畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

猫の眼天気

2009-11-20 18:52:15 | 農作業
11月20日(金)  のち 

昨日とは打って変わって、朝から雲ひとつない晴れ。それほど冷え込みもない。日中は暖かいくらいだ。が、昼過ぎたころから、雲が広がり、夕方は、曇り空に。今夜間は、また、弱い雨があるかもしれない、とのこと。明日は再び晴れて、その後、日曜、月曜は、雨が降るという。
畑は、水分たっぷり。砂混じりの畑でも、根菜類は、泥だらけ。そんな畑で、収穫。ヤマイモ掘りは、スコップに土がくっつき、重くて困るほど。まして、ゴボウとなると、それ以上。少しだけ掘って、中止する。他に、ヤーコンも初収穫。ニンジンは、引っこ抜くだけ。雨で、土が柔らかいから、逆に楽だ。冬の乾いた固い畑では、引っこ抜けずに、葉っぱが、根元からちぎれ、スコップを使わざるを得ないこともあるから。
午前中は、昨日雨で、出来なかった、夏野菜の、支柱のかたずけ。500本ほどを引き抜く。快晴の下、汗ばむほどだった。
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冬籠

2009-11-19 19:03:40 | 暮らし
11月19日(木) 

どんよりとした空の朝。天気予報は、午後から雨。またかと思いつつも、午前中くらいは、作業できるだろうと、畑に向かう。時折、細かい雨粒が、フロントガラスに落ちてくるが、濡れるほどでない。空も、雨を降らすような雲ではない。
畑に着く。寒いので、軍手をはめて、さあ、支柱をかたずけ用と、歩き出す。タイミングを見計らうように、パラパラ、パラパラ、雨粒が大きくなって、落ちてきた。あわてて、車内に戻り、様子を見る。しばらくで、小降りにはなるが、止む気配はない。むだをしてしまったと、車のエンジンをかける。
作業小屋で、少し手を付けるが、なにしろ寒い。居間に戻り、ストーブを付ける。雨は本降になってくる。もう、しょうがない。冬籠りを決め込む。気温は、朝より下がり、8度を切るほどになっている。真冬でも、こんなことは、めったにない。何もしないで、昼飯。雨は上がらない。少し、パソコンでもと、事務部屋に行くが、ここは暖房の準備をしていない。居間に戻りつ、なので、何をしたのやら。
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片づけ

2009-11-18 19:03:50 | 農作業
11月18日(水)  のち 

朝には、雨は上がっていたが、かなり降ったようだ。水溜りが、大きい。その上、なかなか晴れてくれない。前回の、出来上がったクン炭を袋に詰めて、再度、クン炭づくり。今年の籾殻は、これで、ほとんどクン炭になった。去年までの籾殻は、まだあるが、雨ざらしになったものも一緒なので、湿っている。これは、直接畑に撒くことにする。
何年も片づいたことのなかった、籾殻の山。今年は、一度、完全になくなることとなる。
その後、ソラマメ畑。残っていた、畝に50本位植え付ける。雨量が多かったので、、畝間を歩くと、足が沈むほど。長靴には、泥がくっつき重くなる。3本ほど、根切り虫にやられている。が、土がグチャグチャの為、虫を探せないので、補植は後日に。
午後は、収穫の終わった、夏野菜の畑。今年は、片づけを怠らず、すぐにやろうと決意している。毎年、夏野菜の片付は、後手後手になってしまう。寒くなるから、後日、後日と、送ってしまう。そのうち、もう春の準備の季節になり、中途半端なまま、今年のように、夏まで放ってしまうことも、まれにある。なにしろ、夏野菜は、支柱や、アーチなど、資材を片付けてから始める。大きく育った。ナスや、オクラの株(木)を引き抜き、マルチの撤去。と、結構手間暇がかかる。
今年は、先手、先手で行こうと、出かける。
まずは、周囲の草刈から、始める。久しぶりで、刈払機を背負う。約二時間。草刈作業は、シャツが濡れるほどの、汗をかかせてくれる。日が傾くと、ひんやりしてくる。急いで、帰路に。
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お下がり

