ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

11月10日(土)のつぶやき

2012-11-11 01:28:03 | 嫌いだ嫌いだ

@Shunsan_bot おお、知子さんだ、頑張ってますね。


斎藤環「世界が土曜の夢なら―ヤンキーと精神分析」角川書店。なるほど、この視点はあり、面白い、と思わせるが、読み終わってみると、もうひとつ、充実感が不足、みたいな。ヤンキー度を測るモノサシとしての「本宮ひろしテスト」とか、う~ん、なんかキレがイマイチみたいな。


斎藤環氏は、本業の精神科医の立場で書いている時はそうでもないが、文学批評とかの方面の時はとくに、なんか、文章がすべってる感じがするんだよな。なんていうか、コピーライター力みたいなところかな。前に読んだ「社会的うつ病の治し方」に出てくる「人薬」という言葉もすべってると思う。


いや、もちろん「『社会的うつ病』の治し方」は、斎藤環氏本業の方の部類で、好著。全体としては全くすべっていないと思うが、この「人薬」という言葉自体はなんというかな。要は人間関係であって、それが肝要なことは改めて言うまでもないというか。


ところで、「世界が土曜の夜の…」は、アマゾンで新刊が出ていない。先週も出ていなくて、中古を買った。今検索したが、今日も新刊がないようだ。かなり評判になっているようだが、増刷されていないのか?何か差しさわりがあったのだろうか?キムタクをヤンキーというのはタブーだとか?


@maggyshinji おめでとうございます。気仙沼のためにも長くご活躍を!



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