ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

アバ 「フェルナンド」(70年代の洋楽 Part27)

2012-11-20 20:19:30 | ’76年洋楽
70年代の洋楽の名曲を紹介するシリーズ、Part27はスウェーデンの英雄アバの"Fernando"「フェルナンド」。
4人組のグループ「アバ」、全世界で4億枚に近いレコードセールスを記録する世界のスーパースター、グループ名は4人の頭文字からきているのも有名です。
"Fernando"「フェルナンド」は全米で1976年11月20日に最高位13位を記録、この当時、すでにヨーロッパではスーパースターとしてこの曲もヨーロッパ各地で1位を記録しているのですが、翌年になってアメリカでも「ダンシング・クイーン」のNo.1ヒットでスーパースターの仲間入り、全世界での人気を確立しました。
"Fernando"「フェルナンド」はイントロにフルート(ケーナ?)を使っている中南米を連想させる曲で、歌詞の内容もメキシコのことを歌った歌とも言われています。
デビュー以降、"Waterloo"などポップな曲をシングルとして発表してきましたが、1976年に入ってから"I Do, I Do, I Do, I Do"やこの"Fernando"などしっとりとした曲が続けてヒット、私もこの曲は「ダンシング・クイーン」と並んで最も好きな曲です。

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クリフ・リチャード「デビル・ウーマン」(70年代洋楽の名曲 Part26)

2012-10-24 23:23:01 | ’76年洋楽
70年代の洋楽の名曲を紹介するシリーズ、今回Part26はイギリスロック界のスーパースター、クリフ・リチャードCliff Richardの「デビル・ウーマン」"Devil Woman"。

クリフ・リチャード、50年代後半から特に英国で活躍し、米国では英国ほど成功しているわけではありませんがそれでも数多くの全米Hot100ヒットを持っています。
この「デビル・ウーマン」という曲、Billboardで1976年7月25日から3週連続の6位が最高位、70年代に入ってからは初めてのTop40ヒットで年間チャートは55位、アメリカでは彼の最高のヒット曲となりました。
日本では全くヒットしなかったのでこの曲を知っている人は少ないとは思いますが一度聞いてみてください。怪しい雰囲気に甘い声、合間に入るギターがカッコいい、今聞いてもなんと新しい素晴らしい曲です。

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アース・ウィンド・アンド・ファイアー ゲッタウェイ(70年代洋楽の名曲 Part25)

2012-10-11 19:51:47 | ’76年洋楽
70年代の洋楽の名曲を紹介するシリーズ、Part25は、Earth Wind & Fireの"Getaway"。

1976年当時のファンクといえば今から思うとほとんどが"泥臭い"ファンクでしたのですが、Earth Wind & Fireの"Getaway"、今聞いても驚くほど洗練された音なのです。この当時Billboardにチャートインしてくる曲の中でもファンクは正直言って毛嫌いしていたのですが、この曲は別で、ホント素晴らしいと思いました。"Shining Star"→"Sing A Song"→そして"Getaway"とだんだん好みのアーティストに変わっていったのでした。

ダブルプラチナ、最高位2位を記録したアルバム"Spirit"「魂」からのシングルカットで、1976年10月9日に最高位12位、年間チャートは80位でした。



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シルバー 「恋のバンシャガラン」(70年代洋楽の名曲 Part24)

2012-10-04 21:18:33 | ’76年洋楽
70年代の洋楽の名曲を紹介するシリーズ、Part24は、Silverの"Wham Bam (Shang-A-Lang)"邦題「恋のバンシャガラン」(誰がつけたのか意味のわからない恥かしい邦題である)。

Silverというバンド、ウエストコーストロックのバンドですが、活動期間はほぼ1年程度、"Silver"というアルバムを1枚のみリリースし、解散してしまいました。
当時大変期待していたのですが、"Wham Bam (Shang-A-Lang)"1曲のみのヒット、パイロットなどとともに私の一番好きなさわやか系ウエストコーストロックだったのに大変残念でした。
1976年10月2日の16位がBillboard最高位、かなりのロングセラーを記録し最高位が低かった割には年間チャート71位とかなりのヒットとなりました。

当時は知りませんでしたが、バンドのメンバーにはあのイーグルスのオリジナルメンバーBernie Leadonの弟Tom Leadonが参加していたそうです。
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ジェファーソン・スターシップ ウイズ・ユア・ラブ(70年代の名曲 Part23)

2012-09-27 21:29:50 | ’76年洋楽
70年代の名曲 Part23は、ジェファーソン・スターシップの"With Your Love"「ウイズ・ユア・ラブ」。
ジェファーソン・エアープレインからジェファーソン・スターシップとなってから3枚目のアルバム"SPITFIRE"「星船」からのシングルカットで、3月13日の私のブログでも紹介した大ヒット曲"Miracles"に続くTop40ヒットです。1976年9月18日と25日の12位が最高位、年間チャートでは84位でした。

この"With Your Love"、マーティー・バリンが素晴らしいヴォーカルを聞かせてくれますが、なんといってもアルバム"SPITFIRE"が良いのです。Marty Balinはもちろんのこと、Paul Kantner、Grace Slick、そしてCraig Chaquicoのギターがカッコいい。
また、ジャケットは長岡秀星のデザインで、そこには「星船」の文字。レコードプレイヤーが壊れて今は聞けないのですが、このレコードは今でも私のお宝です。




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