2009-11-17 17:39:28 | 農作業
11月17日(火) 

明け方から、パラパラし始める。半日くらいは、外仕事ができるかと、思ってはいたが、裏切られる。雨が多い。おかげで、ソラマメや、タマネギは、植えてもすぐに、活着してくれる。特に、タマネギは、例年は、植えてもしばらくの間は、しんなりとマルチの上に葉をたらしているが、今年は、すぐに、ピンと立ちあがっている。こんなことは、ほとんどなかったが、生育や、出来にどんな影響があるんだろう。
作業場で、明日の出荷の準備。それも半日で終わる。午後は、手持無沙汰。作業着などの衣類の整理。もう着れないような衣類を、ゴミ袋に一つ、引っ張り出す。よくもこんなにしまいこんでおいたものだ。
移住して以来、作業着や、普段着は、いろんな、友人知人から、もらった衣類を利用していた。会社勤めや、通勤などでは、使えなくなっても、農作業や、部屋着としては、使えるものは多い。それらを大量に譲り受けていた。
その上、体型が、全く変わっていないのだ。(さすがに、このところ、ウェストが少しばかり膨らんできたようだが) 物持ちが良いから、礼服などは、今も、結婚時のものを、使っている。そんな訳で、めったに着ることのないスーツなども、この30年ほど買ったことがない。頂き物の、お下がりで、充分間に合い、一度も通していない、新品のようなものまである。
そうした頂き物の、作業着。着古して、少々すり切れそうになっても、しまいこんだままのものを、整理した。セーターなどは、着ないまま、ゴミ袋行きになったものも。しかし、充分に、リサイクルは、したものだと、思う。
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タマネギ定植

2009-11-16 17:54:34 | 農作業
11月16日(月) 

作業をしている時の、手の冷えや、痺れで、秋も深まったなと感じる。午前中、タマネギの苗を取り、植付をしていて、指先がしびれるように感じ、車のエンジンをかけ、ヒーターで、温めた。この秋、雨降り以外では、初めてだ。
10時を回るころには、薄日が射すか射さないかくらいで、暖かくなり、以後は、冷たく感じることはなかった。タマネギを1000本ほど植え付ける。これで、早生種は、植え終わる。中生(晩生)は、一週間ほど後に植えることになる。
ニンジンを収穫し、四時過ぎに帰る。一服し、コーヒーを飲み、ニンジンの葉っぱを落とし、今日の作業は終わりにする。
暗くなると、冷えてくる。しかし、この寒さも、平年より暖かい、暖冬気温らしい。今、風呂を沸かしながら、綴っているが、こんなに早い時間に、いいのだろうか、などと、思ってしまう。
あっ、薪をくべに行かなければ。
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孫?

2009-11-15 18:47:23 | 暮らし
11月15日(日) 

晴れるが、風が強い。南風だから、寒くはない。かなりの雨だったので、庭の土はグチャグチャ。畑行きは中止。クン炭を作ったり、籾殻を袋詰めにしたり、あまり仕事をしない日となった。

私たちには孫はいない。一人娘は、子供は産まないと言っている。我が家に遊びに来ていた、子供たちはたくさんいた。その、彼ら、彼女らからも、結婚とか、出産とかの話は、あまり聞かない。
コウヘイだけは、だいぶ前に結婚し、連れ合いは、式に出席した。子供もいる。最近、音沙汰ないが、だいぶ大きくなっているだろう。
こないだ、大工のメグから、子供が生まれたと、連絡あった。久しぶりの、そして、二人目の、孫?。
私たちの周囲を見るに、少子高齢化は、確実に進んでいる。

わが家に通っていた子供たちに!!大公開。

メグの子供 生まれたばかり (9/20 のメール)
メグのコメント 「おっさんみたいな女の子」


一か月少したった (11/1 のメール)
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道の駅

2009-11-14 18:30:55 | 食、農への思い
11月14日(土) 

