ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

ビルボード 全米 Top40 1985年12月28日付 エディ・マーフィ Eddie Murphy - Party All the Time

2021-12-27 22:14:41 | 1985年ビルボードTop40
この1985年の最終週になります、12月28日付ビルボード All American Top40、2週目の1位はLionel Richieの"Say You, Say Me (Title Song From White Knights)"。Lionel Richieですが、Commodoresのメンバーで、皆さんご存知、ソロでも数々の大ヒットを持っています。ソロになってからはこの曲で10曲目のシングルですが、なんとそのシングルすべてがTop10ヒット、Top3ヒットもこの曲で6曲目、なんとソロで5曲目のNo.1ヒットとなりました。

2位は3位からアップ、Eddie Murphyの"Party All the Time"。Eddie Murphyですが、歌手というよりも、皆さん俳優でご存知ですよね。ちょうどこの頃大ヒットしている映画『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズのアクセル・フォーリー刑事役で大人気です。歌手としては初めてのTop40ヒットが2位まで上がってきました。
3位は4位からアップ、Simple Mindsの"Alive And Kicking"。Simple Mindsですが、彼ら初めてのヒット"Don't You (Forget About Me)"がNo.1を獲得、続くこの曲も3位まで上がってきました。
4位は8位からジャンプアップ、Dionne & Friendsの"That's What Friends Are For"。この曲は、Dionne Warwickが、Elton John、Gladys Knight、Stevie Wonderをゲストとして迎え、エイズの予防と研究のためのチャリティーシングルとして発売されたものです。Dionne Warwickのシングルとしては、1979年に5位を記録した"I'll Never Love This Way Again"以来通算4曲目のTop5ヒットとなりました。
5位は7位からアップ、Klymaxxの"I miss you"。アメリカのR&B・ポップグループKlymaxxの初めてのTop40ヒットが5位まで上がってきました。

この週2位はEddie Murphyの"Party All the Time"。最高位はこの週と1月11日付、Frozen Chartの1月4日付を合わせて3週間続けた第2位、年間チャートは1986年の第7位。初めてのシングルヒットが大ヒットになりました。

Eddie Murphyですが、ニューヨーク出身のコメディアン兼俳優、そして歌手。
まずはコメディアンとしてデビュー、コメディ番組にレギュラーとして出演し、人気者となります。俳優としては、1982年に映画『48時間』でデビュー、いきなりの主役級の起用でした。続いて『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズには主演として出演、このシリーズは大ヒット、音楽もすでに紹介したとおり、数々の大ヒット曲を生み出しました。

その『ビバリーヒルズ・コップ』大ヒット中にリリースされたのがこの曲"Party All the Time"です。特に映画とは関係ない曲ではありましたが、映画の勢いを借りたのでしょうか、大ヒットになりました。

曲の作者はあのRick James、プロデュースもRick Jamesが手掛けています。
Rick Jamesといえば、自身も"Super Freak"などのヒットを持っていますが、プロデューサー、ソングライターとしてもヒット曲を生み出しています。Mary Jane Girlsの"In My House"もRick Jamesが手掛けたヒット曲で、私のブログでも紹介しました。こちらをご覧ください→→→
この曲、特にサビの部分が覚えやすくて親しみやすい曲ですよね。Rick James、いい曲作ります。

この曲が入ったアルバム『How Could It Be』ですが、Eddie Murphyの2枚目のアルバム。アルバムには、Rick Jamesの他に、Stevie Wonderが参加しています。曲を提供したり、自身もハーモニカを演奏したり、プロデュースにも名前を連ねています。


