ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

1980年12月13日付 ビルボード 全米 Top40 クリフ・リチャード Cliff Richard - Dreamin'

2016-12-15 22:49:47 | 1980年ビルボードTop40
1980年12月13日付ビルボード All American Top40、5週目の1位の大ヒットとなりました、Kenny Rogersの"Lady"。Kenny Rogersお得意のバラードで初めてのNo.1獲得。カントリーというよりもポップスバラードでのヒット、作はコモドアーズのあのライオネルリッチー、曲を聞くとなるほど彼の曲だとわかりますね。

2位は前週と変わらず、Leo Sayerの"More Than I Can Say"。1977年に1位を記録した大ヒット"When I Need You"以来のTop3ヒットです。
3位も前週と変わらず、3週連続の1位の大ヒット、1位から陥落してから既に8週目ですがまだTop3内に粘っています、Queenの"Another One Bites The Dust"。Queen、"Crazy Little Thing Called Love"に続く2曲目のNo.1です。クイーン最大のヒットとなりました。
4位は6位からアップ、John Lennonの"(Just Like) Starting Over"。ジョン・レノン、自宅で撃たれて亡くなったのがちょうどこの週1980年12月8日です。
5位は前週と変わらず、Stevie Wonderの"Master Blaster (Jammin')"。1979年に4位を記録した"Send One Your Love"以来のTop5ヒットです。

前週の10位からダウンしての33位はCliff Richardの"Dreamin'"。年度の途中で残念ながら年間チャートは圏外でした。
クリフ・リチャード、1950年代から活躍、1960年代には特にイギリスでヒット曲を連発、イギリスを代表するポップロック歌手です。
60年代後半からはヒットも落ち着きましたが、1976年に名曲"Devil Woman"がアメリカで6位を記録する大ヒットになります。
この曲"Dreamin'"明るいアップテンポなポップスです。"Devil Woman"がかなりロック系の曲だったのですが彼本来のポップス系の曲でのヒットです。
レオ・セイヤーがこの曲の共作者に名を連ねています。


今週 先週 song / artist
1 1 LADY / KENNY ROGERS
2 2 MORE THAN I CAN SAY / LEO SAYER
3 3 ANOTHER ONE BITES THE DUST / QUEEN
4 6 JUST LIKE STARTING OVER / JOHN LENNON
5 5 MASTER BLASTER / STEVIE WONDER
6 7 LOVE ON THE ROCKS / NEIL DIAMOND
7 8 HUNGRY HEART / BRUCE SPRINGSTEEN
8 4 WOMAN IN LOVE / BARBRA STREISAND
9 14 GUILTY / BARBRA STREISAND & BARRY GIBB
10 11 HIT ME WITH YOUR BEST SHOT / PAT BENATAR
11 16 EVERY WOMAN IN THE WORLD / AIR SUPPLY
12 12 YOU'VE LOST THAT LOVIN' FEELING / DARYL HALL & JOHN OATES
13 18 TELL IT LIKE IT IS / HEART
14 9 I'M COMING OUT / DIANA ROSS
15 15 NEVER BE THE SAME / CHRISTOPHER CROSS
16 19 DE DO DO DO, DE DA DA DA / POLICE
17 17 WHIP IT / DEVO
18 23 IT'S MY TURN / DIANA ROSS
19 21 EVERYBODY'S GOT TO LEARN SOMETIME / KORGIS
20 32 THE TIDE IS HIGH / BLONDIE
21 24 GOOD OL' BOYS (DUKES OF HAZZARD THEME) / WAYLON JENNINGS
22 22 DEEP INSIDE MY HEART / RANDY MEISNER
23 25 SEQUEL / HARRY CHAPIN
24 31 PASSION / ROD STEWART
25 28 CELEBRATION / KOOL & THE GANG
26 29 I BELIEVE IN YOU / DON WILLIAMS
27 27 THIS TIME / JOHN COUGAR
28 30 SUDDENLY / OLIVIA NEWTON-JOHN & CLIFF RICHARD
29 39 I MADE IT THROUGH THE RAIN / BARRY MANILOW
30 34 ONE STEP CLOSER / DOOBIE BROTHERS
31 38 TIME IS TIME / ANDY GIBB
32 40 I LOVE A RAINY NIGHT / EDDIE RABBITT
33 10 DREAMING / CLIFF RICHARD
34 36 GIRLS CAN GET IT / DR. HOOK
35 45 HEY NINETEEN / STEELY DAN
36 13 THE WANDERER / DONNA SUMMER
37 26 HE'S SO SHY / POINTER SISTERS
38 42 TOGETHER / TIERRA
39 20 WITHOUT YOUR LOVE / ROGER DALTREY
40 33 NEVER KNEW LOVE LIKE THIS BEFORE / STEPHANIE MILLS

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (めった)
2016-12-17 00:37:31
"恋はこれっきり!"の大ヒットがあり、引き続き元気なポップ路線でのシングルを出しましたね。歌詞の1番はクリフ、2番をレオ・セイヤ―が作ったという話です。朝の4時までふらふらうろつき、5時に電話して迷惑がられた、という、今でいうと、ちょっとストーカー体質?の男!収録アルバムは「僕はヒーローじゃない(I'm No Hero)」という、クリフがボクシングをしているイラストのジャケットでした。
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Unknown (RW)
2016-12-17 14:59:00
1960年代後期のイメージがあったクリフリチャードが復活したことは驚いたものです。当時は社会人新入社員になった年で実に懐かしいです。
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Dreamin (星船)
2016-12-17 23:28:23
めったさんこんばんは。
なるほど2番の歌詞の「5時に電話したらつめたくされた」というストーカーはレオ・セイヤーだったのですね。
レオ・セイヤー、ちょうどこの時に「MORE THAN I CAN SAY星影のバラード」が2位まで上がっています。当時彼は大人気でしたね。
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クリフ・リチャード (星船)
2016-12-17 23:32:59
ローリング・ウエストさんこんばんは。
私がクリフ・リチャードを知ったのは1976年の「Devil Woman」のヒットからでした。なので、この当時、彼が50年代から活躍するスーパースターだと聞いて逆に驚いた記憶があります。この曲、テンポの良い良質のポップスでした。
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