前に、道の駅のことを書いた。農家の人たちが、野菜などを販売する、地元の農産物のコーナーは、どこにもある。それ以外にも、農産物直売所などが、あちこちで、人気があるようだ。これらの、農産物のことを、考えてみたい。
農産物の直売所は、それを運営している会や、個人の考え方が、農産物にも反映されている。並べてある農産物などの、説明を見れば、大体は判る。
道の駅とか、観光客相手の物産館なども、運営方針がはっきりしていれば、農産物の素性も、ある程度は、信用できる。しかし、中には、販売だけを目的とするようなところもある。山間の温泉などに行ったときに、地元農産物と云って販売している所で、輸入農産物を見ることもある。たとえば、ゴマや、雑穀類など、ラベルの隅に小さく、原産国が書かれていることもある。また、全く表示のないものもある。蕎麦などでも、粉の産地が分からないものなど、少なくない。
さて、地元の農家の新鮮野菜だが。これも少し疑った方が良い。産地は、大丈夫。地元である。問題は、どう作られたかである。
最近は、農協や、市場への出荷に関しては、生産履歴について、かなり厳しくなっている。特に、産地物は競争もあり、農薬の使用などは、かなり厳しくなっているようだ。
新鮮野菜コーナーは、どうだろう。ここにも、生産履歴等をきちんと管理している生産者もいる。と同時に、その辺のことにあまり関心のない生産者もいる。そして、大量に生産することなく、販売する農家同士の競争もある。見た目のきれいさは、「大事な」判断材料。少しでも虫に食われないように、神経を使う。そうした時に、ちょっと余計に、農薬を使いすぎる、と云うことはないだろうか。
自家用だけで、野菜を作っていたときは、わざわざ、農薬を買う必要はなかった。しかし、自分の野菜が、他の農家と一緒に、並ぶとなると、どうだろう。
道の駅や、物産館が、生産者の元気を、刺激する面はある。同時に、こうした矛盾も生み出すと思う。

雨なので、出荷作業。早めに終わり、のんびりしていた。レンコン団子を作る。これから、油で揚げて、一杯飲むのだ。
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クン炭効果

2009-11-13 18:45:07 | 農作業
11月13日(金)  のち 

曇り空が、一日持ってくれた。雨は3時過ぎに、霧雨が降り始め、暗くなるころから、本降になる。一日儲けもので、畑仕事。
収穫は、ヤマイモとキクイモ。タマネギ、ソラマメの定植。タマネギ、ソラマメの植えたところに、クン炭を撒く。
黒マルチを張って植えてあるが、植えるところは、当然穴があいている。土が出ている。土の中には草の種がある。そして、生えてくる。特に、タマネギのように、葉が茂らない野菜の場合、日当たりが良く、発芽しやすいし、影にならないから、生育もよい。ほっておくと、草に負けてしまうから、草取りをする。
クン炭を撒くと、穴部分に、クン炭が敷かれるようになり、炭だから黒く、マルチ代わりに、土を覆う。黒ポリほどではないが、草の発芽を、抑制してくれる。他にも、クン炭の効果はある。炭や、灰は、害虫の忌避効果があるといわれている。土の表面が露出しないから、敷き藁などのような、緩衝作用があり、根に良い。その上、炭は、土壌改良材でもある。一石何鳥もの役割をしてくれる。
ソラマメ畑では、20本ほどの苗が被害を受けていた。半分は、根切り虫。土の中にいる、蛾の幼虫が、苗の地際から食害する。そのため、10㎝ほどに育った苗は、食いちぎられて、倒れている。土を掘りながら、虫を探して、潰してから、新たな苗を植え直す。もう半分は、きっと、烏だ。彼らは、苗に残る、豆部分を食べるし、遊び半分に、苗を引き抜き、放り投げたりする。これらも、しんなりと、枯れかかっているから、苗を植え直す。
ほぼ、一日降らずにいてくれたので、予定していなかった作業ができ、ラッキーだった。本当に、儲けものと云う感じだ。
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老老介護 未来図

