ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

1983年7月2日付 ビルボード 全米 Top40 Styx - Don't Let It End

2019-06-30 20:27:44 | 1983年ビルボードTop40
1983年7月2日付ビルボード All American Top40、6週目の1位、年度を代表する大ヒットになりました、Irene Caraの"Flashdance ... What A Feeling"、映画『フラッシュダンス』の主題歌です。Irene Caraですが、1980年のこちらも映画『フェーム』の主題歌で最高位4位を記録して以来の2曲目のTop5ヒット、もちろん初めてのNo.1獲得です。

2位は3位からアップ、Eddy Grantの"Electric Avenue"。Eddy Grant、イギリスでは70年代後半からヒット曲がありますが、アメリカでは初めてのヒットが大ヒットになりました。
3位は4位からアップ、The Policeの"Every Breath You Take"。The Policeですが、この曲で6曲目のTop40ヒット、1981年に最高位3位を記録した"Every Little Thing She Does Is Magic"以来2曲目のTop3入りです。
4位は2位からダウン、Culture Clubの"Time (Clock Of The Heart) "。アメリカでのデビューシングルで2位を記録した"Do You Really Want to Hurt Me"に続く2曲連続の2位、残念ながら1位にはなれませんでしたが大ヒットになりました。
5位は8位からアップ、Sergio Mendesの"Never Gonna Let You Go"。Sergio Mendesですが、1960年代から活躍、1968年にSérgio Mendes and Brasil '66.の名前で3曲のTop40ヒット、そのうち"The Look of Love"は最高位4位を記録しています。それ以来の16年ぶりのTop5ヒットです。

この週6位はStyxの"Don't Let It End"。最高位はこの週1週間のみでしたが6位。年間チャートは60位でした。

Styx、結成は1972年、皆さんご存知、アメリカンプログレハードロックバンドの中で最も人気のあるバンドです。私のブログでもこの曲で6回目の登場となる大好きなバンドです。

初めてヒットしたのは2枚目のアルバム『StyxⅡ』。そのアルバムからのシングル"Lady"が全米6位の大ヒットになります。この時にはまだトミー・ショウはバンドに参加していませんでした。
トミー・ショウが加入したのは1976年にリリースした彼ら6枚目のアルバム『Crystal Ball』、そして次の7枚目のアルバム『The Grand Illusion』がアルバムチャート6位を記録、シングル"Come Sail Away"が8位の大ヒット、大人気バンドになります。"Come Sail Away"は名曲でした。

さて、"Don't Let It End"ですが、彼ら11枚目のスタジオアルバム『Kilroy Was Here』収録曲。このアルバムはアルバムチャート3位を記録する大ヒットアルバムになりました。そのアルバムからの2枚目のシングルカット曲がこの曲"Don't Let It End"です。ファーストシングルの"Mr. Roboto"も最高位3位、年間28位の大ヒットでした。

"Don't Let It End"の作者はDennis DeYoung。彼の得意なパワーバラードです。
Styxの良いところは、Dennis DeYoungのプログレバラード系のロックと、 Tommy Shawのハードロック系の曲がいい具合にまじりあっているところですよね。


