ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

立川市在住 T.Y.さんからのおたより

2009-09-14 23:50:02 | Weblog
 縁あって、毎号、霧笛をお送りしている、東京都立川市在住のT.Y.さん、時折、感想を書いて送っていただく。
 以下、ここに紹介させていただく。

 千田さん
 先日は、日蝕。各地でみられましたが、気仙沼ではいかがでしたか?
 こちらはくもり。多少、空も暗くなるか?と想像していましたが、70%欠けてもくもりのまま。やはり、太陽の光は偉大です!

 それにしても、同じ時に同じ空を見上げ、皆が感動しあうなんて、とても素敵なひとときだったと思います。第2期13号、照井さんの「深い秋」と同じですね。月や太陽、星々はいつも空にあるのだから。
 もっと空を眺める時間、空を見つめて語り合う時間を作りたいと思いました。

 第2期14号「ふることのふみ?」は、ストレートに千田さんの愛の賛歌が聞こえてきました。
 自然過ぎるほど自然体で、参りました!
 まるでピカソの絵のようです。

 第2期12号「佇む」にも、千田さんの自然体のまなざしと、人々の行き交う夕日に溶け込んだ街とが、一体となって呼吸しているようでした。夕暮れの街の息づかいが感じられました。
 同じく、秋の夕暮れを見つめる、12号の小野寺正典さんは、ちょっと考えすぎかなと思いましたが、14号で“素直”に立ち返ったようでした。

 「場末とは何処か」について、私の知ってる範囲では、赤羽や北千住の大衆酒場のある路地を思い出しました。ごみごみひしめき合うような、うす汚れた酒場…
 もし、機会があれば、いらしてみてください。(赤羽のまるますやはおすすめです。)

 第2期13号「月の光が」も、月の光をあびているように感じました。月の淡い、やわらかく、冷たいような暖かいような光…
 その光は、観音様のまなざしように、私にも届いたようでした。
 太陽の光は元気づけられますけど、月の光はほっとさせられます。

 第2期14号、及川さん「あなたの庭の前で」は、宇宙大の視点を感じました。宇宙大の視点と、日々をいとおしく思い、大切に生きる誠実さ。そうして生きることが幸せなんだと思います。

 日々をいとおしく、大切に生きるといえば、小野寺せつえさんも、相変わらず、ご家族とともに毎日を大事に生きている様子が、ほほえましく伝わってきます。いつも元気づけられます。(以下略)

 いささか、過大なるお褒めのことばに恐縮しているが、ものを書くものにとっては、こういうご感想聞かせていただけることは、最大の喜び。有難いことです。

 「場末とは何処か?」とうのは、エッセイで、次回あたり、載せてみましょう。
 他の霧笛同人の作品に興味のある方は、ここに載せるわけにいかないので、お送りします。メールで、住所等お知らせ下さい。

 

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