今週 先週 song / artist
1 1 SAY YOU, SAY ME(TITLE SONG FROM WHITE NIGHTS) / LIONEL RICHIE
2 3 PARTY ALL THE TIME / EDDIE MURPHY
3 4 ALIVE & KICKING / SIMPLE MINDS
4 8 THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR / DIONNE & FRIENDS
5 7 I MISS YOU / KLYMAXX
6 9 SMALL TOWN / JOHN COUGAR MELLENCAMP
7 2 BROKEN WINGS / MR. MISTER
8 5 SEPARATE LIVES (THEME FROM WHITE NIGHTS) / PHIL COLLINS & MARILYN MARTIN
9 12 TONIGHT SHE COMES / CARS
10 6 ELECTION DAY / ARCADIA
11 16 TALK TO ME / STEVIE NICKS
12 10 SLEEPING BAG / ZZ TOP
13 14 WALK OF LIFE / DIRE STRAITS
14 11 PERFECT WAY / SCRITTI POLITTI
15 17 BURNING HEART / SURVIVOR
16 32 MY HOMETOWN / BRUCE SPRINGSTEEN
17 20 LOVE IS THE SEVENTH WAVE / STING
18 19 EMERGENCY / KOOL & THE GANG
19 23 IT'S ONLY LOVE / BRYAN ADAMS / TINA TURNER
20 25 I'M YOUR MAN / WHAM!
21 22 CONGA / MIAMI SOUND MACHINE
22 26 GO HOME / STEVIE WONDER
23 24 YOU'RE A FRIEND OF MINE / CLARENCE CLEMONS & JACKSON BROWNE
24 28 SPIES LIKE US / PAUL MCCARTNEY
25 13 NEVER / HEART
26 15 WE BUILT THIS CITY / STARSHIP
27 30 GOODBYE / NIGHT RANGER
28 29 EVERYBODY DANCE / TA MARA & THE SEEN
29 27 OBJECT OF MY DESIRE / STARPOINT
30 36 SIDEWALK TALK / JELLYBEAN
31 39 WHEN THE GOING GETS TOUGH / BILLY OCEAN
32 35 SEX AS A WEAPON / PAT BENATAR
33 38 FACE THE FACE / PETER TOWNSHEND
34 18 WHO'S ZOOMIN' WHO / ARETHA FRANKLIN
35 21 WRAP HER UP / ELTON JOHN
36 42 HOW WILL I KNOW / WHITNEY HOUSTON
37 44 A LOVE BIZARRE / SHEILA E.
38 46 THE SWEETEST TABOO / SADE
39 43 EVERYTHING IN MY HEART / COREY HART
40 31 LAY YOUR HANDS ON ME / THOMPSON TWINS
コメント (34)
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ビルボード 全米 Top40 1985年12月21日付 Mr.ミスター Mr. Mister - Broken Wings

2021-12-19 21:03:56 | 1985年ビルボードTop40
この1985年も残すところあと1週となりました、1985年12月21日付ビルボード All American Top40、3位から上がって1位はLionel Richieの"Say You, Say Me (Title Song From White Knights)"。Lionel Richieですが、Commodoresのメンバーで、皆さんご存知、ソロでも数々の大ヒットを持っています。ソロになってからはこの曲で10曲目のシングルですが、なんとそのシングルすべてがTop10ヒット、Top3ヒットもこの曲で6曲目、なんとソロで5曲目のNo.1ヒットとなりました。

2位は2週間の1位からダウン、Mr. Misterの"Broken Wings"。Mr. Misterですが、アメリカのロックグループ。彼らの初めてのアメリカでのヒット・Top40ヒットが初めてのNo.1獲得です。
3位は4位からアップ、Eddie Murphyの"Party All the Time"。Eddie Murphyですが、歌手というよりも、皆さん俳優でご存知ですよね。ちょうどこの頃大ヒットしている映画『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズのアクセル・フォーリー刑事役で大人気です。歌手としては初めてのTop40ヒットが3位まで上がってきました。
4位は7位からアップ、Simple Mindsの"Alive And Kicking"。Simple Mindsですが、彼ら初めてのヒット"Don't You (Forget About Me)"がNo.1を獲得、続くこの曲も4位まで上がってきました。
5位は2位からダウン、1週のみですが1位を記録、Phil Collins & Marilyn Martinの"Separate Lives (Theme From White Nights)"。この曲、映画「White Nights」サウンドトラックからのテーマ曲です。Phil Collinsですが、もちろん皆さんご存知、Genesisのドラマー兼ボーカリストで、ソロでも大ヒットを連発、"Against All Odds (Take a Look at Me Now)"などこの曲で4曲目のNo.1ヒットとなりました。一方、Marilyn Martinですが、この曲が初めてのシングルヒットで初のNo.1を記録しました。

この週2位はMr. Misterの"Broken Wings"。12月7日と14日の2週間の1位を獲得、年間チャートは翌年1986年の第5位、初めてのヒットにして大ヒットになりました。

Mr. Misterですが、アメリカアリゾナ州出身の4人組ロックポップスグループ。
デビューアルバムは1984年、ファーストアルバム『I Wear the Face』をリリースします。
残念ながらこのアルバムは全く売れず、シングルも、"Hunters of the Night"という曲がHot100には入りましたが最高位は57位。ヒットには至りませんでした。

このMr. Misterには前身のバンドがありまして、スタジオミュージシャンをしていたボーカル・ベースのRichard PageとキーボードのSteve Georgeが、70年代にPagesというバンドを結成します。
1978年にファーストアルバム『Pages』をリリース、活動中合計3枚のアルバムをリリースします。
3枚目のアルバムもファーストと同じ名前の『Pages』ですが、こちらはなかなかクオリティの高いアルバムで、プロデューサーはJay Graydon、Jeff Porcaro やSteve Lukatherなどの有名ミュージシャンがバックに名前を連ねています。それでもアルバムはヒットせず、シングルもHto100に1曲だけ入っただけ、ウエストコーストロックやAOR系の曲で、今聞いても沢山の良い曲を出していますが、商業的には失敗、バンドは解散します。