今週 先週 song / artist
1 1 FLASHDANCE ... WHAT A FEELING / IRENE CARA
2 3 ELECTRIC AVENUE / EDDY GRANT
3 4 EVERY BREATH YOU TAKE / POLICE
4 2 TIME (CLOCK OF THE HEART) / CULTURE CLUB
5 8 NEVER GONNA LET YOU GO / SERGIO MENDES
6 7 DON'T LET IT END / STYX
7 10 TOO SHY / KAJAGOOGOO
8 6 FAMILY MAN / DARYL HALL & JOHN OATES
9 15 WANNA BE STARTIN' SOMETHIN' / MICHAEL JACKSON
10 14 SHE'S A BEAUTY / TUBES
11 17 COME DANCING / KINKS
12 9 AFFAIR OF THE HEART / RICK SPRINGFIELD
13 19 OUR HOUSE / MADNESS
14 16 I'M STILL STANDING / ELTON JOHN
15 5 LET'S DANCE / DAVID BOWIE
16 11 BEAT IT / MICHAEL JACKSON
17 25 IS THERE SOMETHING I SHOULD KNOW / DURAN DURAN
18 21 ALL THIS LOVE / DEBARGE
19 27 STAND BACK / STEVIE NICKS
20 13 ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME / NAKED EYES
21 26 BABY JANE / ROD STEWART
22 12 FAITHFULLY / JOURNEY
23 33 1999 / PRINCE
24 24 THE WOMAN IN YOU / BEE GEES
25 30 SHE WORKS HARD FOR THE MONEY / DONNA SUMMER
26 32 SWEET DREAMS (ARE MADE OF THIS) / EURYTHMICS
27 31 ROLL ME AWAY / BOB SEGER & THE SILVER BULLET BAND
28 29 WISHING / FLOCK OF SEAGULLS
29 22 WE TWO / LITTLE RIVER BAND
30 23 TRY AGAIN / CHAMPAIGN
31 18 OVERKILL / MEN AT WORK
32 41 FASCINATION / HUMAN LEAGUE
33 40 CUTS LIKE A KNIFE / BRYAN ADAMS
34 35 DON'T PAY THE FERRYMAN / CHRIS DEBURGH
35 45 HOT GIRLS IN LOVE / LOVERBOY
36 38 WHITE WEDDING / BILLY IDOL
37 20 MY LOVE / LIONEL RICHIE
38 43 TAKE ME TO HEART / QUARTERFLASH
39 48 MANIAC / MICHAEL SEMBELLO
40 44 STOP IN THE NAME OF LOVE / HOLLIES
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Jim Capaldi - That's Love(1983年の洋楽 Part22)

2019-06-27 20:56:38 | '83年洋楽
1983年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart22はJim Capaldiの"That's Love"。
最高位は6月18日と25日の28位。年間チャートは残念ながら圏外でした。

Jim Capaldi、イギリス出身のドラマーであり、シンガー、ソングライターでもあります。
Top40に入ったのはこの曲のみ。Top40では一発屋になります。

でもでも、Jim Capaldi、実はすごい人なのです。古くからのブリティッシュロックファンの方ならよくご存じですよね。
そのJim Capaldiですが、1960年代から活動を開始、Steve Winwoodとともに伝説のロックグループTrafficを結成しブリティッシュロック界で活躍します。
このバンドにはDave Masonも参加していました。

Trafficの活動は1974年に停止、その後はソロ活動に入ります。
シングルも、Top40にこそエントリーする曲はありませんでしたが、数曲のTop100以内ヒットも出ました。
そして彼の通算10枚目のソロアルバム『Fierce Heart』が最高位91位でしたが初めてビルボードの100位以内にエントリー、アルバムに納められていた"That's Love"が初めてのTop40ヒットになります。

この曲"That's Love"ですが、曲の作者はJim CapaldiにSteve Winwoodの共作です。
synthesizersにbacking vocalもSteve Winwoodが担当しています。そういわれて聞くと、曲もsynthesizersもまさしくSteve Winwoodの雰囲気が感じられます。


さて、彼のソロシングルの中で、1975年に最高位97位と、かろうじてHot100にエントリーした曲"Love Hurts"があります。元々のオリジナルは60年代にThe Everly Brothersの曲ですが、1976年にあのハードロックバンドNazarethのバージョンで最高8位を記録した名曲です。

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1983年6月25日付 ビルボード 全米 Top40 Rick Springfield - Affair of the Heart

2019-06-23 21:36:37 | 1983年ビルボードTop40
1983年6月25日付ビルボード All American Top40、5週目の1位、年度を代表する大ヒットになりました、Irene Caraの"Flashdance ... What A Feeling"、映画『フラッシュダンス』の主題歌です。Irene Caraですが、1980年のこちらも映画『フェーム』の主題歌で最高位4位を記録して以来の2曲目のTop5ヒット、もちろん初めてのNo.1獲得です。

2位は前週と変わらず2週目の2位、Culture Clubの"Time (Clock Of The Heart) "。アメリカでのデビューシングルで2位を記録した"Do You Really Want to Hurt Me"に続く2曲連続の2位の大ヒットになりました。
3位は4位からアップ、Eddy Grantの"Electric Avenue"。Eddy Grant、イギリスでは70年代後半からヒット曲がありますが、アメリカでは初めてのヒットが大ヒットになりました。
4位は14位からジャンプアップ、The Policeの"Every Breath You Take"。The Policeですが、この曲で6曲目のTop40ヒット、1981年に最高位3位を記録した"Every Little Thing She Does Is Magic"以来2曲目のTop5入りです。
5位は3位からダウン、David Bowieの"Let's Dance"。5月21日に1週間だけですが1位を記録しました。David Bowie、Top40には1976年に10位を記録した"Golden Years"以来の登場(Queenとの"Under Pressure"を除きます)。1位では1975年の"Fame"以来2曲目となります。

