畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

害虫

2009-09-09 19:20:45 | 農作業
9月9日(水) 

予報は変わり、曇り空。午前中は、どんよりした空から、パラパラ。しかし、畑の役に立つほどではない。
午前中は、畑の片付け。草刈、草取りなど。
午後は、ハウス内の、インゲンの蔓などを片付け、きれいにする。秋のインゲンの為に、耕し、ネットを張りなおす。ハウスの中は、キュウリ、パプリカが実をつけている。今はまだそれほどでないが、これから、夜盗虫、オオタバコガなどの幼虫が発生する季節になる。これらが、発生すると、どうにもならないほどの、被害を受ける。大発生にならなければよいが。
畑でも、これから蒔く、ダイコンなどの野菜は、多くの害虫がいる。彼らは、10月くらいまでは、活発なので、防除しなければならない。種蒔をしたら、不織布で覆い、虫の飛来を防ぐ。育苗も、防虫ネットのトンネルの中で行う。畑に定植したら、やはり、防虫ネットのトンネルだ。
これからの野菜は、ほとんどが、ダイコンなどと同じ仲間だ。害虫は多く、共通する。ホウレンソウ、シュンギク、レタスなどは、比較的に、虫害は少ない。でも、早く蒔きすぎると、やられてしまうので、蒔き時は、大事だ。
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雨乞い?

2009-09-08 19:21:52 | 農作業
9月8日(火)  いちじ 

昨日の予報は、一日雨。今朝は、少し変わったが、午前中は雨。
しかし、雨は、朝のうちパラパラしただけ。うっすらと日も射してくる。それでも、午前中は、数回、パラパラしたが、アスファルトが、うっすら湿っただけで、地面は、雨を吸う間もなく、終わってしまった。台風が、かなり離れて通過したため、雨雲も、海の上だけで終わったようだ。昨日まで、大慌てで、雨降り前の作業を終えて、期待していたのに、肩透かし。
先の台風の雨から、もう一週間も、雨らしい雨はない。その上、週間予報でも、傘マークはない。台風で、ダメージを受けたニンジンも、回復できそうなところは、回復してきた。ジャガイモも乾いた土の中に、落とされたまま。どちらも、水がほしいころ。
そろそろ、秋、冬野菜の種まきも近付く。タマネギの、苗床播種もすぐだ。このままだと、雨乞いが必要になるかも。

雨が降らなかったので、刈り取りの終わった田んぼの耕起。オモダカという多年草が、増えてきた(除草剤は使っているが)。今の時期に、再生を押えることにより、抑草効果があるので。こちらは、乾きを歓迎しながらの作業。相反する、複雑な気持ち。
その後は、さつま芋の収穫。畑の草取り。
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ゆく夏

2009-09-07 18:48:46 | 暮らし
9月7日(月)  いちじ 

明日は台風の影響で、一日雨になる予報。雨の前に、やっておきたい事。稲藁の収納と、畑の刈り草の焼却。
朝から田んぼに出る。昨日に引き続き、藁を集めて結束する。午後も続け、40束弱、軽トラ一台と半分ほどを、収納、屋根の下に入れる。
4時近くなり、急いで畑に。刈り払っておいた草は、よく乾いている。適度に集めて火をつける。よく燃えて、草だらけだった畑は、きれいに、灰に覆われ、黒っぽくなる。耕して、冬野菜の準備をしなければ。

田んぼで、藁を集める作業をしていて、ふと気付く。昨日は、暑く、汗でべっとりになったが、今日はそんなことはない。うっすらと汗ばむほど。耳に入る蝉の声も、ミンミンゼミと、ツクツクボウシ。心なしか、さびしく聞こえる。もう秋が交代したようだ。
私たちの地域は、稲刈が済むと、夏が終わる。しかし、稲刈は、秋作業なのだ。
「秋は終わったかい?」などの会話に、現れている。
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稲藁

2009-09-06 19:17:26 | 米作り
9月6日(日) 

午前中は、藁の回収。
今の稲刈は、コンバインで刈り取りと脱穀を同時に行う。稲藁は、カッターで裁断し、排出する。長いままだと耕す時に絡みついて困るから。そして多くの農家は、田植の時に、腐っていない藁が、浮き藁となり、じゃまだからと、火をつけて燃す。稲刈後の晴天の農村は、田んぼの藁燃しの煙が、たなびく風景が良く見られる。
私は、藁は、田んぼの土作り、有機物の投与になるから、燃すことはしない。また、藁は、イモ類の貯蔵や、畑の敷き藁等に貴重な資材である。それで、一部、といっても、10a分くらいだが、裁断しないで、長いまま落としておいて、乾いたところで、収納している。あれば、いくらでも欲しいのだが、回収する手間と、収納する場所の関係で、10aほどにしている
コンバインが走りながら、落とした藁だから、田んぼ一面に広がっている。一応、整然と落ちているのだが、それを集めて、束にして紐で縛る。一抱えくらいづつ、まとめて縛るのだが、腰をかがめながらの作業で、しんどい。20束ほど、軽トラック一台分、収納する。

昼からは、来客。飲食店を開こうと準備中の若者、三名。野菜、たまごのことなど話、畑も案内する。
夕方は、籾すり。乾燥機内の籾を玄米にする。
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総括

2009-09-05 19:14:20 | 農作業
9月5日(土) 

