ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

ビルボード 全米 Top40 1984年10月27日付 Stevie Wonder - I Just Called To Say I Love You

2020-10-25 20:01:25 | 1984年ビルボードTop40
1984年10月27日付ビルボード All American Top40、3週目の1位の大ヒットとなりました、Stevie Wonderの"I just called to say I love you"。Stevie Wonderですが、もちろん皆さんご存知のスーパースター、60年代から数多くのヒットを持っていて、この曲でなんと7曲目のNo.1ヒット、初めてのNo.1は1963年に遡ります"Fingertips – Part 1"、1977年の"Sir Duke"以来久し振りとなるNo.1となりました。Top3ヒットはこの曲で12曲目。ヒット曲は数え切れません。

2位は前週と変わらず、Billy Oceanの"Caribbean Queen (No More Love on the Run)"。Billy Oceanですが、初めてのヒットがファーストアルバムからのシングル曲"Love Really Hurts Without You"。1976年に最高位22位を記録。この曲が2曲目のTop40ヒットで、突然の大ヒットとなりました。
3位も前週と変わらず、Chicagoの"Hard habit to break"。60年代から活躍するアメリカンロックのスーパーグループ・シカゴ、この曲で2曲の1位を含む8曲目のTop5ヒット、4曲目のTop3ヒットです。
4位は9位からジャンプアップ、Prince & The Revolutionの"Purple Rain"。Princeですが、5週間の1位で年間チャートNo.1の年度を代表するヒット"When Doves Cry"、2週間の1位"Let's Go Crazy"に続く3曲目のTop5ヒットです。
5位は1週間のみの4位からダウン、Madonnaの"Lucky Star"。Madonnaですが、初めてのヒット"Holiday"が最高位16位、この曲でもちろん初めてのTop5ヒットです。

この週3週目の1位の大ヒットとなりました、Stevie Wonderの"I just called to say I love you"。邦題は「心の愛」。
年間チャートは残念ながら年度の途中になってしまい25位でしたが、3週間の1位の大ヒットでした。

Stevie Wonder、もちろん皆さんご存知のスーパースター。
デビューは遡ること60年代前半、1963年に"Fingertips – Part 1"いきなりのNo.1を記録します。
その後、この80年代中頃にかけるまで、ヒット曲を積み重ねていきます。
No.1ヒットはこの曲の前までで合計6曲、この曲で7曲目のNo.1です。ただ、このカウントにはPaul McCartneyとのデュエット"Ebony and Ivory"が入っていませんので、これを入れると合計8曲目のNo.1になります。

ソロでは1976年にリリースした超名盤『Songs in the Key of Life』があります。そのアルバムからは"I Wish"と"Sir Duke"の2曲のNo.1ヒットが生まれました。私が洋楽を聞き始めてあまり経たない頃の素晴らしいアルバムでした。

その後、"Ebony and Ivory"を除いてはNo.1ヒットがありませんでしたので、この曲が久し振りとなるソロでのNo.1大ヒットです。
この曲は映画「ウーマン・イン・レッド」のサウンドトラックに納められた曲です。このサントラの『The Woman in Red』ですが、プロデューサーはStevie WonderとGary Olazabal、歌っているのは Stevie WonderとDionne Warwick、二人のコラボアルバムとも言って良いでしょう。

"I Just Called to Say I Love You"ですが、サントラ盤『The Woman in Red』からのファーストシングル。曲の作者はもちろんStevie Wonder自身。プロデューサーも彼自身が務めています。
この曲、覚えやすいメロディ、もちろんスティービーの穏やかなボーカルが素晴らしいです。全世界で大ヒットしました。日本でもCMにも使われ大ヒット、特別洋楽ファンでなくても沢山の日本の方々がこのメロディを一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。