この週9位はRick Springfieldの"Affair of the Heart"。
最高位は6月18日と25日の第9位。年間チャートは57位、1981年に2週間の1位、年間チャート5位の大ヒット"Jessie's Girl"、1982年の最高位2位、年間チャート20位の"Don't Talk To Strangers"に続くヒットとなりました。

そのRick Springfield、私のブログには前記2曲に続いて3曲目の登場です。
オーストラリア出身、1971年にデビューアルバムを発表、"Speak to the Sky"がビルボード14位を記録しましたが、その後、しばらくヒットに恵まれませんでしたが、ABCテレビのドラマ「GENERAL HOSPITAL」に俳優として出演して大ブレイク、"Jessie's Girl"の大ヒットにつながります。

そしてこの曲"Affair of the Heart"、彼の通算7枚目のスタジオアルバム『Living in Oz』収録曲です。
7枚目と書きましたが、"Jessie's Girl"が入った彼の5枚目のアルバムで、アメリカでの初めてのヒットアルバム『Working Class Dog』(特徴ある犬のジャケットで有名ですね)以来ですと彼がブレイクしてから3枚目のアルバムからのファーストシングルです。
曲の作者はRick Springfieldに加えてDanny Tate と Blaise Tostiのソングライターコンビとの共作。

この曲、初め聞いた時には驚いたのが、演奏はジャーニーか?と思えるほどのサウンド?もちろん声も全然違いますが、"Jessie's Girl"の時のストレートなロックから大きく変わり、メロディアスなおしゃれなロックになりました。
産業ロックと批判されるかもしれませんが良い曲ですよね。
この曲のあとも、1984年に第5位を記録した"Love Somebody"をはじめ、80年代後半までヒットチャート上をにぎわすことになる人気ロックミュージシャンです。


今週 先週 song / artist
1 1 FLASHDANCE ... WHAT A FEELING / IRENE CARA
2 2 TIME (CLOCK OF THE HEART) / CULTURE CLUB
3 4 ELECTRIC AVENUE / EDDY GRANT
4 14 EVERY BREATH YOU TAKE / POLICE
5 3 LET'S DANCE / DAVID BOWIE
6 10 FAMILY MAN / DARYL HALL & JOHN OATES
7 7 DON'T LET IT END / STYX
8 13 NEVER GONNA LET YOU GO / SERGIO MENDES
9 9 AFFAIR OF THE HEART / RICK SPRINGFIELD
10 15 TOO SHY / KAJAGOOGOO
11 11 BEAT IT / MICHAEL JACKSON
12 12 FAITHFULLY / JOURNEY
13 8 ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME / NAKED EYES
14 16 SHE'S A BEAUTY / TUBES
15 17 WANNA BE STARTIN' SOMETHIN' / MICHAEL JACKSON
16 18 I'M STILL STANDING / ELTON JOHN
17 19 COME DANCING / KINKS
18 5 OVERKILL / MEN AT WORK
19 21 OUR HOUSE / MADNESS
20 6 MY LOVE / LIONEL RICHIE
21 25 ALL THIS LOVE / DEBARGE
22 22 WE TWO / LITTLE RIVER BAND
23 23 TRY AGAIN / CHAMPAIGN
24 24 THE WOMAN IN YOU / BEE GEES
25 32 IS THERE SOMETHING I SHOULD KNOW / DURAN DURAN
26 27 BABY JANE / ROD STEWART
27 36 STAND BACK / STEVIE NICKS
28 28 THAT'S LOVE / JIM CAPALDI
29 30 WISHING / FLOCK OF SEAGULLS
30 34 SHE WORKS HARD FOR THE MONEY / DONNA SUMMER
31 33 ROLL ME AWAY / BOB SEGER & THE SILVER BULLET BAND
32 37 SWEET DREAMS (ARE MADE OF THIS) / EURYTHMICS
33 39 1,999 / PRINCE
34 20 SHE BLINDED ME WITH SCIENCE / THOMAS DOLBY
35 35 DON'T PAY THE FERRYMAN / CHRIS DEBURGH
36 26 LITTLE RED CORVETTE / PRINCE
37 29 STRAIGHT FROM THE HEART / BRYAN ADAMS
38 42 WHITE WEDDING / BILLY IDOL
39 31 SOLITAIRE / LAURA BRANIGAN
40 52 CUTS LIKE A KNIFE / BRYAN ADAMS
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Alabama- The Closer You Get(1983年の洋楽 Part21)

