ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

1月22日(火)のつぶやき

2013-01-23 01:29:12 | 嫌いだ嫌いだ

斎藤環「今回の震災であらためて痛感したことのひとつに、防災における「ムダの大切さ」がある。「ムダ」、すなわち「多様性」や「重複性」ないし「冗長性」である。」(被災した時間41ページ)続けて、阪神大震災の際、精神科医として尽力した中井久夫氏の阪神間の3本の鉄道の話を引用する。


「ムダや冗長さ」は、災害の際だけでなく、いま、この社会にもっともっと必要なものだ、と私は思う。能率、効率だけではダメなのだと。


「被災した時間」138ページからの「TPP参加問題」については、「自由主義が民主主義を破壊するという逆説」、『資本主義と自由貿易がゆきつく理想の体制が中国であるというアイロニー」のなかで、斎藤氏は「システムよりも個人を擁護する立場」に立つ、したがって、「TPP参加に反対である。」


メモ 原発廃棄にまだまだ数世代かかること。そこに優秀な現場の技術者が必要であること。一方、東大など多くの大学にすでに何年も前から原子力工学科等の名称の学科がないこと。これから原子力を担おうとする若者は何人いるか  撤退戦の殿(しんがり)を務めるひとはだれなのか、ということ。


今日は、アメリカ精神医学会の新しい診断基準が死別の悲しみをうつ病に組み入れようとし、製薬会社と手を組んでるんだろ?と批判されて修正、という大事な問題を解説したいんですが、回転ずし食いすぎ苦しいので、明日にします…

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エッセイ 健康について宮沢和史から教えられたこと blog.goo.ne.jp/moto-c/e/c9521…



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