今週 先週 song / artist
1 1 I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU / STEVIE WONDER
2 2 CARIBBEAN QUEEN / BILLY OCEAN
3 3 HARD HABIT TO BREAK / CHICAGO
4 9 PURPLE RAIN / PRINCE & THE REVOLUTION
5 4 LUCKY STAR / MADONNA
6 13 WAKE ME UP BEFORE YOU GO-GO / WHAM!
7 8 ON THE DARK SIDE / JOHN CAFFERTY & THE BEAVER BROWN BAND
8 5 LET'S GO CRAZY / PRINCE & THE REVOLUTION
9 10 I'M SO EXCITED / POINTER SISTERS
10 14 SOME GUYS HAVE ALL THE LUCK / ROD STEWART
11 7 COVER ME / BRUCE SPRINGSTEEN
12 6 DRIVE / CARS
13 16 BLUE JEAN / DAVID BOWIE
14 19 DESERT MOON / DENNIS DEYOUNG
15 24 I FEEL FOR YOU / CHAKA KHAN
16 23 BETTER BE GOOD TO ME / TINA TURNER
17 18 WHO WEARS THESE SHOES? / ELTON JOHN
18 22 STRUT / SHEENA EASTON
19 21 SWEPT AWAY / DIANA ROSS
20 26 OUT OF TOUCH / DARYL HALL & JOHN OATES
21 11 THE GLAMOROUS LIFE / SHEILA E.
22 15 ARE WE OURSELVES? / FIXX
23 12 MISSING YOU / JOHN WAITE
24 28 WHAT ABOUT ME / JAMES INGRAM/KIM CARNES/KENNY ROGERS
25 20 BOP 'TIL YOU DROP / RICK SPRINGFIELD
26 30 PENNY LOVER / LIONEL RICHIE
27 31 ALL THROUGH THE NIGHT / CYNDI LAUPER
28 17 SHE BOP / CYNDI LAUPER
29 34 THE WAR SONG / CULTURE CLUB
30 38 NO MORE LONELY NIGHTS / PAUL MCCARTNEY
31 37 IT AIN'T ENOUGH / COREY HART
32 36 I CAN'T HOLD BACK / SURVIVOR
33 46 SEA OF LOVE / HONEYDRIPPERS
34 45 COOL IT NOW / NEW EDITION
35 40 A GIRL IN TROUBLE / ROMEO VOID
36 43 TEACHER TEACHER / 38 SPECIAL
37 42 I CAN'T DRIVE 55 / SAMMY HAGAR
38 25 THE WARRIOR / SCANDAL
39 53 WALKING ON A THIN LINE / HUEY LEWIS & THE NEWS
40 41 STRUNG OUT / STEVE PERRY
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ブルース・スプリングスティーン Bruce Springsteen - Cover Me(1984年の洋楽 Part42)

2020-10-22 20:51:38 | '84年洋楽
1984年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart42はBruce Springsteenの"Cover Me"。
最高位は10月20日付の第7位。年間チャートは67位。この年の年間チャート14位の"Dancing in the Dark"に続く大ヒットになりました。

アメリカンロック界、というか、世界のロック界のスーパースター、Bruce Springsteen。
Bruce Springsteenのデビューは1973年、詳しくは"Dancing in the Dark"の時に紹介していますのでご覧ください→→→

Bruce Springsteenの7枚目のスタジオアルバムが『Born in the U.S.A.』。
このアルバムは通算7週間の1位、年間チャートはこの1984年こそ28位でしたが、翌年1985年には年間1位、さらに1986年も16位と、3年連続の年間チャートに入る歴史的な大ヒットアルバムです。

その大ベストセラーアルバムからの2枚目のシングルカット曲がこの曲"Cover Me"です。
曲の作者はもちろんBruce Springsteen自身。なんといってもこの曲、カッコいいんです。私はアルバム『Born in the U.S.A.』の中でも最高の曲だと思います。


そしてやっぱりこの曲の魅力はライブです。ぞくぞくするほどカッコイイ、動画で見ていただけでもその迫力が伝わります。本物のライブではどれほど凄いのでしょうか。
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ビルボード 全米 Top40 1984年10月20日付 シカゴ Chicago - Hard habit to break

2020-10-18 21:21:31 | 1984年ビルボードTop40
1984年10月20日付ビルボード All American Top40、2週目の1位はStevie Wonderの"I just called to say I love you"。Stevie Wonderですが、もちろん皆さんご存知のスーパースター、60年代から数多くのヒットを持っていて、この曲でなんと7曲目のNo.1ヒット、初めてのNo.1は1963年に遡ります"Fingertips – Part 1"、1977年の"Sir Duke"以来久し振りとなるNo.1となりました。Top3ヒットはこの曲で12曲目。ヒット曲は数え切れません。

2位は6位からジャンプアップ、Billy Oceanの"Caribbean Queen (No More Love on the Run)"。Billy Oceanですが、初めてのヒットがファーストアルバムからのシングル曲"Love Really Hurts Without You"。1976年に最高位22位を記録。この曲が2曲目のTop40ヒットで、突然の大ヒットとなりました。
3位は4位からアップ、Chicagoの"Hard habit to break"。60年代から活躍するアメリカンロックのスーパーグループ・シカゴ、この曲で2曲の1位を含む8曲目のTop5ヒット、4曲目のTop3ヒットです。
4位は5位からアップ、Madonnaの"Lucky Star"。Madonnaですが、初めてのヒット"Holiday"が最高位16位、この曲でもちろん初めてのTop5ヒットです。
5位は2位からダウン、2週間の1位の大ヒット、Prince & The Revolutionの"Let's Go Crazy"。Prince、5週間の1位で年間チャートNo.1の特大のヒット"When Doves Cry"に続く2曲目のNo.1ヒットです

この週3位はChicagoの"Hard habit to break"。最高位は10月20日と27日の2週間の3位、年間チャートは45位。年度の途中にかかってしまいましたが、1982年に1位を獲得した"Hard to Say I'm Sorry"以来の大ヒットになりました。

Chicagoですが、デビューは1960年代に遡ります、記念すべきデビューアルバムは『Chicago Transit Authority シカゴの軌跡』、この時はバンド名がChicago Transit Authorityですので、バンド名を冠する記念アルバムです。このアルバム、デビューアルバムで、2枚組の大作、当時は2枚組自体が珍しかったです。このアルバムには、名曲"Questions 67 and 68"をはじめ、"Introduction"、"Beginnings"など、デビュー作にして名曲ぞろいでした。デビューアルバムにしていきなりの17位を記録します。

シングルヒットは次のアルバム『Chicago(Chicago II)』から"25 or 6 to 4"「長い夜」です。もちろん皆さんご存知の曲ですね。最高位4位の大ヒット曲となります。

その後順調にアルバム、シングルともヒット、ライブも大人気ロックグループとなります。
そして、70年代半ば以降、ブラスロックにポップ要素を加え、1976年のアルバム『Chicago X』からのシングル、彼らの初のバラードシングル"If You Leave Me Now"で初のNo.1を記録します。

転機は1982年、『Chicago 16』で、プロデューサーにDavid Fosterを迎え、バックにはTOTOのメンバーというAOR路線に舵を切ります。
このアルバムからは"Hard to Say I'm Sorry"が2曲目のNo.1を記録します。このアルバムにも良い曲たくさんありました。"Love Me Tomorrow"は特に大好きな曲だったです。こちらの記事→→→をご覧ください。昔からのシカゴファンには大不評だったこの路線変更、それでも時代の要請に合ったのでしょう、一時低迷気味だった人気も復活、大成功でした。

そして1984年にリリースしたのが『Chicago 17』。プロデューサーは引き続きのDavid Fosterです。このアルバムは前作を上回るヒットアルバムとなりました。
そのアルバムからのセカンドシングルがこの曲"Hard Habit to Break"です。
なんといってもこの曲の魅力は二枚ボーカルでしょう。もちろんシカゴの看板ボーカリストPeter Ceteraに、この前のアルバムからグループに参加したBill Champlinの二人の名ボーカリストの競演です。
このアルバムを最後にPeter Ceteraがバンドを脱退してしまいますので、この曲が二人でリードを取る最初で最後のシングルとなってしまいました。
曲の作者はいずれもソングライターのSteve KipnerとJohn Lewis Parkerの共作。Steve Kipnerは超有名ソングライターですね。あの世紀の特大ヒット曲 Olivia Newton-Johnの"Physical"の作者であります。


今週 先週 song / artist
1 1 I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU / STEVIE WONDER
2 6 CARIBBEAN QUEEN / BILLY OCEAN
3 4 HARD HABIT TO BREAK / CHICAGO
4 5 LUCKY STAR / MADONNA
5 2 LET'S GO CRAZY / PRINCE & THE REVOLUTION
6 3 DRIVE / CARS
7 8 COVER ME / BRUCE SPRINGSTEEN
8 12 ON THE DARK SIDE / JOHN CAFFERTY & THE BEAVER BROWN BAND
9 18 PURPLE RAIN / PRINCE & THE REVOLUTION
10 13 I'M SO EXCITED / POINTER SISTERS
11 9 THE GLAMOROUS LIFE / SHEILA E.
12 7 MISSING YOU / JOHN WAITE
13 26 WAKE ME UP BEFORE YOU GO-GO / WHAM!
14 17 SOME GUYS HAVE ALL THE LUCK / ROD STEWART
15 16 ARE WE OURSELVES? / FIXX
16 20 BLUE JEAN / DAVID BOWIE
17 10 SHE BOP / CYNDI LAUPER
18 25 WHO WEARS THESE SHOES? / ELTON JOHN
19 27 DESERT MOON / DENNIS DEYOUNG
20 22 BOP 'TIL YOU DROP / RICK SPRINGFIELD
21 24 SWEPT AWAY / DIANA ROSS
22 31 STRUT / SHEENA EASTON
23 28 BETTER BE GOOD TO ME / TINA TURNER
24 30 I FEEL FOR YOU / CHAKA KHAN
25 11 THE WARRIOR / SCANDAL
26 32 OUT OF TOUCH / DARYL HALL & JOHN OATES
27 14 CRUEL SUMMER / BANANARAMA
28 33 WHAT ABOUT ME / JAMES INGRAM/KIM CARNES/KENNY ROGERS
29 15 WHAT'S LOVE GOT TO DO WITH IT / TINA TURNER
30 38 PENNY LOVER / LIONEL RICHIE
31 35 ALL THROUGH THE NIGHT / CYNDI LAUPER
32 29 FLESH OF FANTASY / BILLY IDOL
33 21 THERE GOES MY BABY / DONNA SUMMER
34 46 THE WAR SONG / CULTURE CLUB
35 19 IF THIS IS IT / HUEY LEWIS & THE NEWS
36 44 I CAN'T HOLD BACK / SURVIVOR
37 43 IT AIN'T ENOUGH / COREY HART
38 48 NO MORE LONELY NIGHTS / PAUL MCCARTNEY
39 23 GO INSANE / LINDSEY BUCKINGHAM
40 42 A GIRL IN TROUBLE / ROMEO VOID
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リンジー・バッキンガム Lindsey Buckingham - Go Insane(1984年の洋楽 Part41)

2020-10-15 21:06:35 | '84年洋楽
1984年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart41はLindsey Buckinghamの"Go Insane"。
最高位は10月13日付の第23位。年間チャートは圏外でした。

Lindsey Buckingham、もちろんあのスーパーグループ「フリートウッド・マック」のギタリスト兼ボーカリストです。

Lindsey Buckinghamですが、ミュージシャンとしてのデビューは60年代、フリッツというバンドのメンバーとして活動を開始します。
そしてバンド解散後、1973年に同じバンドにいた当時の彼女スティーヴィー・ニックスとデュオグループ「バッキンガム・ニックス」を結成、初めてのアルバム『Buckingham Nicks』を発表します。

二人でのアルバムの作成はこのアルバムのみ、1975年にフリートウッド・マックのミック・フリートウッドと会い、ボブ・ウェルチの後継として、スティーヴィー・ニックスとともにフリートウッド・マックに加入します。
この二人の加入がフリートウッド・マックの転機となり、『ファンタスティック・マック』と『噂』という二枚の歴史に残る世界的名アルバムを完成させます。

さてLindsey Buckingham、フリートウッド・マックのバンド活動を続けながら、順次ソロアルバムを発表します。
まずは1981年にアルバム『Law and Order』を発表、 "Trouble"がソロ初めてのシングルヒットとなり、最高位9位を記録します。

そして彼の2枚目のソロアルバムが『Go Insane』、そのアルバムからのファーストシングルがこの曲"Go Insane"です。彼の2枚目のTop40ヒットで、この曲で最後のTop40ヒットソングとなってしまいました。

曲の作者はLindsey Buckingham。プロデュースも彼自身が手掛けています。


スタジオ盤ではマイルドな軽妙な曲となっていますが、この曲、ライブだとシリアスな、重たい曲になります。アコースティックギターで弾き語る彼のこの曲のライブ、凄い迫力です。
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ビルボード 全米 Top40 1984年10月13日付 シーラ・E Sheila E - The Glamorous Life

2020-10-11 20:02:13 | 1984年ビルボードTop40
1984年10月13日付ビルボード All American Top40、1位の交代がありました、2位から上がっての1位はStevie Wonderの"I just called to say I love you"。Stevie Wonderですが、もちろん皆さんご存知のスーパースター、60年代から数多くのヒットを持っていて、この曲で7曲目のNo.1ヒット、初めてのNo.1は1963年に遡ります"Fingertips – Part 1"、1977年の"Sir Duke"以来久し振りとなるNo.1となりました。Top3ヒットはこの曲で12曲目。ヒット曲は数え切れません。

2位は2週間の1位からダウン、Prince & The Revolutionの"Let's Go Crazy"。Prince、5週間の1位で年間チャートNo.1の特大のヒット"When Doves Cry"に続く2曲目のNo.1ヒットです。
3位は前週と変わらずこれで3週目の3位、The Carsの"Drive"。The Carsですが、デビューシングルの"Just What I Needed"が最高位27位、以来この曲で8曲目のTop40ヒット、Top5ヒットは最高位4位の"Shake It Up"以来2曲目、Top3ヒットは初めてとなります。
4位は6位からアップ、Chicagoの"Hard habit to break"。60年代から活躍するアメリカンロックのスーパーグループ・シカゴ、この曲で2曲の1位を含む8曲目のTop5ヒットです。
5位は8位からアップ、Madonnaの"Lucky Star"。Madonnaですが、初めてのヒット"Holiday"が最高位16位、この曲でもちろん初めてのTop5ヒットです。

この週9位はSheila Eの"The Glamorous Life"。最高位は10月6日付の1週のみの第7位。年間チャートは30位、彼女の初めてのヒットが大ヒットになりました。

Sheila Eですが、アメリカ出身で、珍しくドラマー兼パーカッション二スト兼歌手。
70年代後半に、ジャズ系アーチスト、Alphonso JohnsonやGeorge Dukeなどのバックで、パーカッション兼バックボーカルとしてレコーディングやツアーに参加し、活動を開始します。

ソロとしてのデビューは1984年、プリンス殿下の全面バックアップによるデビューです。
ファーストアルバム『The Glamorous Life』は彼女自身とプリンスのプロデュース。
このアルバムからのファーストシングルがこの曲"The Glamorous Life"です。曲の作者もPrinceですね。
PVでは、パーカッションを演奏しながらのボーカル、これがカッコイイです。歌も、キレッキレです。
その後、計4枚のアルバムを出して、Top40ヒットは計3曲、90年代には活動を停止しますが、2000年代に入ってから活動を再開、最近も新曲を発表しているようです。


今週 先週 song / artist
1 2 I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU / STEVIE WONDER
2 1 LET'S GO CRAZY / PRINCE & THE REVOLUTION
3 3 DRIVE / CARS
4 6 HARD HABIT TO BREAK / CHICAGO
5 8 LUCKY STAR / MADONNA
6 11 CARIBBEAN QUEEN / BILLY OCEAN
7 4 MISSING YOU / JOHN WAITE
8 10 COVER ME / BRUCE SPRINGSTEEN
9 7 THE GLAMOROUS LIFE / SHEILA E.
10 5 SHE BOP / CYNDI LAUPER
11 9 THE WARRIOR / SCANDAL
12 16 ON THE DARK SIDE / JOHN CAFFERTY & THE BEAVER BROWN BAND
13 15 I'M SO EXCITED / POINTER SISTERS
14 12 CRUEL SUMMER / BANANARAMA
15 13 WHAT'S LOVE GOT TO DO WITH IT / TINA TURNER
16 19 ARE WE OURSELVES? / FIXX
17 21 SOME GUYS HAVE ALL THE LUCK / ROD STEWART
18 28 PURPLE RAIN / PRINCE & THE REVOLUTION
19 14 IF THIS IS IT / HUEY LEWIS & THE NEWS
20 23 BLUE JEAN / DAVID BOWIE
21 22 THERE GOES MY BABY / DONNA SUMMER
22 25 BOP 'TIL YOU DROP / RICK SPRINGFIELD
23 24 GO INSANE / LINDSEY BUCKINGHAM
24 26 SWEPT AWAY / DIANA ROSS
25 27 WHO WEARS THESE SHOES? / ELTON JOHN
26 32 WAKE ME UP BEFORE YOU GO-GO / WHAM!
27 31 DESERT MOON / DENNIS DEYOUNG
28 34 BETTER BE GOOD TO ME / TINA TURNER
29 29 FLESH OF FANTASY / BILLY IDOL
30 33 I FEEL FOR YOU / CHAKA KHAN
31 35 STRUT / SHEENA EASTON
32 38 OUT OF TOUCH / DARYL HALL & JOHN OATES
33 41 WHAT ABOUT ME / JAMES INGRAM/KIM CARNES/KENNY ROGERS
34 17 TORTURE / JACKSONS
35 49 ALL THROUGH THE NIGHT / CYNDI LAUPER
36 18 WHEN YOU CLOSE YOUR EYES / NIGHT RANGER
37 37 SHINE SHINE / BARRY GIBB
38 54 PENNY LOVER / LIONEL RICHIE
39 20 THE LUCKY ONE / LAURA BRANIGAN
40 40 THE LAST TIME I MADE LOVE / JOYCE KENNEDY & JEFFERY OSBORNE
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