2019-06-20 22:41:05 | '83年洋楽
1983年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart21はAlabamaの"The Closer You Get"。
最高位は6月11日と18日の38位。年間チャートは圏外です。

Alabamaですが、1969年に結成され、その時には別の名前でしたが1977年に「アラバマ」という名前に、その名前のとおりアラバマ州出身のカントリーロックグループです。

初めてのアルバムは1976年の『Wild Country』。1977年にリリースされた2枚目のアルバム『Deuces Wild』に収録されていたシングル"I Want to Be with You Tonight"がカントリーチャートの78位にエントリー、これが初めてヒットチャートにAlabamaの名前が載った曲になりました。
彼らがブレイクしたのは1980年、4枚目のアルバム『My Home's in Alabama』がカントリーチャートで3位を記録、シングル"Tennessee River"が初めて1位となり、この曲以降、カントリーチャートで怒涛の1位連続記録を打ち立てます。

レギュラーチャートで彼らがブレイクしたのは5枚目のアルバム『Feels So Right』、アルバムチャートで16位、シングルの"Feels So Right"がシングルチャートで20位を記録します。

この曲"The Closer You Get"は彼ら4曲目のTop40ヒット。彼ら6枚目のアルバム『The Closer You Get...』収録曲です。
この曲の作者ですが、今回初めて知ったのですが、なんとあの ExileのメンバーJ.P. Pennington と Mark Grayの共作。
「あの Exile」とはいってももちろん日本のダンスユニットExileではありませんよ。
1978年のNo.1ヒット"Kiss You All Over"で有名なカントリーロックグループです。
久し振りにExileの名前を聞きました。素晴らしい曲だったです。一度聞いてみてください。→→→こちらをご覧ください

そして"The Closer You Get"ですが、ボーカルはRandy Owen。特徴ある声のグループのリードボーカルです。
カントリーチャートではもちろん1位を記録、アダルトコンテンポラリーチャートでも9位と広い分野でのヒットになりました。

Alabamaですが、この後もカントリーチャートではヒットを続けますが、レギュラーチャートでの80年代でのTop40ヒットはこの曲が最後になりました。
80年代ではと限りましたが、実は彼ら、この曲のヒットから15年後の1999年、 'N Syncと組んで出したシングル"God Must Have Spent a Little More Time on You"が29位を記録する久々のヒットを記録します。今でも活躍している息の長いカントリーロック界を代表するグループです。


こちらは作者のグループExileのバージョンです。このバージョン、とっても良かったです。


そしてこちらは1999年に最高位29位、年間チャート100位を記録した"God Must Have Spent a Little More Time on You"、Alabama featuring 'N Syncとなっています。この曲はもともと 'N Syncのシングルとして1997年に8位を記録した大ヒット曲です。アラバマバージョンでも'N Syncがバックボーカルとして参加しています。この曲はアラバマの曲の中でもベストではないでしょうか。名曲です。
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1983年6月18日付 ビルボード 全米 Top40 Naked Eyes - Always Something There To Remind Me

2019-06-16 22:20:25 | 1983年ビルボードTop40
1983年6月18日付ビルボード All American Top40、4週目の1位の大ヒットになりました、Irene Caraの"Flashdance ... What A Feeling"、映画『フラッシュダンス』の主題歌です。Irene Caraですが、1980年のこちらも映画『フェーム』の主題歌で最高位4位を記録して以来の2曲目のTop5ヒット、もちろん初めてのNo.1獲得です。

2位は3位からアップ、Culture Clubの"Time (Clock Of The Heart) "。アメリカでのデビューシングルで2位を記録した"Do You Really Want to Hurt Me"に続く2曲連続の2位の大ヒットになりました。
2位からダウンしての3位はDavid Bowieの"Let's Dance"。5月21日に1週間だけですが1位を記録しました。David Bowie、Top40には1976年に10位を記録した"Golden Years"以来の登場(Queenとの"Under Pressure"を除きます)。1位では1975年の"Fame"以来2曲目となります。
4位は11位からジャンプアップ、Eddy Grantの"Electric Avenue"。Eddy Grant、イギリスでは70年代後半からヒット曲がありますが、アメリカでは初めてのヒットが大ヒットになりました。
5位は4位からダウン、Men At Workの"Overkill"。新人で"Who Can It Be Now?"、"Down Under"と2曲連続のNo.1を記録、この曲で3曲連続のTop5入りです。

