1987年ビルボード Billboard All American Top40、1987年2月28日付、これで3週目の1位の特大のヒットとなりました、Bon Joviの"Livin' on A Prayer"。Bon Joviですが、ファーストアルバムからの初めてのシングル"Runaway"が、1984年に最高位39位となんとかTop40入り。その後のシングルはTop40入りしませんでしたが、"You Give Love A Bad Name"が突然の大ヒットでNo.1を獲得、この曲が3曲目のTop40ヒットで、なんと2曲連続のNo.1です。
2位は4位からアップ、Huey Lewis and the Newsの"Jacob's Ladder"。Huey Lewis & The Newsですが、最高位7位の初のTop40ヒット"Do You Believe in Love"以来、この曲で通算11曲目のTop40ヒット、そのうち9曲がTop10入り、"The Power of Love"、"Stuck with You"の2曲のNo.1ヒットを含み、4曲目のTop3ヒットになりました。
3位は2位からダウン、Georgia Satellitesの"Keep Your Hands To Yourself"。Georgia Satellitesですが、アメリカン・サザンロックバンド。バンド名を冠したデビューアルバムからのファーストシングルがこの曲、残念ながらBon Joviを抜けず2位止まりでしたが、デビューシングルが大ヒットとなりました。
4位は3位からダウン、Chicagoの"Will You Still Love Me?"。Chicagoですが、もちろん皆さんご存知、60年代にデビューしたアメリカンロックバンド。この曲がなんと29曲目のTop40ヒットで、"If You Leave Me Now"、"Hard to Say I'm Sorry"の2曲のNo.1ヒットを含め、10曲目のTop5ヒットで、6曲目のTop3ヒットとなりました。
5位は6位からアップ、The Jetsの"You Got It All"。The Jetsですが、アメリカのWolfgramm家の兄弟姉妹バンド。初めてのTop40ヒット"Crush on You"が最高位3位を記録、この曲が2曲目のTop40ヒットで、5位まで上がってきました。
この週4位はChicagoの"Will You Still Love Me?"。最高位は2月21日付の1週のみの第3位。年間チャートは50位。アルバム『Chicago 18』からの2枚目のシングルで、最高3位の大ヒットになりました。
Chicagoですが、もちろん皆様ご存知のアメリカンロックを代表するバンド、デビューは1960年代にまで遡ります。デビューアルバムは『Chicago Transit Authority シカゴの軌跡』、このアルバムには、名曲"Questions 67 and 68"をはじめ、"Introduction"、"Beginnings"など、デビュー作にして名曲ぞろいで、アルバムチャートではいきなりの17位を記録します。
シングルヒットについては次のアルバム『Chicago(Chicago II)』から"25 or 6 to 4"「長い夜」が最高位4位の大ヒットとなります。それ以来、前述のように、この曲までで通算29曲のTop40ヒットで、"If You Leave Me Now"、"Hard to Say I'm Sorry"の2曲のNo.1ヒットを含め、10曲目のTop5ヒット、6曲目のTop3ヒット、長く活躍し、数多くのヒットを出している偉大なグループです。
そのChicagoですが、前作のアルバム『Chicago 17』を最後に、デビュー以来リードボーカルのひとりとして、バンドの中心メンバーだったご存知Peter Ceteraが、バンドを脱退します。2曲のNo.1ヒット"If You Leave Me Now"、"Hard to Say I'm Sorry"は、いずれもPeter Ceteraがリードボーカル、前作からのシングルヒット"Hard Habit to Break"と"You're the Inspiration"の両曲もPeter Ceteraがリードボーカルです。そのPeter Ceteraがバンドを抜けて、シカゴ大丈夫か?と皆さん心配でした。こちらをご覧ください→→→
そして、新たにJason Scheffをボーカルに迎え、再出発と言っていいでしょう、作成されたアルバムが『Chicago 18』、そのアルバムからのセカンドシングルがこの曲"Will You Still Love Me?"です。
曲の作者はDavid FosterにTom Keane、Richard Baskinの3人の共作。プロデューサーはDavid Foster。David Fosterは、"Hard to Say I'm Sorry"の入ったアルバム『Chicago 16』からシカゴのプロデュースを務めています。そして、Tom Keaneですが、The Keane Brothersというポップデュオを兄弟で結成していた人で、そのレコーディングに、Jason Scheffが参加していたようです。そんなつながりでこの曲のスタッフが決まったのでしょう。
"Will You Still Love Me?"のリードボーカルは、Jason ScheffとBill Champlinの二人。Jason Scheffの高音で力強いボーカルと、Bill Champlinのもうちょっと低く、まろやかなボーカルが合わさって、違和感なく、これぞシカゴ、という曲になっています。Jason Scheffは、いきなりシカゴになじんでいましたね。
こちらが『Chicago 18』からの最初のシングル"25 or 6 to 4"「長い夜」のリメイク版。リードボーカルはJason Scheff、残念ながらヒットせず、最高位は48位に終わりましたが、彼らの1970年の初めてのヒット曲を、新しい80年代の音へ、カッコいいアレンジでした、ボーカルも良かったです。なぜか、"Will You Still Love Me?"のB面がこの曲だったようです。
今週 先週 song / artist
1 1 LIVIN' ON A PRAYER / BON JOVI
