傘マークがついた。
「よし!、明日は種蒔だ。土曜の一雨を利用すれば、水撒きをしないでも済みそうだ。」と喜んで畑に行く。
今日は、草取りと、草刈。午前中の草取りでは、昨夜の雨が残っていて、手は、土でべっとり。
夕方は、明日の、種蒔きの為、太陽熱処理の透明マルチをはがす。
タマネギ苗床、ニンジン追加分、ホウレンソウなどを予定する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする