ああ、そうだ、夕方、車で流してたFMで、茂木健一郎氏の番組、畠山美由紀さんがゲストだった、間もなく新アルバムリリースだな。美由紀さんの音楽は最良のBGMとなりうるみたいなこと言ってたと思うが、その通り。
じっくり聴きこむこともできるし、とてもここちよく環境になじんでバックグラウンドに存在していることもできる、という最高の褒め言葉として。右から左に流れてしまう、みたいな意味じゃなくて。
高橋源一郎「国民のコトバ」毎日新聞社。高橋源一郎先生には、今回も学ばせて頂いた。あいだみつを、石坂洋二郎、山浦玄嗣氏のケセン語訳聖書、真木蔵人や、雑誌「verry」や「ゼクシ―」の言葉。なかなか、こう幅広くは触れることができない言葉たち。
戦後の、「青い山脈」の石坂洋二郎か。主題歌の作詞は、西條八十だという。「古い上着よさようなら/さみしい夢よさようなら…」「雨に濡れてる焼け跡の/名もない花もふり仰ぐ/青い山脈 輝く峰の…」新しい時代の理想だったんだな。戦後最初のベストセラー小説なのだと。
「潮騒のメモリー」は、最近、ふとした時にメロディーが口をついて出てきたり、もはや、名曲の部類に数えられるような、私としては。しかし、アキちゃんのセリフ、東北弁としてなかなか良いとはいえ、微妙なイントネーションは置いておくとして、やはり、濁音のことは気になる。
東北弁において、どこが濁音となり、どこが清音のままかというのは、ネイティブじゃないと正確には行かないようだ。西田敏行とか、木野花とか、渡辺えり子とかはさすがだけどね。っていうか当然か。
とうほぐべんで、どごがだぐおんで、どごがせいおんになるがは、ネイティブでないど、せーかぐにはいがねようだ。正確は、「せーかぐ」であって「せーがぐ」では決してない。か行やた行が全て濁音になるわけではない。まあ、これは、言語学的にルールは正確に言えるな。
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