そしてRichard PageとSteve GeorgeにドラムのPat MastelottoとギターのSteve Farrisが加わり結成されたのがMr. Misterです。
デビューアルバムに続いて1985年にリリースした彼ら2枚目のアルバム『Welcome to the Real World』からのファーストシングルがこの曲"Broken Wings"で、突然の大ヒットとなりました。

"Broken Wings"の作者はメンバーのRichard PageとSteve GeorgeにJohn Langという人。プロデュースもメンバーにPaul De Villiersというレコーディングエンジニアが加わっています。
新人ながら長い下積みの音楽活動から生まれてきたこの曲、これは大ヒットするでしょう、素晴らしい曲でした。

シングルのヒットに続いてアルバム『Welcome to the Real World』も大ヒット、1986年3月1日の1週のみですがアルバムチャートNo.1を記録、アルバム年間チャートでも1986年の7位となりました。


こちらがPages時代の曲 "You Need a Hero"。3枚目のアルバム『Pages』収録曲で、プロデューサーはJay Graydonです。当時流行ったAORの曲でありました。


今週 先週 song / artist
1 3 SAY YOU, SAY ME(TITLE SONG FROM WHITE NIGHTS) / LIONEL RICHIE
2 1 BROKEN WINGS / MR. MISTER
3 4 PARTY ALL THE TIME / EDDIE MURPHY
4 7 ALIVE & KICKING / SIMPLE MINDS
5 2 SEPARATE LIVES (THEME FROM WHITE NIGHTS) / PHIL COLLINS & MARILYN MARTIN
6 6 ELECTION DAY / ARCADIA
7 9 I MISS YOU / KLYMAXX
8 14 THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR / DIONNE & FRIENDS
9 12 SMALL TOWN / JOHN COUGAR MELLENCAMP
10 8 SLEEPING BAG / ZZ TOP
11 13 PERFECT WAY / SCRITTI POLITTI
12 16 TONIGHT SHE COMES / CARS
13 5 NEVER / HEART
14 18 WALK OF LIFE / DIRE STRAITS
15 10 WE BUILT THIS CITY / STARSHIP
16 19 TALK TO ME / STEVIE NICKS
17 22 BURNING HEART / SURVIVOR
18 11 WHO'S ZOOMIN' WHO / ARETHA FRANKLIN
19 21 EMERGENCY / KOOL & THE GANG
20 23 LOVE IS THE SEVENTH WAVE / STING
21 20 WRAP HER UP / ELTON JOHN
22 26 CONGA / MIAMI SOUND MACHINE
23 28 IT'S ONLY LOVE / RYAN ADAMS / TINA TURNER
24 27 YOU'RE A FRIEND OF MINE / CLARENCE CLEMONS & JACKSON BROWNE
25 37 I'M YOUR MAN / WHAM!
26 32 GO HOME / STEVIE WONDER
27 25 OBJECT OF MY DESIRE / STARPOINT
28 31 SPIES LIKE US / PAUL MCCARTNEY
29 30 EVERYBODY DANCE / TA MARA & THE SEEN
30 33 GOODBYE / NIGHT RANGER
31 15 LAY YOUR HANDS ON ME / THOMPSON TWINS
32 44 MY HOMETOWN / BRUCE SPRINGSTEEN
33 29 DO IT FOR LOVE / SHEENA EASTON
34 17 YOU BELONG TO THE CITY / GLENN FREY
35 40 SEX AS A WEAPON / PAT BENATAR
36 43 SIDEWALK TALK / JELLYBEAN
37 24 SISTERS ARE DOIN' IT FOR THEMSELVES / EURYTHMICS AND ARETHA FRANKLIN
38 42 FACE THE FACE / PETER TOWNSHEND
39 45 WHEN THE GOING GETS TOUGH / BILLY OCEAN
40 38 SUN CITY / ARTIST UNITED AGAINST APARTHEID
コメント (30)
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ビルボード 全米 Top40 1985年12月14日付 ハート Heart - Never

2021-12-12 21:56:01 | 1985年ビルボードTop40
1985年12月14日付ビルボード All American Top40、この週2週目の1位はMr. Misterの"Broken Wings"。Mr. Misterですが、アメリカのロックグループ。彼らの初めてのアメリカでのヒット・Top40ヒットが初めてのNo.1獲得です。