この週8位はNaked Eyesの"Always Something There To Remind Me"。
最高位は6月11日と18日の第8位。年間チャートは46位。彼ら初めてのヒットが大ヒットになりました。

Naked Eyesですが、80年代初頭に結成されたイギリス出身のポップロックデュオ。
メンバーはボーカルの Pete Byrne とキーボードの Rob Fisher。
イギリス出身ではありますが、デビューアルバム『Burning Bridges』はアメリカで火が付きシングルカットされた"Always Something There To Remind Me"が大ヒットしました。
活動期間は短く、このファーストアルバムとセカンドアルバムの『Fuel for the Fire』の2枚だけで1985年にはデュオを解散してしまいます。
シングルもこの曲を含め4曲のTop40ヒットがありますが、83年と84年の2年間のみのヒットでした。

この曲"Always Something There To Remind Me"、邦題は「僕はこんなに」。
アメリカではヒットしましたが、なぜか本国イギリスではほとんどヒットしませんでした。
実はこの曲、1960年代に Burt BacharachとHal Davidによって作られた曲なのです。
この曲の初めのヒットは1964年のLou Johnsonバージョン、最高位49位を記録、その後も、1964年のSandie Shaw、1968年の Dionne Warwick、1970年の R. B. Greavesと、いろんな人がカバーしてヒットした名曲なのです。


こちらは1964年にリリースされ最高位52位を記録したSandie Shawのバージョンです。Naked Eyesとは全く雰囲気が違いますが、やっぱり曲が良いのですよね。


今週 先週 song / artist
1 1 FLASHDANCE ... WHAT A FEELING / IRENE CARA
2 3 TIME (CLOCK OF THE HEART) / CULTURE CLUB
3 2 LET'S DANCE / DAVID BOWIE
4 11 ELECTRIC AVENUE / EDDY GRANT
5 4 OVERKILL / MEN AT WORK
6 5 MY LOVE / LIONEL RICHIE
7 9 DON'T LET IT END / STYX
8 8 ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME / NAKED EYES
9 10 AFFAIR OF THE HEART / RICK SPRINGFIELD
10 13 FAMILY MAN / DARYL HALL & JOHN OATES
11 6 BEAT IT / MICHAEL JACKSON
12 12 FAITHFULLY / JOURNEY
13 15 NEVER GONNA LET YOU GO / SERGIO MENDES
14 25 EVERY BREATH YOU TAKE / POLICE
15 17 TOO SHY / KAJAGOOGOO
16 16 SHE'S A BEAUTY / TUBES
17 19 WANNA BE STARTIN' SOMETHIN' / MICHAEL JACKSON
18 18 I'M STILL STANDING / ELTON JOHN
19 22 COME DANCING / KINKS
20 7 SHE BLINDED ME WITH SCIENCE / THOMAS DOLBY
21 26 OUR HOUSE / MADNESS
22 24 WE TWO / LITTLE RIVER BAND
23 23 TRY AGAIN / CHAMPAIGN
24 27 THE WOMAN IN YOU / BEE GEES
25 28 ALL THIS LOVE / DEBARGE
26 14 LITTLE RED CORVETTE / PRINCE
27 32 BABY JANE / ROD STEWART
28 30 THAT'S LOVE / JIM CAPALDI
29 21 STRAIGHT FROM THE HEART / BRYAN ADAMS
30 40 WISHING / FLOCK OF SEAGULLS
31 20 SOLITAIRE / LAURA BRANIGAN
32 44 IS THERE SOMETHING I SHOULD KNOW / DURAN DURAN
33 35 ROLL ME AWAY / BOB SEGER & THE SILVER BULLET BAND
34 42 SHE WORKS HARD FOR THE MONEY / DONNA SUMMER
35 39 DON'T PAY THE FERRYMAN / CHRIS DEBURGH
36 47 STAND BACK / STEVIE NICKS
37 46 SWEET DREAMS (ARE MADE OF THIS) / EURYTHMICS
38 38 THE CLOSER YOU GET / ALABAMA
39 52 1,999 / PRINCE
40 33 NO TIME FOR TALK / CHRISTOPHER CROSS
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