有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

171 調査「補助犬同伴と障害への理解」 長野県庁からの委託金事業

2006-06-06 10:26:48 | 身体障害者福祉
↑長野県庁委託事業として、助成金で調査をさせていただいております。
 (福)日本聴導犬協会の活動は2つに分かれています。
 ひとつは、社会福祉事業としての「聴導犬」「介助犬」育成を通した障害者福祉。
 もうひとつは、社会福祉事業を推進するための公益事業です。
 この公益事業を行うにあたって、2004年に、日本補助犬研究所を創設しました。
  
 各分野の研究者やユーザーさんにお願いして、調査を行う際に、アドバイスや実施のお手伝いをしていただいております。
 今回は、長野県庁委託事業として、「補助犬同伴と障害への理解」の相関について、受入側の調査を行いました。松本商工会議所さんや、補助犬ユーザーさん、(福)日本聴導犬協会スタッフの協力で、106店舗のデータが集められました。創設から10年ですから、いろんな拒否がありましたよ。
 
 一番すごかったのは、
「補助犬同伴が障害者の方の権利であり、人権侵害に当たるんですよ」の返答に
「ウチには障害をもたれた方は来られません」の一言。
 こんな姿勢では、味やサービスも店本位で、かっこばかりのお店でしょう。
 ひどい対応の場合は、協会から県や市などの行政にお願いして、指導を入れていただいております。106店舗のうち、硬直なお店には、協会スタッフによる訪問指導や、行政指導をお願いしております。

 今、対応がひどいのは、チェーンスーパーのS(葛飾区)。本部では、OKなのに、店長が「営業部長が」「営業部長が」の一点張り。法律で決まっているって、HPでの名前の公表と、行政からの指導を入れていただく予定ですが、この1週間が勝負かな。


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