2 4 JACOB'S LADDER / HUEY LEWIS & THE NEWS
3 2 KEEP YOUR HANDS TO YOURSELF / GEORGIA SATELLITES
4 3 WILL YOU STILL LOVE ME? / CHICAGO
5 6 YOU GOT IT ALL / JETS
6 11 SOMEWHERE OUT THERE / LINDA RONSTADT & JAMES INGRAM
7 12 RESPECT YOURSELF / BRUCE WILLIS
8 14 FIGHT FOR YOUR RIGHT / BEASTIE BOYS
9 13 BIG TIME / PETER GABRIEL
10 7 BALLERINA GIRL / LIONEL RICHIE
11 5 TOUCH ME(I WANT YOUR BODT) / SAMANTHA FOX
12 19 MANDOLIN RAIN / BRUCE HORNSBY & THE RANGE
13 9 LOVE YOU DOWN / READY FOR THE WORLD
14 18 I'LL BE ALRIGHT WITHOUT YOU / JOURNEY
15 22 LET'S WAIT AWHILE / JANET JACKSON
16 15 NOBODY'S FOOL / CINDERELLA
17 23 I WANNA GO BACK / EDDIE MONEY
18 17 STOP TO LOVE / LUTHER VANDROSS
19 8 OPEN YOUR HEART / MADONNA
20 25 BRAND NEW LOVER / DEAD OR ALIVE
21 26 NOTHING'S GONNA STOP US NOW / STARSHIP
22 37 LEAN ON ME / CLUB NOUVEAU
23 28 COME GO WITH ME / EXPOSE
24 16 AT THIS MOMENT / BILLY VERA & THE BEATERS
25 10 CHANGE OF HEART / CYNDI LAUPER
26 21 TALK TO ME / CHICO DEBARGE
27 36 TONIGHT, TONIGHT, TONIGHT / GENESIS
28 31 CANDY / CAMEO
29 24 CAN'T HELP FALLING IN LOVE / COREY HART
30 34 THE FINAL COUNTDOWN / EUROPE
31 27 FACTS OF LOVE / JEFF LORBER feat. KARYN WHITE
32 35 LET'S GO! / WANG CHUNG
33 20 WE'RE READY / BOSTON
34 38 DON'T DREAM IT'S OVER / CROWDED HOUSE
35 40 WE CONNECT / STACEY Q
36 42 AS WE LAY / SHIRLEY MURDOCK
37 48 MIDNIGHT BLUE / LOU GRAMM
38 29 C'EST LA VIE / ROBBIE NEVIL
39 43 DON'T NEED A GUN / BILLY IDOL
40 45 THAT AIN'T LOVE / REO SPEEDWAGON
2位は4位からアップ、Huey Lewis and the Newsの"Jacob's Ladder"。Huey Lewis & The Newsですが、最高位7位の初のTop40ヒット"Do You Believe in Love"以来、この曲で通算11曲目のTop40ヒット、そのうち9曲がTop10入り、"The Power of Love"、"Stuck with You"の2曲のNo.1ヒットを含み、4曲目のTop3ヒットになりました。
3位は2位からダウン、Georgia Satellitesの"Keep Your Hands To Yourself"。Georgia Satellitesですが、アメリカン・サザンロックバンド。バンド名を冠したデビューアルバムからのファーストシングルがこの曲、残念ながらBon Joviを抜けず2位止まりでしたが、デビューシングルが大ヒットとなりました。
4位は3位からダウン、Chicagoの"Will You Still Love Me?"。Chicagoですが、もちろん皆さんご存知、60年代にデビューしたアメリカンロックバンド。この曲がなんと29曲目のTop40ヒットで、"If You Leave Me Now"、"Hard to Say I'm Sorry"の2曲のNo.1ヒットを含め、10曲目のTop5ヒットで、6曲目のTop3ヒットとなりました。
5位は6位からアップ、The Jetsの"You Got It All"。The Jetsですが、アメリカのWolfgramm家の兄弟姉妹バンド。初めてのTop40ヒット"Crush on You"が最高位3位を記録、この曲が2曲目のTop40ヒットで、5位まで上がってきました。
この週4位はChicagoの"Will You Still Love Me?"。最高位は2月21日付の1週のみの第3位。年間チャートは50位。アルバム『Chicago 18』からの2枚目のシングルで、最高3位の大ヒットになりました。
Chicagoですが、もちろん皆様ご存知のアメリカンロックを代表するバンド、デビューは1960年代にまで遡ります。デビューアルバムは『Chicago Transit Authority シカゴの軌跡』、このアルバムには、名曲"Questions 67 and 68"をはじめ、"Introduction"、"Beginnings"など、デビュー作にして名曲ぞろいで、アルバムチャートではいきなりの17位を記録します。
シングルヒットについては次のアルバム『Chicago(Chicago II)』から"25 or 6 to 4"「長い夜」が最高位4位の大ヒットとなります。それ以来、前述のように、この曲までで通算29曲のTop40ヒットで、"If You Leave Me Now"、"Hard to Say I'm Sorry"の2曲のNo.1ヒットを含め、10曲目のTop5ヒット、6曲目のTop3ヒット、長く活躍し、数多くのヒットを出している偉大なグループです。
