ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

村上龍「55歳からのハローライフ」幻冬舎 (ツイートから再掲と補足)

2014-06-30 10:55:00 | エッセイ
 これも、経済学だな、一種の。これ、2か所ほど、泣いてしまった。涙が落ちはしなかったが、涙腺が活動した。まさしく、私のため、まあ、私の年代のために書かれた連作小説だ。  私が淹れたコーヒーは、美味いし、休日はそのコーヒーを飲んでゆっくりする。  喫茶店とかカフェとかの評価は、私が自分で淹れたコーヒーの味との比較で決まる。  既に退職したとか、もうすぐ退職するとかの年代。でもこの村上龍の小説は . . . 本文を読む