2位は前週と変わらず、1週のみですが1位を記録、Phil Collins & Marilyn Martinの"Separate Lives (Theme From White Nights)"。この曲、映画「White Nights」サウンドトラックからのテーマ曲です。Phil Collinsですが、もちろん皆さんご存知、Genesisのドラマー兼ボーカリストで、ソロでも大ヒットを連発、"Against All Odds (Take a Look at Me Now)"などこの曲で4曲目のNo.1ヒットとなりました。一方、Marilyn Martinですが、この曲が初めてのシングルヒットで初のNo.1を記録しました。
3位は5位からアップ、Lionel Richieの"Say You, Say Me (Title Song From White Knights)"。Lionel Richieですが、Commodoresのメンバーで、皆さんご存知、ソロでも数々の大ヒットを持っています。ソロになってからはこの曲で10曲目のシングルですが、なんとそのシングルすべてがTop10ヒット、Top3ヒットもこの曲で6曲目となりました。
4位は9位からジャンプアップ、Eddie Murphyの"Party All the Time"。Eddie Murphyですが、歌手というよりも、皆さん俳優でご存知ですよね。ちょうどこの頃大ヒットしている映画『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズのアクセル・フォーリー刑事役で大人気です。歌手としては初めてのTop40ヒットが4位まで上がってきました。
5位は4位からダウン、Heartの"Never"。Heartですが、1975年にデビューしたアメリカンロックグループ。1975年の初めてのヒット"Magic Man"が最高位9位、それ以降ヒットを積み重ね、この曲で11曲目のTop40ヒットで初めてのTop5ヒットになりました。

この週5位はHeartの"Never"。最高位は前の週の1週のみの第4位。年間チャートは86年の第18位。最高位4位ながらHot100に24週間チャートインするロングヒットで、この時点でHeartの最大のヒットになりました。

Heartですが、1960年代から音楽活動を始め、長い下積み時代を経て1975年にファーストアルバム『Dreamboat Annie』でデビューしたアメリカンロックバンド。アンとナンシーのウィルソン姉妹を中心とする女性ロックバンドの草分け。
ファーストアルバムの『Dreamboat Annie』は素晴らしいアルバムで、私はすぐに大ファンになりました。
初のTop40ヒット"Crazy on You"、そして最高位9位と初のTop10ヒットとなった"Magic Man"、名曲でした。こちらをご覧ください→→→
もちろん、アンウィルソンの力強く、情感のあるボーカル、そして、ナンシーウィルソンの女性ギタリストというのは、新鮮な驚きでした。

その後も最高位11位の"Barracuda"を始め、コンスタントにTop40ヒットを続けます。1981年に"Tell It Like It Is"が最高位8位、年間87位のヒットになりますが、特大のヒットには至りませんでした。

そして、バンド8枚目のアルバム『Heart』をリリース。8枚目にしてバンド名を冠するアルバムで、バンドの勝負アルバムだったのでしょうか、アルバムは特大のヒット、85年12月21日には1週のみですが、ついにアルバムチャートNo.1を記録、年間チャートでは85年の79位に続き、86年のアルバム年間チャートではついに第2位を記録しました。

このアルバムからはすでに"What About Love?"が最高位10位、年間87位となるヒットとなっています。こちらをご覧ください→→→
Heartですが、このアルバムまでは、しばらく、ソウルフルなロックが多かったのですが、この8枚目のアルバムには、ハード・メロディアスロックが中心に収録されていて、そこが大成功だったのでしょう。

"Never"ですが、そのアルバムから、"What About Love?"に続く2枚目のシングルカット曲。
曲の作者は名ソングライターのHolly Knightに、Gene Black、そして「Connie」の共作。Holly Knightといえば、数々の名曲を作っている人で、私のブログにも何度か登場しています。Scandalの"The Warrior"やPat Benatarの"Love Is A Battlefield"も彼女の作品ですね。そして、「Connie」というのは、Ann & Nancy Wilsonに Sue Ennisの3人のチームのペンネームです。

"Never"は素晴らしい曲でした。そしてこの時のチャートも楽しいチャートだったなぁ。Starshipの"We Built This City"に、この曲"Never"が何位になるか、毎週ドキドキしながら全米Top40を聞いていました。
Heartの私の最も好きな曲、70年代が"Magic Man"で、そして80年代はこの曲"Never"です。

"Never"は最高位4位でしたが、85年の年間チャートには登場しませんでした。年度の途中になってしまい、「なんだ年間チャートは圏外か」、とがっかりしていたところ、まさか翌年86年の年間チャートに入るとは、それも18位、ホント驚きましたし、嬉しかったです。
後年Ann Wilsonはだいぶ貫禄が出てしまいましたが、このPVでは美しいお姿、もちろんNancy Wilsonは変わらずカッコよく美しいです。


