ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

ポイズン Poison - I Won't Forget You(1987年の洋楽 Part47)

2023-11-30 20:09:10 | '87年洋楽
1987年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart47は、Poisonの"I Won't Forget You"。最高位は11月21日付の1週のみの第13位。年間チャートは圏外でした。

Poisonですが、1980年代前半に活動を開始したアメリカペンシルベニア州出身のロックバンド。グラムメタルバンドで最も人気のあるバンドの一つです。

デビュー後ペンシルベニア州からロサンゼルスに移動、1986年になって、デビューアルバム『Look What the Cat Dragged In』をリリースします。しばらくは人気が出るところまではいかず、アルバムからのファーストシングル"Cry Tough"は、Hot100以内には入れませんでしたが、セカンドシングルの"Talk Dirty to Me"で、ついに人気に火が付き、この曲は最高位6位を記録します。

"I Won't Forget You"ですが、この曲はファーストアルバムからの4枚目のシングル、曲の作者はメンバー全員の共作。
曲は、ハードなロックではありますが、ポップなところもある明るい曲でした。私としては最高位6位の"Talk Dirty to Me"よりも、この曲の方がお気に入りです。

アルバム『Look What the Cat Dragged In』は最高位3位を記録、アルバム年間チャートでも87年の13位となる、大ヒットアルバムとなりました。
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ビルボード Billboard All American Top40 1987年11月28日付 Bill Medley, Jennifer Warnes - The Time Of My Life

2023-11-26 20:14:55 | 1987年ビルボードTop40
1987年ビルボード Billboard All American Top40、1987年11月28日付、この週も1位の交代がありました、2位から上がっての1位はBill Medley & Jennifer Warnesの"(I've Had) The Time of My Life"。映画『Dirty Dancing』のテーマです。Bill Medleyですが、アメリカのポップスデュオThe Righteous Brothersの一員、The Righteous Brothersでは、2曲のNo.1ヒットを含め、この曲までに10曲のTop40ヒットを持っています。一方のJennifer Warnesですが、アメリカのポップス歌手。1982年にJoe Cockerとのデュエット"Up Where We Belong" がNo.1を獲得、76年に最高位6位を記録した"Right Time of the Night"を含め、この曲で4曲目のTop40ヒットで、2曲目のNo.1獲得です。

2位は3位からアップ、Belinda Carlisleの"Heaven Is A Place On Earth"。Belinda Carlisleですが、そうです、女性ロックグループThe Go-Go'sのボーカリスト。The Go-Go'sでは、最高位2位の"We Got the Beat"を筆頭に5曲のTop40ヒット、ソロになってからは、86年にソロデビューシングル"Mad About You"が最高位3位、この曲が2曲目のソロヒットで、2位まで上がってきました。

3位は1週のみの1位からダウン、Billy Idolの"Mony Mony (live)"。この曲、1968年のTommy James and the Shondellsバージョンがオリジナル。最高位3位を記録した曲です。Billy Idolですが、1982年に最高位23位を記録した"Hot in the City"が初のTop40ヒット、この曲で、8曲目のTop40ヒットで、最高位4位の"Eyes Without a Face"に続く2曲目のTop5ヒット、もちろん初のNo.1獲得です。

4位は7位からアップ、Richard Marxの"Should've Known Better"。Richard Marxですが、アメリカのシンガーソングライター。デビューアルバム『Richard Marx』からのファーストシングル"Don't mean nothing"が最高位3位を記録、セカンドシングルがこの曲で、デビュー2曲連続でTop5入り、4位まで上がってきました。

5位は10位からジャンプアップ、George Michaelの"Faith"。George Michaelですが、もちろん皆様ご存知のイギリス出身のデュオWham!のメンバー、Wham!で6曲のTop40ヒット、ソロになってからのヒット、Aretha Franklinとのデュエットを含め、この曲で通算10曲目のTop40ヒットで、"Wake Me Up Before You Go-Go"を始めとする4曲のNo.1ヒットを含め、8曲目のTop5ヒットとなりました。

この週1位はBill Medley & Jennifer Warnesの"(I've Had) The Time of My Life"。1位はこの1週間、年間チャートは27位。年度の途中になってしまったためでしょうか、年間チャートは多少低めの順位でしたが、映画『Dirty Dancing』から、大ヒット曲が生まれました。