そのChicagoですが、前作のアルバム『Chicago 17』を最後に、デビュー以来リードボーカルのひとりとして、バンドの中心メンバーだったご存知Peter Ceteraが、バンドを脱退します。2曲のNo.1ヒット"If You Leave Me Now"、"Hard to Say I'm Sorry"は、いずれもPeter Ceteraがリードボーカル、前作からのシングルヒット"Hard Habit to Break"と"You're the Inspiration"の両曲もPeter Ceteraがリードボーカルです。そのPeter Ceteraがバンドを抜けて、シカゴ大丈夫か?と皆さん心配でした。こちらをご覧ください→→→
そして、新たにJason Scheffをボーカルに迎え、再出発と言っていいでしょう、作成されたアルバムが『Chicago 18』、そのアルバムからのセカンドシングルがこの曲"Will You Still Love Me?"です。
曲の作者はDavid FosterにTom Keane、Richard Baskinの3人の共作。プロデューサーはDavid Foster。David Fosterは、"Hard to Say I'm Sorry"の入ったアルバム『Chicago 16』からシカゴのプロデュースを務めています。そして、Tom Keaneですが、The Keane Brothersというポップデュオを兄弟で結成していた人で、そのレコーディングに、Jason Scheffが参加していたようです。そんなつながりでこの曲のスタッフが決まったのでしょう。
"Will You Still Love Me?"のリードボーカルは、Jason ScheffとBill Champlinの二人。Jason Scheffの高音で力強いボーカルと、Bill Champlinのもうちょっと低く、まろやかなボーカルが合わさって、違和感なく、これぞシカゴ、という曲になっています。Jason Scheffは、いきなりシカゴになじんでいましたね。
こちらが『Chicago 18』からの最初のシングル"25 or 6 to 4"「長い夜」のリメイク版。リードボーカルはJason Scheff、残念ながらヒットせず、最高位は48位に終わりましたが、彼らの1970年の初めてのヒット曲を、新しい80年代の音へ、カッコいいアレンジでした、ボーカルも良かったです。なぜか、"Will You Still Love Me?"のB面がこの曲だったようです。
今週 先週 song / artist
1 1 LIVIN' ON A PRAYER / BON JOVI
2 4 JACOB'S LADDER / HUEY LEWIS & THE NEWS
3 2 KEEP YOUR HANDS TO YOURSELF / GEORGIA SATELLITES
4 3 WILL YOU STILL LOVE ME? / CHICAGO
5 6 YOU GOT IT ALL / JETS
6 11 SOMEWHERE OUT THERE / LINDA RONSTADT & JAMES INGRAM
7 12 RESPECT YOURSELF / BRUCE WILLIS
8 14 FIGHT FOR YOUR RIGHT / BEASTIE BOYS
9 13 BIG TIME / PETER GABRIEL
10 7 BALLERINA GIRL / LIONEL RICHIE
11 5 TOUCH ME(I WANT YOUR BODT) / SAMANTHA FOX
12 19 MANDOLIN RAIN / BRUCE HORNSBY & THE RANGE
13 9 LOVE YOU DOWN / READY FOR THE WORLD
14 18 I'LL BE ALRIGHT WITHOUT YOU / JOURNEY
15 22 LET'S WAIT AWHILE / JANET JACKSON
16 15 NOBODY'S FOOL / CINDERELLA
17 23 I WANNA GO BACK / EDDIE MONEY
18 17 STOP TO LOVE / LUTHER VANDROSS
19 8 OPEN YOUR HEART / MADONNA
20 25 BRAND NEW LOVER / DEAD OR ALIVE
21 26 NOTHING'S GONNA STOP US NOW / STARSHIP
22 37 LEAN ON ME / CLUB NOUVEAU
23 28 COME GO WITH ME / EXPOSE
24 16 AT THIS MOMENT / BILLY VERA & THE BEATERS
25 10 CHANGE OF HEART / CYNDI LAUPER
26 21 TALK TO ME / CHICO DEBARGE
27 36 TONIGHT, TONIGHT, TONIGHT / GENESIS
28 31 CANDY / CAMEO
29 24 CAN'T HELP FALLING IN LOVE / COREY HART
30 34 THE FINAL COUNTDOWN / EUROPE
31 27 FACTS OF LOVE / JEFF LORBER feat. KARYN WHITE
32 35 LET'S GO! / WANG CHUNG
33 20 WE'RE READY / BOSTON
34 38 DON'T DREAM IT'S OVER / CROWDED HOUSE
35 40 WE CONNECT / STACEY Q
36 42 AS WE LAY / SHIRLEY MURDOCK
37 48 MIDNIGHT BLUE / LOU GRAMM
38 29 C'EST LA VIE / ROBBIE NEVIL
39 43 DON'T NEED A GUN / BILLY IDOL
40 45 THAT AIN'T LOVE / REO SPEEDWAGON