有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

634 学院生((福)日本聴導犬協会付属 日本聴導犬・介助犬訓練士学院)がんばってます

2009-10-05 19:21:13 | 補助犬&聴導犬&介助犬
写真は ARKさんから来た「あみちゃん」

 現在の訓練犬は、だいすけ君、じん君(介助犬)、ぐらんちゃん。そして、写真の「あみちゃん」。学院生も、基礎訓練、介助動作訓練、聴導動作訓練に追われています。施設内のおそうじや協会犬の食事などの用意は、必須なので、早めに切り上げて。訓練時間を作って、どんどん成果があがってます。

●大阪の箕面で捕獲機でつかまった子犬の1頭。ARKさんから譲渡いただきました。とっても怖がりでしたので、まったく「ノー」と言わずに育てました。私が子犬から育てた初めての候補犬です。
 だいすけ君のできること= タイマー、ドアベル、呼んで来て。携帯鈴、目覚ましの5つ。

●ハローアニマルさんで選んだときは、5ヶ月で「まるでスヌーピー」でしたが、今は、11ヶ月。世界最大のハウンド系である「フレンチハウンド」か「スカンジナビアンハウンド」のじん君。介助動作は「こんなの簡単さ」といわんばかりに、軽くこなしますが、何せ、デカイ。
 じん君のできること=   ドア(命令語:タグ&オープン・イツ)。靴下をかかとから脱がせる(命令語:タグ)と何でも拾えます(命令語:テイク)。の3つ。

●コレクターと呼ばれる人がいるそうです。犬の純血種を買い集めて、世話も散歩もあまりさせないので、集めるだけ。その中には、歩くことも上手にできない子もいるそうです。ぐらんちゃんは、コレクターの人からARKに来た子。ピレネーや他の子と一緒だったらしく、大きな犬も平気ですが、服従訓練などはあまりできない、ポメラニアンちゃんでした。
 ぐらんちゃん= 今のところは、基礎訓練(座れ、伏せ、待て、ヒール)

●あみちゃんは、社会化中。これからが訓練始まりです。

 学院生も決まった候補犬の担当は交代しますが、がんばってます。
 明日も、動物保護団体さんに探しにうかがいます。
   

633 ボランティアのMさんが奨学金。 お祝い!

2009-10-05 19:13:32 | とっても私的
写真:聴導犬しん君からも「おめでとう!」。

 高校生からボランティアに来てくださっているMさん。社会貢献活動を積極的に行っている大学生として、奨学金を受賞されました。おまでとうございます。

 お目にかかったのは、18歳のとき。2004年に松本で開かれた国際アシスタンス・ドッグ・パートナーズ会議があり、参加されました。国内外の補助犬ユーザーさんたちがお集まりになり、忌憚ない意見の交換を行いました。

 ステキな方で、私どもとしても、期待の星です。
 第2期 (福)日本聴導犬協会付属 日本聴導犬・介助犬訓練士学院に、受験していただくことになっております。

 Mさんのような方が補助犬の業界に入ってくれることが、将来の補助犬ユーザー福祉につながります。受賞、おめでとうございます。