映画『ダーティ・ダンシング』ですが、この映画は映画館で見ました。ジェニファー・グレイとパトリック・スウェイジ主演、ジェニファー・グレイが演じる高校生が、バカンスで訪れたリゾート地で、ダンスのインストラクター(パトリック・スウェイジ)と、恋に落ちる、という映画でした。映画は大ヒットしましたね。ダンスシーンも評判になりました。主演のパトリック・スウェイジは、"She's Like the Wind"という曲を歌い、サントラからシングルカットされ、Top40にもこの後登場します。

歌っているのがBill Medley と Jennifer Warnes。まずはBill Medleyですが、The Righteous Brothersのメンバー。2人組で、実際の兄弟ではありません。60年代から活躍し、ブルー・アイド・ソウルといえば Righteous Brothers、という大人気デュオです。60年代から70年代の初めにかけて、"You've Lost That Lovin' Feelin'"(Hall & Oatesのカバーでみなさんご存じしゃあないでしょうか)など2曲のNo.1ヒットを持っています。ソロでは、この曲が初めてのTop40ヒットとなりました。

そしてJennifer Warnes、アメリカ出身のポップス系ボーカリストで、デビューアルバムから"Right Time of the Night"が76年に最高位6位のヒット(邦題は「星影の散歩道」、良い邦題を付けましたね)。こちらをご覧ください→→→
さらに、82年になって、Joe Cockerとのデュエット"Up Where We Belong"でNo.1、この曲は映画『愛と青春の旅だち』主題歌です。こちらをご覧ください→→→
さらにもう1曲Top40ヒットがあり、この曲"(I've Had) The Time of My Life"で通算4曲目のTop40ヒット、そのうち2曲が映画音楽で、No.1ヒットとなりました。

"(I've Had) The Time of My Life"ですが、曲の作者はJohn DeNicola、Donald Markowitz、Franke Previteの3人の共作。作者のうちのFranke Previteですが、なんと Franke and the KnockoutsのFrankeことFranke Previteですね。81年に最高位10位の"Sweetheart"など3曲のTop40ヒットを持っています。"Sweetheart"は大好きな曲でした。

"(I've Had) The Time of My Life"ですが、映画音楽のテーマ曲でデュエット曲、といえばコテコテのバラードを想像しますが、この曲は、バラードのところもありながら、アップテンポのところもある曲。PVでは、ダンスシーンがバックに流れています。No.1に、なるべくしてなった曲でした。


今週 先週 song / artist
1 2 (I'VE HAD) THE TIME OF MY LIFE / BILL MEDLEY & JENNIFER WARNES
2 3 HEAVEN IS A PLACE ON EARTH / BELINDA CARLISLE
3 1 MONY MONY "LIVE" / BILLY IDOL
4 7 SHOULD'VE KNOW BETTER / RICHARD MARX
5 10 FAITH / GEORGE MICHAEL
6 5 BRILLIANT DISGUISE / BRUCE SPRINGSTEEN
7 4 I THINK WE'RE ALONE NOW / TIFFANY
8 11 WE'LL BE TOGETHER / STING
9 9 I'VE BEEN IN LOVE BEFORE / CUTTING CREW
10 14 SHAKE YOUR LOVE / DEBBIE GIBSON
11 16 IS THIS LOVE / WHITESNAKE
12 12 THE ONE I LOVE / R.E.M.
13 6 BREAKOUT / SWING OUT SISTER
14 17 DON'T YOU WANT ME / JODY WATLEY
15 13 I WON'T FORGET YOU / POISON
16 19 SO EMOTIONAL / WHITNEY HOUSTON
17 21 CATCH ME / PRETTY POISON
18 18 HOURGLASS / SQUEEZE
19 26 GOT MY MIND SET ON YOU / GEORGE HARRISON
20 23 VALERIE / STEVE WINWOOD
21 22 SKELETONS / STEVIE WONDER
22 27 DUDE (LOOKS LIKE A LADY) / AEROSMITH
23 8 LITTLE LIES / FLEETWOOD MAC
24 29 I DO YOU / JETS
25 30 THAT'S WHAT LOVE IS ALL ABOUT / MICHAEL BOLTON
26 33 TELL IT TO MY HEART / TAYLOR DAYNE
27 34 CHERRY BOMB / JOHN COUGAR MELLENCAMP
28 15 IT'S A SIN / PET SHOP BOYS
29 38 NEED YOU TONIGHT / INXS
30 31 LOVE WILL FIND A WAY / YES
31 36 ANIMAL / DEF LEPPARD
32 20 CAUSING A COMMOTION / MADONNA
33 42 CANDLE IN THE WIND / ELTON JOHN
34 43 THERE'S THAT GIRL / HEART
35 44 THE WAY YOU MAKE ME FEEL / MICHAEL JACKSON
36 25 COME ON, LET'S GO / LOS LOBOS
37 24 BAD / MICHAEL JACKSON
38 32 LET ME BE THE ONE / EXPOSE
39 28 WHERE THE STREETS HAVE NO NAME / U2
40 45 POWER OF LOVE / LAURA BRANIGAN
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フリートウッド・マック Fleetwood Mac - Little Lies(1987年の洋楽 Part46)

2023-11-23 20:05:05 | '87年洋楽
1987年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart46は、Fleetwood Macの"Little Lies"。最高位は11月7日と14日付の第4位。年間チャートは51位。アルバム『Tango in the Night』から、この曲は3曲目のシングルですが、このアルバムから最もヒットしたシングルとなりました。

Fleetwood Mac、1987年にリリースされた、グループ5年ぶりとなる14枚目のアルバム、リンジー・バッキンガムと、スティーヴィー・ニックスの二人が加入した新生フリートウッド・マックのアルバムとしては、通算5枚目となるスタジオアルバムが『Tango in the Night』。そのアルバムから、ファーストシングルが”Big Love”で最高位は第5位、年間チャートは81位。セカンドシングルが、"Seven Wonders"で、最高位が19位、年間チャートは圏外。そしてこの曲がサードシングルで、最高位は4位の大ヒットとなりました。
いずれも私のブログで紹介しています。”Big Love”はこちらをご覧ください→→→
"Seven Wonders"はこちらをご覧ください→→→

そしてこの曲"Little Lies"ですが、私のブログには、Fleetwood Macの曲の紹介はこの曲で通算11曲目の登場となりました。やっぱりFleetwood Macの曲、良いですよね。
『Tango in the Night』からのシングルカットは、Lindsey Buckingham→Stevie Nicks→そしてこの曲がChristine McVie。バランスが良いですし、3曲とも、作者・ボーカル3人の個性が発揮されて、飽きさせない、さすがFleetwood Macという曲が並びました。

"Little Lies"の曲の作者はChristine McVieとEddy Quintelaの共作。Eddy Quintelaですが、キーボード奏者でソングライター、この曲が作られた当時のChristine McVieの夫です。最初の夫John McVieとは1976年に離婚し、2番目の夫となった人です。この"Little Lies"のほかにも、共作の曲があります。

Christine McVieのボーカルは、優しく穏やかなボーカル。ちょっと悲し気なところもあります。そんなボーカルにぴったりなこの曲、アルバムからは最大のヒットになったのもよく分かります。
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ビルボード Billboard All American Top40 1987年11月21日付 ビリー・アイドル Billy Idol - Mony Mony (Live)

2023-11-19 20:09:23 | 1987年ビルボードTop40
1987年ビルボード Billboard All American Top40、1987年11月21日付、1位の交代がありました、2位から上がって初めての1位はBilly Idolの"Mony Mony (live)"。この曲、1968年のTommy James and the Shondellsバージョンがオリジナル。最高位3位を記録した曲です。Billy Idolですが、1982年に最高位23位を記録した"Hot in the City"が初のTop40ヒット、この曲で、8曲目のTop40ヒットで、最高位4位の"Eyes Without a Face"に続く2曲目のTop5ヒット、もちろん初のNo.1獲得です。

2位は3位からアップ、Bill Medley & Jennifer Warnesの"(I've Had) The Time of My Life"。映画『Dirty Dancing』のテーマです。Bill Medleyですが、アメリカのポップスデュオThe Righteous Brothersの一員、The Righteous Brothersでは、2曲のNo.1ヒットを含め、この曲までに10曲のTop40ヒットを持っています。一方のJennifer Warnesですが、アメリカのポップス歌手。1982年にJoe Cockerとのデュエット"Up Where We Belong" がNo.1を獲得、76年に最高位6位を記録した"Right Time of the Night"を含め、この曲で4曲目のTop40ヒットで、2曲目のTop3ヒットです。

