畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

通雨

2009-11-07 19:14:39 | 農作業
11月7日(土) 

「雨だ!」と目が覚めた。真っ暗。時計を見る。三時を指している。はっきりと、雨音が聞こえるほどの雨だ。
台風の強風や、雷が鳴っても、めったに目を覚ますことがないのに、なぜか目が覚めた。
今日は、ソラマメ用の畝を立て、マルチを張る作業を、予定していた。先日、トラクターで耕した時、まだ水分をたっぷり含み、土はサラサラにならなかった。粘土質で、高畝を作りにくい畑なので、出来るだけ乾燥した状態で、作業したいと思っていた。その上、明日、日曜日は、房総半島南部は、弱い雨が降り続く、そんなように変わった昨晩の天気予報。今日中に、畝立を終わらそうと、思いながら、昨夜は床についていた。
だから、その思いが、雨音に、反応してしまった。作業が、どうなるだろうかと、思いつつも、再び、眠りの中へ。いつもより遅く、6時過ぎに起き出たら、晴天の予感。夢だったかしらんと、庭に出ると、しっかり水溜り。一時間くらいは、降ったようだ。
仕様がないと、午前中は、出荷作業をして、早昼を食べて、畑に出かける。朝から、晴天。暖かさもあり、表面は乾いている。が、ちょっと中の方は、しっとり湿っている。高畝は難しいだろうなと、思いつつ作業を始める。
案の定、ロータリーを回転させ、土を中に寄せて、畝を作るのだが、湿った重い粘土は、うまく飛ばない。畝の成形機の中の土の量は、6~7割くらいしか集まらない。畝は低くなるし、マルチも。ピンと張れない。ずれこますこともできないので、少々の不出来はいたしかたない。強行する。
五時過ぎ、暗くなるまで、機械を動かしたが、少し残してしまう。うまい具合に、降らないでくれたら、明日の仕事にできるのだが。
コメント
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