秋ジャガイモの植付。昨日、耕しておいた畑。綱を張り、石灰や油粕を散布。管理機のロータリーの後ろに、培土機(溝切)をつけ、肥料を土に混ぜ込みながら、種芋を植える溝を切る。籾殻クン炭を溝に撒いて、種芋を置いていく。鍬で、土を被せ、植付は終わる。
初夏に収穫したジャガイモから、貯蔵しておいた種芋、30kg強を植える。40mくらいの畝が5畝出来る。

今年の稲刈は、台風をはさんで、前半は、Kさんに籾袋を運んでもらい、3日間。30日は、受託の籾すりと、出来上がった米の運搬。後半は、実演機を借りて、グレンタンクで、機械による籾の運搬で、3日間。私は、力仕事をほとんどしないで、稲刈を終えた。今年は、疲れをためずに済んだ。
右手のしびれが出て以来、米の収穫は、かなり疲れて、終わった後も、疲労が残るようになっていた。とりわけ、昨年は、わが家では、例年の2割近く多い収穫だったこともあり、疲れは尾を引いていた。秋から冬、そして春にと、3シーズンも、本来の自分ではないようだった。ずっと疲労感があり、どうにも気力が、出ないような日々が多かった。
もしかしたら、うつ病って、こんな感じから始まるのだろうか、などと思ったこともあった。そんなことには、最も縁遠い人間だと、思っていたのに。
その原因が、収穫時の疲労の蓄積と、それを解決するための設備投資には、最低でも、300~400万位かかることとの、どうにもならないジレンマからだった。だから、田植え後に、今年の方針を決め、Kさんに応援を依頼したことにより、状態は、少しづつ良くなってきた。そして、この収穫を終えて、元に戻った。
今年は、疲労もなかったこともあり、早速に、ジャガイモの植え付けも終わらせた。ゲンキンなものである。
前記のように、稲刈の、実質の作業は、ほんの一週間。一年に、たった7日、70時間くらいしか動かすしかない機械の金額が、何百万。矛盾を感じながらの、農業生活だ。(当然、田植の時の機械、田畑の準備をする機械、これらも、同じような金額で、耐用年数が、何十年もあるわけではない。)
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刈り収め

2009-09-04 19:46:56 | 農作業
9月4日(金)  いちじ 

昨日、3日はが降る予報だったが、一滴も降らない。空で、時折、明るい曇りにもなる。それで、刈り取りを強行。夜、7時過ぎまで、田んぼで、機械を動かし、刈り終えた。今年の稲刈は終わり。じゃなかった。無農薬で作っている一枚、10a強の田んぼの稲刈は、20日ほど後だ。でも、とりあえずの稲刈は終わった。

今日は、さらに天気は回復。今まで、焦ったのはなんだろうと思いながら、コンバイン等の機械の引き上げ、農機店から借りていた、グレンコンテナの返却。午後は、畑のロータリー耕。一息つく間もなく、畑が呼んでいる。そんな一日。でも、気持はのんびり。
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実演機

2009-09-02 19:44:52 | 農作業
9月2日(水)  のち 

昨日、9月1日(火)は、 ときどき  だった。
昨日の台風の雨は、夜も降り続き、かなりの雨量だった。朝から、青空だが、稲の葉っぱは、雨粒が残り、とても刈り取りできる状態ではない。田越しで、水が流れる、基盤整備していない田んぼは、大きく水がたまり、水手からは、水が流れている。午前中は仕事にならないので、田んぼを見て回ったり、午後からの刈り取りの準備。
午後、台風一過の蒸し暑い気温と、太陽の下、刈り取り作業。
が、今までと大きく違う。田んぼの中を走るのは、新品の、グレンタンク付きのコンバイン。軽トラックの荷台には、刈り取った籾を運搬する、グレンコンテナ。
農機販売店から、実演機を使ってみないかという話があった。実演機とは、新しい機械等の場合、その機械を、実際の圃場で、動かして、その作業性などを、見せ、宣伝することで、その機械のことを言う。そして、その実演機は、圃場で、作業したから、実際価格より割り引いて、販売することになる。
しかし、最近は、実演機といっても、何人かの農家に、試乗てみてもらうだけのような、販売戦略になっている。新しく、機能の優れた、機械に試乗し作業すれば、今までの機械より楽なのは当たり前。とりわけ、重い収穫物を抱えて運ぶ必要なく、スイッチ一つで、コンバインから、コンテナに移してくれる。作業場に運んできても、小さなコンベアをカチャット接続し、あとは、スイッチ一つ。車から乾燥機に、籾を入れてくれる。
私はと言えば、その間に、昼飯を食べて、コーヒーを一杯。運転するだけが、稲刈作業。歳をとると、体がきついと、後を引く。楽な方へと流れざるを得ない。
農機店の社員曰く。「売れていますね。やはり、歳をとっても、米作りをやりますからね。」
私も、その農機店の、販売戦略に巻き込まれるのだろうか。

と云う訳で、昼からは、新しい機械の試運転で、稲刈。機械メーカーも違うし、操作法も違う形式。最初は、少々戸惑いながらの運転。慣れるに従って、いろいろの機能や、作業性が、よくなっていることに感心。
遅くまで、田んぼにいて、帰りが遅くなり、、、、、、。

今日は昨日とは変わり、朝から曇り空。気温も低く、吹く風も冷たいくらいの、どんより空。が何とか、持ちそうなので、昨日に続き、刈取り。機械にも慣れてきたので、快調に、仕事できる。早めに予定を終わらせ、機械を掃除して帰る。
夕方には、霧雨のような雨が降り始める。

残りは、あと2割弱。うまくすれば、一日で終わるが、そらもようが?。
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