ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

レントゲン

2018-02-18 10:04:47 | 2015年4月以降の詩

肉体を透視する

柔らかな肉は捨象して

硬い骨を見とおす

捨て去ったモノは捨て置く

すべてお見通し

 

ちょっとした毒はあるかもしれない

悪意は含まれるかもしれない

 

着衣を透視して

それだけでは足りなくて

皮膚と肉も透かして

白い骨が露わになる

 

色気も何もない


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