3位は5位からアップ、Belinda Carlisleの"Heaven Is A Place On Earth"。Belinda Carlisleですが、そうです、女性ロックグループThe Go-Go'sのボーカリスト。The Go-Go'sでは、最高位2位の"We Got the Beat"を筆頭に5曲のTop40ヒット、ソロになってからは、86年にソロデビューシングル"Mad About You"が最高位3位、この曲が2曲目のソロヒットで、3位まで上がってきました。

4位は2週間の1位からダウン、Tiffanyの"I Think We're Alone Now"。Tiffanyですが、アメリカロサンジェルス出身のシンガー・ソングライター。デビューアルバムからの、この曲は2曲目のシングルですが、1曲目のシングルはヒットせず、2曲目のシングルのこの曲が初のTop40ヒットで、ついにNo.1獲得です。

5位は7位からアップ、Bruce Springsteenの"Brilliant Disguise"。Bruce Springsteenですが、もちろん紹介する必要もない、アメリカンロックの重鎮、ロック界の世界的なスーパースターです。Top40ヒットは、1975年に最高位23位の"Born to Run"を皮切りに、この曲で通算13曲目のTop40ヒット、最高位2位の"Dancing in the Dark"を含め、4曲目のTop5ヒットです。

この週初めての1位はBilly Idolの"Mony Mony (live)"。1位はこの1週間のみ。年間チャートは19位、キリギリ1987年の年間チャートに滑り込みました。

Billy Idolですが、イギリス出身のロックシンガー。元「ジェネレーションX」のリードボーカルです。「ジェネレーションX」ですが、1976年デビューのブリティッシュパンクロック・バンド。アメリカではヒットしませんでしたが、イギリスでは、2枚のアルバムがチャートに入り、シングルも数曲のヒットとなりました。

そのジェネレーションXは1981年に解散、Billy Idolはソロのロックシンガーとして活動を開始します。1982年にファーストアルバム『Billy Idol』をリリース、母国イギリスではヒットしませんでしたが、全米でヒットし、シングルカットされた"Hot in the City"が最高位23位を記録、続く2曲目のシングル"White Wedding"も最高位36位と、Top40ヒットを連続で記録しました。続く2枚目のアルバム『Rebel Yell』からの2枚目のシングル"Eyes Without a Face"が最高位4位と、この曲までの彼の最高のヒットとなっています。

その後、1986年にリリースされた3枚目のアルバム『Whiplash Smile』から、"To Be a Lover"が最高位6位、順調にヒットを重ねます。こちらをご覧ください→→→

この曲"Mony Mony (live)"、ライブバージョンですが、アルバムに入っていた曲ではなく、シングル単体で発売された曲です。この時、リミックスバージョンを収めたEP版の『Vital Idol』が発売され、そのアルバムのプロモーション用に発売されたシングルのようです。ちなみに、この『Vital Idol』には、"Mony Mony" のスタジオリミックスバージョン「Downtown Mix」が入っています。

"Mony Mony" ですが、先週のTiffanyの記事でも紹介しましたが、Tommy James and the Shondellsのヒット曲。1968年にアメリカでは3位、イギリスでは1位を記録した曲です。曲の作者はTommy Jamesに、ソングライターのBo Gentry、Ritchie Cordell、Bobby Bloomの共作。Tommy James and the Shondellsのヒットとしては、ソロヒットを除けば、約20年ぶりとなります。その連続1位は偶然でしょうけれども、驚きですね。

Billy Idolですが、やっぱりライブで映えますね。動画で見ているだけですが、それでもかっこいいステージです。Top10ヒットはあるものの、あまりシングルヒットしそうもないアーチストではないかと思っていたのですが、ライブバージョンでの驚きの初のNo.1ヒットでした。