今週 先週 song / artist
1 1 BROKEN WINGS / MR. MISTER
2 2 SEPARATE LIVES (THEME FROM WHITE NIGHTS) / PHIL COLLINS & MARILYN MARTIN
3 5 SAY YOU, SAY ME(TITLE SONG FROM WHITE NIGHTS) / LIONEL RICHIE
4 9 PARTY ALL THE TIME / EDDIE MURPHY
5 4 NEVER / HEART
6 7 ELECTION DAY / ARCADIA
7 11 ALIVE & KICKING / SIMPLE MINDS
8 10 SLEEPING BAG / ZZ TOP
9 13 I MISS YOU / KLYMAXX
10 3 WE BUILT THIS CITY / STARSHIP
11 8 WHO'S ZOOMIN' WHO / ARETHA FRANKLIN
12 14 SMALL TOWN / JOHN COUGAR MELLENCAMP
13 15 PERFECT WAY / SCRITTI POLITTI
14 16 THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR / DIONNE & FRIENDS
15 12 LAY YOUR HANDS ON ME / THOMPSON TWINS
16 17 TONIGHT SHE COMES / CARS
17 6 YOU BELONG TO THE CITY / GLENN FREY
18 19 WALK OF LIFE / DIRE STRAITS
19 23 TALK TO ME / STEVIE NICKS
20 20 WRAP HER UP / ELTON JOHN
21 21 EMERGENCY / KOOL & THE GANG
22 27 BURNING HEART / SURVIVOR
23 31 LOVE IS THE SEVENTH WAVE / STING
24 18 SISTERS ARE DOIN' IT FOR THEMSELVES / EURYTHMICS AND ARETHA FRANKLIN
25 28 OBJECT OF MY DESIRE / STARPOINT
26 32 CONGA / MIAMI SOUND MACHINE
27 33 YOU'RE A FRIEND OF MINE / CLARENCE CLEMONS & JACKSON BROWNE
28 37 IT'S ONLY LOVE / RYAN ADAMS / TINA TURNER
29 35 DO IT FOR LOVE / SHEENA EASTON
30 38 EVERYBODY DANCE / TA MARA & THE SEEN
31 41 SPIES LIKE US / PAUL MCCARTNEY
32 44 GO HOME / STEVIE WONDER
33 40 GOODBYE / NIGHT RANGER
34 22 MIAMI VICE THEME / JAN HAMMER
35 25 PART TIME LOVER / STEVIE WONDER
36 24 YOU ARE MY LADY / FREDDIE JACKSON
37 45 I'M YOUR MAN / WHAM!
38 39 SUN CITY / ARTIST UNITED AGAINST APARTHEID
39 26 ONE OF THE LIVING / TINA TURNER
40 46 SEX AS A WEAPON / PAT BENATAR
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ビルボード 全米 Top40 1985年12月7日付 Phil Collins & Marilyn Martin - Separate Lives (Theme From White Nights)

2021-12-05 20:59:21 | 1985年ビルボードTop40
1985年12月7日付ビルボード All American Top40、1位の交代がありました、3位から上がっての1位はMr. Misterの"Broken Wings"。Mr. Misterですが、アメリカのロックグループ。彼らの初めてのアメリカでのヒット・Top40ヒットが初めてのNo.1獲得です。

2位は1週のみの1位からダウン、Phil Collins & Marilyn Martinの"Separate Lives (Theme From White Nights)"。この曲、映画「White Nights」サウンドトラックからのテーマ曲です。Phil Collinsですが、もちろん皆さんご存知、Genesisのドラマー兼ボーカリストで、ソロでも大ヒットを連発、"Against All Odds (Take a Look at Me Now)"などこの曲で4曲目のNo.1ヒットとなりました。一方、Marilyn Martinですが、この曲が初めてのシングルヒットで初のNo.1を記録しました。
3位は2位はからダウン、2週間の1位の大ヒット、Starshipの"We Built This City"。Starship、ルーツは60年代のJefferson Airplaneまでさかのぼります。その後、1974年にJefferson Starshipとなり、さらに1984年、ジェファーソン・エアプレイン創設メンバーのポール・カントナーがバンドを去ったことにより、Starshipとなりました。Starshipとしては初めてのヒットですが、Jefferson Airplane時代の最高位5位の"Somebody to Love"、Jefferson Starship時代の最高位3位の"Miracles"と合わせて3曲目のTop5ヒット、グループの長い歴史を経ての初めてのNo.1です。
4位は5位からアップ、Heartの"Never"。Heartですが、1975年にデビューしたアメリカンロックグループ。1975年の初めてのヒット"Magic Man"が最高位9位、それ以降ヒットを積み重ね、この曲で11曲目のTop40ヒットで初めてのTop5ヒットになりました。
5位は12位からジャンプアップ、Lionel Richieの"Say You, Say Me (Title Song From White Knights)"。Lionel Richieですが、Commodoresのメンバーで、皆さんご存知、ソロでも数々の大ヒットを持っています。ソロになってからはこの曲で10曲目のシングルですが、なんとそのシングルすべてがTop10ヒット、Top5ヒットもこの曲で8曲目となりました。

この週2位はPhil Collins & Marilyn Martinの"Separate Lives (Theme From White Nights)"。11月30日付で1週のみでしたが1位を記録。年間チャートは50位。年度の途中で年間チャートは低めでしたが大ヒットになりました。

