有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

377 助走をつけて

2007-01-18 23:31:58 | 聴覚障害福祉
 沖縄での自宅訓練、10日間、終了してまいりました。
 6日に、大阪港から有村汽船に乗せていただき、31時間かかって、沖縄入りしました。当日は、飛行機も、新幹線さえも、1部欠航したという、大時化(おおしけ)の日で、生まれて初めて、船酔いしました。

 6日の夕食、7日の朝、昼ときちんとした食事はせず、寝てました。7日の夜、やっと食べに行きましたが、もう食べれません。水を買いにいくのさえ、大仕事でした。
 フェリーのすごさは、あれだけ大揺れだったのに、時間通りにつくってこと。 船長様、ありがとうございます。あまりの高波に、もう何度、ダメかと思いましたが、すばらしいですね。

 まつ君にも、犬用のライフジャケット、着せてくるんだったと、思ったほど。仕方ないので、人間用のを試してみましたが、いやがって、ブルブルっとしたら、スポっと抜けました。スタッフのMAYUMIさんが、
「もとさん、抱っこして、陸まで行けばいいのよ」と。
 「うーーん。それしかないか」と、本気で考えてました。

 普通人間は、最悪をあまり考えないように、楽観的に考えるように、DNAがなっているそうです。私は、それがなく、最悪を常に考えます。なので、船底からガンガンと金属をたたく音が聞こえてくると、不安で不安で。すぐに、船の方に連絡。また、金属をノコギリで切るような音がすると、その辺りまで確認に行くのです。
 そんなこんなで、6日、7日と睡眠がまばらで、8日は、まったくの睡眠不足でした。陸に立っても、どこかにつかまらないと、ふらふらと倒れそうになるほど。
 イヤーー、記憶に残る楽しい思い出ができました。っと。