こちらが1968年に最高位3位を記録したTommy James and the Shondellsのオリジナルバージョンです。


今週 先週 song / artist
1 2 MONY MONY "LIVE" / BILLY IDOL
2 3 (I'VE HAD) THE TIME OF MY LIFE / BILL MEDLEY & JENNIFER WARNES
3 5 HEAVEN IS A PLACE ON EARTH / BELINDA CARLISLE
4 1 I THINK WE'RE ALONE NOW / TIFFANY
5 7 BRILLIANT DISGUISE / BRUCE SPRINGSTEEN
6 6 BREAKOUT / SWING OUT SISTER
7 10 SHOULD'VE KNOW BETTER / RICHARD MARX
8 4 LITTLE LIES / FLEETWOOD MAC
9 12 I'VE BEEN IN LOVE BEFORE / CUTTING CREW
10 19 FAITH / GEORGE MICHAEL
11 17 WE'LL BE TOGETHER / STING
12 14 THE ONE I LOVE / R.E.M.
13 15 I WON'T FORGET YOU / POISON
14 18 SHAKE YOUR LOVE / DEBBIE GIBSON
15 9 IT'S A SIN / PET SHOP BOYS
16 25 IS THIS LOVE / WHITESNAKE
17 23 DON'T YOU WANT ME / JODY WATLEY
18 22 HOURGLASS / SQUEEZE
19 29 SO EMOTIONAL / WHITNEY HOUSTON
20 8 CAUSING A COMMOTION / MADONNA
21 27 CATCH ME / PRETTY POISON
22 28 SKELETONS / STEVIE WONDER
23 31 VALERIE / STEVE WINWOOD
24 11 BAD / MICHAEL JACKSON
25 21 COME ON, LET'S GO / LOS LOBOS
26 38 GOT MY MIND SET ON YOU / GEORGE HARRISON
27 33 DUDE (LOOKS LIKE A LADY) / AEROSMITH
28 13 WHERE THE STREETS HAVE NO NAME / U2
29 37 I DO YOU / JETS
30 32 THAT'S WHAT LOVE IS ALL ABOUT / MICHAEL BOLTON
31 34 LOVE WILL FIND A WAY / YES
32 16 LET ME BE THE ONE / EXPOSE
33 39 TELL IT TO MY HEART / TAYLOR DAYNE
34 40 CHERRY BOMB / JOHN COUGAR MELLENCAMP
35 26 BOYS NIGHT OUT / TIMOTHY B. SCHMIT
36 42 ANIMAL / DEF LEPPARD
37 20 DON'T MAKE ME WAIT FOR LOVE / KENNY G(VOCAL BY LENNY WILLIAMS)
38 44 NEED YOU TONIGHT / INXS
39 30 U GOT THE LOOK / PRINCE
40 24 CASANOVA / LEVERT
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ペット・ショップ・ボーイズ Pet Shop Boys - It's A Sin(1987年の洋楽 Part45)

2023-11-16 21:11:34 | '87年洋楽
1987年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart45は、Pet Shop Boysの"It's A Sin"。最高位は11月14日付の1週のみの第9位。年間チャートは残念ながら圏外でした。

Pet Shop Boysですが、イギリス出身のシンセポップ・デュオ。80年代のプリティッシュニューウエイブを代表するデュオです。

デビューは1984年、シングルのみで"West End Girls"を発表しますが、イギリス・アメリカともに話題にはなりませんでした。

1986年になって、所属レコード会社を変わり、"West End Girls"のニューバージョンを発売、これがイギリスで火が付き、アメリカでも1週間の1位でしたが年間チャートは15位の大ヒット、日本を含む、全世界的な大ヒットになりました。こちらをご覧ください→→→

1987年、彼ら2枚目のアルバム『Actually』をリリース、このアルバムからのファーストシングルがこの曲"It's a Sin"です。曲の作者はメンバーのNeil TennantとChris Loweの共作。歌詞はNeil Tennantが、メロディはChris Loweの作によるものです。

"It's a Sin"、その題名の通り、宗教的な曲のようです。Pet Shop Boysの曲は、Neil Tennantのボーカルが特徴的、アップテンポでありながら、抑えたボーカルにより、神秘的な曲に仕上がっています。

アメリカでは、残念ながら年間チャートには入りませんでしたが、全英では彼ら2曲目のNo.1ソングとなるなど、世界的な大ヒットになりました。
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