Phil Collinsですが、言うまでもありませんね、Genesisのドラマー兼ボーカル。バンド活動に並行してソロでも大ヒットを連発しています。
ソロではまずは1981年に"In the Air Tonight"が最高位19位を記録、このシングルを皮切りに、この曲までにTop40ヒットは計10曲となりました。そのうち、まずは映画のサントラから"Against All Odds (Take a Look at Me Now)"が初めてのNo.1となり、"Sussudio"、"One More Night"と、計3曲がNo.1となり、"Separate Lives"で、ソロで11曲目のTop40ヒット、なんと4曲目のNo.1となりました。ソロでも大成功、この頃からしばらく人気の絶頂期が続きます。

一方、Marilyn Martinですが、アメリカ出身のシンガーソングライター。70年代初めから音楽活動を開始、Michael McDonaldやBoz Scaggsなどのツアーでバックボーカルを務め、さらに. Stevie Nicksなどのレコーディングにもバックボーカルで参加するなど、長く下積み活動を続けます。そしてこの曲で初めて表舞台に立ち、デュエット曲ではありますが、なんとNo.1ヒットになりました。
その後も現在まで音楽活動を続け、この後、1曲だけですが、ソロでTop40ヒットも持つことになります。

"Separate Lives (Theme From White Nights)"ですが、曲名からも分かるように映画『ホワイトナイツ/白夜』のテーマソング。
映画はバレエ・ダンサーの友情の物語。私はこの頃映画をよく見ていて、この映画を見た覚えがあるのですが、「ダンスのシーンが凄かったなぁ」との記憶があるくらいで、映画として面白かったのかは覚えていません。

でもこの映画、とにかく挿入歌に特大のヒットがあったことから有名です。もちろんこの曲"Separate Lives (Theme From White Nights)"と、この週5位に急上昇してきたLionel Richieの"Say You, Say Me (Title Song From White Knights)"です。2曲のNo.1となるサントラ盤、なかなか他にないですね。

さて"Separate Lives (Theme From White Nights)"ですが、なんとこの曲の作者はStephen Bishop。Phil Collinsではないのです。なぜStephen Bishopの曲が映画に取り上げられたのか、経緯についてはよくわかりませんでした。

さてそのStephen Bishopですが、アメリカ出身のシンガーソングライター、素晴らしい曲を作るのです。
1977年に最高位11位を記録した"On and On"をはじめ、4曲のTop40ヒットを持っていて、Top40ファンにはおなじみですね。"On and On"については、もう8年も前の記事ですが、こちらをご覧ください→→→
彼の4枚目のアルバム『Sleeping with Girls』にはこの曲のStephen Bishopバージョンが収録されています。"Separate Lives"、やっぱり曲が良かったです。


Stephen Bishopのライブバージョンがありました。


今週 先週 song / artist
1 3 BROKEN WINGS / MR. MISTER
2 1 SEPARATE LIVES (THEME FROM WHITE NIGHTS) / PHIL COLLINS & MARILYN MARTIN
3 2 WE BUILT THIS CITY / STARSHIP
4 5 NEVER / HEART
5 12 SAY YOU, SAY ME(TITLE SONG FROM WHITE NIGHTS) / LIONEL RICHIE
6 4 YOU BELONG TO THE CITY / GLENN FREY
7 8 ELECTION DAY / ARCADIA
8 7 WHO'S ZOOMIN' WHO / ARETHA FRANKLIN
9 9 PARTY ALL THE TIME / EDDIE MURPHY
10 10 SLEEPING BAG / ZZ TOP
11 11 ALIVE & KICKING / SIMPLE MINDS
12 6 LAY YOUR HANDS ON ME / THOMPSON TWINS
13 16 I MISS YOU / KLYMAXX
14 21 SMALL TOWN / JOHN COUGAR MELLENCAMP
15 19 PERFECT WAY / SCRITTI POLITTI
16 27 THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR / DIONNE & FRIENDS
17 25 TONIGHT SHE COMES / CARS
18 24 SISTERS ARE DOIN' IT FOR THEMSELVES / EURYTHMICS AND ARETHA FRANKLIN
19 28 WALK OF LIFE / DIRE STRAITS
20 26 WRAP HER UP / ELTON JOHN
21 31 EMERGENCY / KOOL & THE GANG
22 14 MIAMI VICE THEME / JAN HAMMER
23 33 TALK TO ME / STEVIE NICKS
24 20 YOU ARE MY LADY / FREDDIE JACKSON
25 18 PART TIME LOVER / STEVIE WONDER
26 15 ONE OF THE LIVING / TINA TURNER
27 34 BURNING HEART / SURVIVOR
28 29 OBJECT OF MY DESIRE / STARPOINT
29 13 BE NEAR ME / ABC
30 17 HEAD OVER HEELS / TEARS FOR FEARS
31 35 LOVE IS THE SEVENTH WAVE / STING
32 36 CONGA / MIAMI SOUND MACHINE
33 37 YOU'RE A FRIEND OF MINE / CLARENCE CLEMONS & JACKSON BROWNE
34 22 SOUL KISS / OLIVIA NEWTON-JOHN
35 39 DO IT FOR LOVE / SHEENA EASTON
36 23 LOVE THEME FROM ST. ELMO'S FIRE / DAVID FOSTER
37 44 IT'S ONLY LOVE / RYAN ADAMS / TINA TURNER
38 40 EVERYBODY DANCE / TA MARA & THE SEEN
39 42 SUN CITY / ARTIST UNITED AGAINST APARTHEID
40 49 GOODBYE / NIGHT RANGER
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ビルボード 全米 Top40 1985年11月30日付 スターシップ Starship - We Built This City

