ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

夢の話

2014-10-12 12:24:23 | 肯定する
一匹のうさぎ 褐色で腹だけ白い 縫ぐるみのようにまるまると太って 耳を切りそろえ 耳をつかんで   耳が長すぎて垂れてしまわないように ピンと立つ長さに切りそろえ   首も締めてしまえ それから こちらに寄こせ   ああ まるまると太ったうさぎの 耳を切りそろえるところまではできるけれども 首を絞めるまではやりたくない やらずに済ませ . . . 本文を読む