追悼 レスリー・マッコーエン Bay City Rollers - The Way I Feel Tonight

昨日、悲しいニュースが入ってきました。
ベイ・シティ・ローラーズのリードボーカルのレスリー・マッコーエンさんが、4月20日に死去したとのことでした。65歳でした。

ベイ・シティ・ローラーズ、私が洋楽を聞き始めた70年代半ば、ベイ・シティ・ローラーズの人気は驚異的なものでした。
その人気は、もちろんルックスと企画力で生まれたもので、演奏はお世辞にもうまいとは言えず、当時の私の周りのロック少年たちからは忌み嫌われていました。

でも、曲をよく聴いてみると、昔のヒット曲などを持ってきて、うまくアレンジする選曲に加えて、レスリー・マッコーエンの歌唱がベイ・シティ・ローラーズを支えていたと言っても良いでしょう。
そのレスリーの素晴らしいボーカルを聞くことができる曲がこの曲"The Way I Feel Tonight"。邦題は「愛をささやくとき」です。
最高位は1978年1月7日と14日の2週間の24位。この曲がBay City Rollers の最後のTop40ヒットになりました。

シカゴ「アライブ・アゲイン」 Chicago - Alive Again(1978年の洋楽Part29)

1978年のヒットチャートは年間チャートを残して先週で全部済ませてしまいましたが、紹介していない曲で是非載せたい曲がありますので駆け込みで紹介します。

最高位は12月2日と9日の14位、Chicagoの"Alive Again"。
シカゴの12枚目のアルバム「Hot Streets」からの最初のシングル。
「Hot Streets」はナンバーがついていない久しぶりのアルバムで、テリー・キャスが亡くなって再スタートとなった新生シカゴのアルバムです。
残念ながらたいしたヒットにはなりませんでしたが元気の良い大好きな曲でした。

アン・マレー Anne Murray - You Needed Me（1978年の洋楽Part28)

1978年にヒットした洋楽を紹介するシリーズのPart28は、Anne Murrayの"You Needed Me"邦題「辛い別れ」。
11月4日に初めてのNo.1を記録、年間チャートは年度の途中にかかってしまいましたが63位、彼女の最大のヒットとなりました。

アン・マレーAnne Murrayですが、1970年の"Snowbird"が8位を記録する初めてのヒット、その後、「ラブ・ソング」などのヒットで大人気の女性ボーカルです。
2日の私のブログでケニー・ロギンスを紹介しましたが、「ラブ・ソング」と73年のヒット曲「ダニーの歌」は彼の作によるものです。
特に73年の「ダニーの歌」は大好きな曲です。

"You Needed Me"はスローカントリーな曲、私の最も好きなタイプの曲です。カントリーチャートでも4位を記録しています。
今でもカントリー分野で活躍していますね。

ザフー The Who - Who Are You?（1978年の洋楽Part27)

1978年にヒットした洋楽を紹介するシリーズのPart27は、The Whoの"Who Are You?"。
最高位は11月4日と11日の14位、数多くある彼らのヒット曲の中でもまずまずのヒットとなりました。

ザフー、1960年代から活躍するイギリス出身のブリティッシュロック大御所バンドです。
特に、1969年に発表された彼らの4枚目のアルバムロックオペラ「トミー」は歴史に残る名アルバムです。
このシングルがヒットチャートを上がってくる時、オリジナルメンバーでドラムスのキース・ムーンが急死し、遺作となってしまいました。
"Who Are You?"ですが、The Whoらしく力強くカッコイイ曲ですね。

PLAYER - Prisoner Of Your Love「恋のプリズナー」（1978年の洋楽Part26)

1978年にヒットした洋楽を紹介するシリーズのPart26は、PLAYERの"Prisoner Of Your Love"邦題「恋のプリズナー」。
最高位は11月4日の27位。
PLAYERですがロサンゼルス出身の4人組グループ。いわずと知れた名曲「ベイビー・カム・バック」で有名です。
"Prisoner Of Your Love"は3曲目のTop40ヒットで、最後のTop40ヒット、Top40にはたった3週しかエントリーしませんでしたが、記憶に残る曲です。
ソウルフルなロックで、私はこのグループのギターが好きです。カッコいい。