2021-11-28 20:45:49 | 1985年ビルボードTop40
1985年11月30日付ビルボード All American Top40、3位から上がっての1位はPhil Collins & Marilyn Martinの"Separate Lives (Theme From White Nights)"。この曲、映画「White Nights」サウンドトラックからのテーマ曲です。Phil Collinsですが、もちろん皆さんご存知、Genesisのドラマー兼ボーカリストで、ソロでも大ヒットを連発、"Against All Odds (Take a Look at Me Now)"などこの曲で4曲目のNo.1ヒットとなりました。一方、Marilyn Martinですが、この曲が初めてのシングルヒットで初のNo.1を記録しました。

2位は2週間の1位からダウン、Starshipの"We Built This City"。Starship、ルーツは60年代のJefferson Airplaneまでさかのぼります。その後、1974年にJefferson Starshipとなり、さらに1984年、ジェファーソン・エアプレイン創設メンバーのポール・カントナーがバンドを去ったことにより、Starshipとなりました。Starshipとしては初めてのヒットですが、Jefferson Airplane時代の最高位5位の"Somebody to Love"、Jefferson Starship時代の最高位3位の"Miracles"と合わせて3曲目のTop5ヒット、グループの長い歴史を経ての初めてのNo.1です。
3位は4位からアップ、Mr. Misterの"Broken Wings"。Mr. Misterですが、アメリカのロックグループ。彼ら初めてのTop40ヒットがTop3ヒットになりました。
4位は2週間続けた2位からダウン、残念ながら1位にはなれませんでした、Glenn Freyの"You Belong To The City"。Glenn Freyですが、もちろん皆さんご存知、The EaglesでDon Henleyなどとともに、ボーカリスト、ソングライター、ギタリストとして活躍し、イーグルス活動停止後、ソロではこの曲で6曲目のTop40ヒット、最高位2位の"The Heat Is On"に続く2曲目の2位を記録するヒットになりました。この曲、No.1となったJan Hammerの"Miami Vice Theme"と同じくテレビドラマ『特捜刑事マイアミ・バイス』サントラ収録曲です。
5位は前週と変わらず、Heartの"Never"。Heartですが、1975年にデビューしたアメリカンロックグループ。1975年の初めてのヒット"Magic Man"が最高位9位、それ以降ヒットを積み重ね、この曲で11曲目のTop40ヒットで初めてのTop5ヒットになりました。

この週2位は2週間の1位からダウン、Starshipの"We Built This City"。年間チャートは14位。長い歴史を持つStarship、初のNo.1ヒットで、もちろん彼らグループの最大のヒットとなりました。

さてStarship、その歴史は1965年までさかのぼり、アメリカン・ロックの創成期にあたります、サイケデリック・ロックの代表格がJefferson Airplane。オリジナルメンバーのポール・カントナーにマーティ・バリン、さらにもう一人のボーカルのグレイス・スリックが加入し、その年1967年に出した"Somebody to Love"が最高位5位の大ヒット、人気を確立します。

その後、メンバーチェンジを繰り返し、1973年にJefferson Airplaneはいったん解散、Jefferson Airplaneのメンバーのポール・カントナー、マーティ・バリン、グレイス・スリック、ディヴィッド・フライバーグなどに、ギタリストのクレイグ・チャキーソ、ピート・シアーズが加わり、Jefferson Starshipと改名、1974年にファーストアルバム『Dragon Fly』を発表、そして翌年1975年にリリースしたセカンドアルバム『Red Octopus』が大ヒット、アルバムチャートでNo.1、シングルでも"Miracles"が3位を記録する大ヒットとなり、復活します。
Jefferson Starship、ポール・カントナー、マーティ・バリン、グレイス・スリックの3人が曲を作り、さらにはその3人がボーカルも担当するという、メンバーの個性が発揮された素晴らしいグループでした。

特に3枚目の『Spitfire』は素晴らしいアルバムでした。大好きなアルバムで、今でもよく聴きます。アルバムジャケットは長岡秀星さんのデザインで、そこには「星船」の文字。シングル"With Your Love"は最高位12位、年間84位のヒットとなっています。こちらをご覧ください→→→