2009-11-12 19:19:59 | 暮らし
11月12日(木)  のち 

朝の一こま。
今日から、母は、ショートステイに出かける。何時ものように、目覚まし時計代わりに、声をかけ、パンツを変えさせる。今夜からしばらく使わないシーツや、パットを外し、洗濯機に。ついでに、パジャマも洗濯機に入れるように、云っておく。
30分ほどして、食卓についたので、水洗いだけと思い、洗濯機に。パジャマが出ていない。部屋に入り探すが、どこにも見当たらない。間々あることだから、もしかして、脱がないままに、上着を着たのではと思い、声をかける。
「パジャマはどうしたの」
「出しましたよ」
「どこに」
「確か、洗濯機の中に」
「出てないから聞いてるんだよ」
「確かに、出したんだけど」
「着たままじゃ、ナインかよ」
「着てなんかいないですよ。脱ぎましたよ」
連れ合いも加わり
「着てはいないよ」
食事を中断した、連れ合いも加わり、朝から、探し物。パジャマ!、パジャマ!。
母の部屋、隣の物置部屋、箪笥部屋、縁側、机の下ものぞきこむ。もしかして、トイレの中か。ない、ない。見つからない。
大海原ではない。限られた空間。
「そのうち出てくるわよ」
と連れ合いは、食卓に戻る。
腑に落ちないでいると、思いついたように、連れ合いは、布団部屋に。パジャマを持ってくる。
「なに?」
「洗濯したパジャマ」
「えっ!!」
「昨日、洗濯したの」
「じゃあ!」
「昨日、寝るときに、パジャマを出してやらなかったの」
そういえば、昨日朝、シーツは濡れていなかったが、パジャマは少し湿っていたので、洗濯にまわしたのだった。しかし、このところ、シーツとパジャマは殆ど、セットだったので、シーツの代えを出さなかったので、パジャマのことは、すっかり、頭から抜けていたのだった。

寒い一日だった。午前中は、霧雨のような雨が残った。
ごごは、畑に行き、ニンジンの収穫。タマネギの定植。
あまりに冷えたので、私は、二時間ほどで引き上げる。連れ合いは、夕方まで頑張り、かなりの数を植えてきた。
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内視鏡検査

2009-11-11 18:47:39 | 暮らし
11月11日(水) 

雨はいつから降り始めたかは、わからない。しかし、真っ暗なうちから、雨音はしていた。かなりの雨量だ。
大腸の内視鏡検査の為に、病院に行く日だ。早い内から、出荷の準備をして、9時過ぎに家を出る。雨は、強まったり、弱まったり、断続的だ。こんな天気だから、屋外駐車場は止め、タワー駐車場に入る。誰もがそう思うはず。いつも満車に近い時間の上、この雨。空きを求める車は、だらだらとつながる。こんな時、便利なのは、軽のトラック。しかも古いときては、少しぐらい傷を付けても平気だ。柱の脇の、狭い軽専用スペースがあいている。しかも、隣の車の止め方が見事で、突っ込むには、勇気のいるほどの広さだ。無理やり突っ込むが、数回の切り返しを必要とした。後続車を待たせ、無事駐車。この混雑の中、空いているわけが良く分かる。
まず、恒例の、血液検査。その後、内視鏡検査の待合室。まずい洗浄薬液を飲む。二時間以上かけて、2Lを飲む。一時間ほどすると、もようしてくる。朝飯は食べないし、昨夜も、あまり食べないでおいたからか。最初から、水状だ。4~5回通い、最後は、ほとんど水のようになる。もう何時でもよいのだがと、待つが、なかなか順番が来ない。呼ばれたのは、3時間もたったころ。
準備をして、さらに待つこと一時間。やっと、大腸の内壁を目にできた。何度かやってはいるが、きれいなものだと思う。ピンクのような、赤いような、生きている色だと思う。実際の検査は、約30分。前回は2年前。小さなポリープが、2個あったが、悪性ではなかった。今回、それはそのまま、大きくはなっていないとのこと。しかし、そのほかに、何個か、2㎜以下の小さいポリープが、出来ているとのこと。それも、心配する必要なし。
まあ、一年半起き位に、検査したらどうですか? で、一日、終わった。帰宅したのは、四時近く。一日、大きなコンクリートの中にいたので、気にはならなかったが、帰路見る田んぼは、水の溜まっている所が、多かった。


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