ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

重力は

2012-06-28 23:05:09 | 嫌いだ嫌いだ

重力は普遍
生物が生きている根本
地球が生まれる前から変わらず
宇宙が生まれた時から変わらず

ものは落ちる
林檎は落ちる
常識以前
科学の大前提

大地には全てがくっつく
手を離せば落ちる

あぐらを組めば
床に落ち着く
どっしりと

でもこれは
何か電気的なものなのだろうか?
電気の方向がどこかの方向を向くと
その方向の組み合わせによっては
下に落ちる
ことがなくなるなんてことがありうる
のだろうか?

あぐらを組んだまま
ふわふわと浮遊する
落ちるという当然が失われる
ということも
ありうるのだろうか?

重力もまたひとつの特殊
不変な普遍ではない
のかもしれない

手を離しても落ちる
とは限らない
のだろうな


最新の画像もっと見る

コメントを投稿