1978年、ボーカルで中心メンバーのグレイス・スリック、マーティ・バリンが相次いでバンドを離れ、代わりにミッキー・トーマスが加入、それまでのポップバラード路線から、ロック路線に急転向します。
Starshipになってから、音楽性が変わったと言われますが、実はこの79年のミッキー・トーマスの加入、81年のグレイス・スリックの復帰で、このバンドの音楽性が変わったと思います。
中でも5枚目のアルバム「Freedom At Point Zero」、そのアルバムからのシングル"Jane"は新生ジェファーソン・スターシップを象徴する曲でした。ロック色の強い私の好みの曲です。ミッキー・トーマスはエルヴィン・ビショップ・グループの名曲"Fooled Around and Fell in Love"のリードボーカルで有名ですね。こちらをご覧ください→→→

さて、前振りがだいぶ長くなりましたが、1984年、ジェファーソン・エアプレインのオリジナルメンバーのポール・カントナーがバンドを去ったのですが、その際、『ジェファーソン』の名称を、「ジェファーソン・エアプレイン」のメンバーが同意しないと名乗れない、ということになってしまい、バンド名が「ジェファーソン」をとって、「スターシップ」に縮められ、再スタートを切ることになりました。

その新生Starshipのファーストアルバムが『Knee Deep in the Hoopla』、そのアルバムからのファーストシングルがこの曲"We Built This City"です。
この曲の作者ですが、 Bernie TaupinにMartin Page、Dennis Lambert、Peter Wolfの4人の共作。なんと Bernie TaupinとPeter Wolfが入っているってビックリですよね。Peter Wolfはプロデューサーとしても参加、アルバムのプロデューサー、その他の曲も提供するという、全面的な協力をしています。

"We Built This City"ですが、邦題は「シスコはロック・シティ」。日本でも大ヒットしました。
「産業ロック」と酷評する評論家もいましたが、曲は素晴らしいですし、ミッキー・トーマスとグレイス・スリックの二人の力強いボーカルの掛け合いがまた素晴らしいんです。文句なくNo.1にふさわしい曲だと思います。

アルバム『Knee Deep in the Hoopla』はシングルのヒットに伴いアルバムも大ヒット、最高位こそ7位でしたが、アルバム年間チャートでは13位となる大ヒットアルバムとなりました。


今週 先週 song / artist
1 3 SEPARATE LIVES (THEME FROM WHITE NIGHTS) / PHIL COLLINS & MARILYN MARTIN
2 1 WE BUILT THIS CITY / STARSHIP
3 4 BROKEN WINGS / MR. MISTER
4 2 YOU BELONG TO THE CITY / GLENN FREY
5 5 NEVER / HEART
6 6 LAY YOUR HANDS ON ME / THOMPSON TWINS
7 9 WHO'S ZOOMIN' WHO / ARETHA FRANKLIN
8 13 ELECTION DAY / ARCADIA
9 17 PARTY ALL THE TIME / EDDIE MURPHY
10 14 SLEEPING BAG / ZZ TOP
11 18 ALIVE & KICKING / SIMPLE MINDS
12 22 SAY YOU, SAY ME(TITLE SONG FROM WHITE NIGHTS) / LIONEL RICHIE
13 11 BE NEAR ME / ABC
14 8 MIAMI VICE THEME / JAN HAMMER
15 15 ONE OF THE LIVING / TINA TURNER
16 19 I MISS YOU / KLYMAXX
17 7 HEAD OVER HEELS / TEARS FOR FEARS
18 10 PART TIME LOVER / STEVIE WONDER
19 21 PERFECT WAY / SCRITTI POLITTI
20 12 YOU ARE MY LADY / FREDDIE JACKSON
21 25 SMALL TOWN / JOHN COUGAR MELLENCAMP
22 20 SOUL KISS / OLIVIA NEWTON-JOHN
23 16 LOVE THEME FROM ST. ELMO'S FIRE / DAVID FOSTER
24 26 SISTERS ARE DOIN' IT FOR THEMSELVES / EURYTHMICS AND ARETHA FRANKLIN
25 30 TONIGHT SHE COMES / CARS
26 28 WRAP HER UP / ELTON JOHN
27 39 THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR / DIONNE & FRIENDS
28 33 WALK OF LIFE / DIRE STRAITS
29 32 OBJECT OF MY DESIRE / STARPOINT
30 31 RUNNING UP THAT HILL / KATE BUSH
31 35 EMERGENCY / KOOL & THE GANG
32 23 TAKE ON ME / A-HA
33 47 TALK TO ME / STEVIE NICKS
34 36 BURNING HEART / SURVIVOR
35 40 LOVE IS THE SEVENTH WAVE / STING
36 37 CONGA / MIAMI SOUND MACHINE
37 38 YOU'RE A FRIEND OF MINE / CLARENCE CLEMONS & JACKSON BROWNE
38 24 SAVING ALL MY LOVE FOR YOU / WHITNEY HOUSTON
39 42 DO IT FOR LOVE / SHEENA EASTON
40 45 EVERYBODY DANCE / TA MARA & THE SEEN
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