塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

もしデンマークをリードして試合終盤を迎えたなら

2010-06-24 19:57:13 | 日記
 昨日のイングランド対スロベニア戦において、イングランドが虎の子の1点を守りきる為に、ロスタイムに入るあたりから、スロベニア陣内の、一番奥のタッチライン際で時間を消費している姿を見て、

 「伝統国でもワールドカップで1勝するためには、これだけの労力が必要なんだ。」
 というワールドカップの奥深さと

 「もし日本がデンマークを1点リードして試合終盤を迎えた際、同点、逆転の芽を潰す為に、イングランドのようなタフな戦い方が出来るだろうか?」

 とふたつの思いが僕の頭に浮びました。

 今の日本の状況を考えれば多くの得点を奪っての勝利は期待できませんし、勝つためにはカメルーン戦同様1点奪った後どう展開するかが、大きなテーマになるはずです。

 ドイツ大会のオーストラリア戦のように、短時間で3点を奪われた過去があるように、サッカーの世界では説明がつかないようなゴールラッシュが稀に起こります。(例えばリバプール対ミランのチャンピオンズ・リーグ決勝)

 ですから日本がリードして試合終盤を迎えた際のゲームプランを、今一度日本はしっかり確認しておくべきでしょうね。

 2010年6月25日が、日本サッカーにとって語り継がれる1日になるのかどうかが、まもなくわかろうとしています。

 選手達も今頃は、心地よい緊張感を感じているのかもしれません。
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結婚話とサッカー

2010-06-24 19:06:33 | 日記
 今信濃毎日新聞で、「婚活」活動に取り組む長野県内の自治体の様子がリポートされていて、独身の僕は興味深く読んでいます。

 長野県内の多くの市町村は山に囲まれているところが多く、それらの地域はお年よりの割合が年々増えていくので、若い男女の結婚問題は人事では無いのです。

 僕が結婚できない理由を自分なりに考えてみますと、結論として以下の2点が浮びあがりました。

 1・結婚はしたい。でも結婚は僕には分不相応の出来事だ。
 2・意中の女性がいても、交際相手がいるに違いないと常に考えている。

 簡単に言えばアプローチの仕方も含めて、自分に自信が持てないんですね。周囲に気を使いすぎている面もあるかと思います。

 僕以外の未婚の男女も、どこか同じ考えを持っているように感じます。

 でもこうした「自信の無さ」や「周囲への配慮」は、スポーツの世界では利益になり得ません。特に集団スポーツであるサッカーはそうですね。

 日本が初めてワールドカップに参加した1998年、日本人ほぼ全てがワールドカップの経験がなく、自信が持てないでいました。(審判として参加された方や、記者として取材された方はいましたが。)
 
 だからこそ岡田監督の補佐役としてジーコの名前を挙げるメディアや、外国人監督の招聘の提案があったわけです。

 確かに出場の権利は手に入れた。
 でもどこかで不安感を感じていました。分不相応ではなかろうか。僕たちは世界と戦えるだろうかと。

 でもそういった考えは持たなくても良いですよね。
 僕たちはやれる!!そう考えるに越した事はありません。

 大体サッカーはひとりでも練習できますし、テレビの映像や雑誌の連続写真で日々研究することができます。誰かにビデオを回してもらって、自分のプレイしている姿を見返すことだってできます。

 デートはひとりでは出来ませんし、練習すらできません。
 そう考えるとサッカーは非常に有益なスポーツだとわかります。明日のデンマーク戦は僕は自宅手父と弟を観戦しますが、恋人とふたりで観戦する方も多いのかもしれません。
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北信濃の食材を使って

2010-06-24 11:16:43 | 日記
 最近勤務先のスーパーに、他県出身の従業員が加わったので

 「信州の味はどうだい?」
 と聞くと
 「信州に来たからには、おいしい蕎麦とおやきを是非食べてみたい。」
 という返事でした。

 やはり他県出身の信州の名産というと、この2品が連想される様子です。

 近い将来長野パルセイロがスタジアム問題を解決し、今以上に売店とレストランを充実できるならば、おやきを売店で、蕎麦をレストランで販売したら良さそうです。おやきは手に持って食べられますから、ハンバーガー感覚で食べてもらえば良いでしょう。

 信州の名産は他にも幾つかありますが、パルセイロは長野県全県の食材を調理するのではなく、北信濃中心の食材を用意したほうが、より「パルセイロらしさ」が伝わると思います。

 例えば僕の住む千曲市は杏で有名ですから、春先には杏のデザートを用意する。

 今の時期千曲川では鮎を釣る釣り人で一杯ですから、蕎麦と一緒に鮎料理をだすと喜ばれるかもしれません。

 ただ長野市周辺の食材に固執してしまうと、お客さんの要望にこたえる事が難しくなるかもしれませんから、そこは柔軟な対応で良いと思います。
 長野は青森と並ぶりんごの名産地として知られていますから、りんごを使わない手はありませんしね。

 もし売店やレストランが近い将来できたならば、パルセイロの大きな味方になるはずです。
 
 もし毎日運営できたならば、一般のお客さんが来店してくれますし、週末サッカー観戦を楽しもうという話が生まれるかもしれません。

 つまりフロントの人間が出向かなくとも、新規のお客さんが生まれる可能性があると思うのです。
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韓国16強進出決定!!

2010-06-24 01:50:53 | 日記
 韓国と同様の歓喜が、25日の早朝の日本にも訪れると良いですね。

 韓国がワールドカップ16強進出した事は、16強進出を目指す日本にとっても、大きな刺激となるに違いありません。

 そして韓国代表の選手の皆さんと、韓国のファンの方達へ大きな拍手を贈りたいと思います。
 本当に良かったですね。

 この韓国の16強進出は、韓国にとって「3点」の大きな影響が考えられます。

 その1・アウェーの地で16強を勝ち取った事で、2002年の4強進出は自国開催と、審判の韓国贔屓の判定に助けられたという声を封印できたこと。

 その2・Kリーグの観客動員数が増えるであろう点
 その3.この16強は外国人監督ではなく、ホン・ジョンムという韓国人監督の下で成し遂げられた事。

 2002年はフース・ヒディンク。2006年はディック・アドフォカートと、ふたりのオランダ陣指揮官の下で発展を遂げてきた近年の韓国代表。

 でもホン・ジョンムという韓国出身の監督が、祖国を率いて結果を出した事は、韓国にとって非常に有益だと思います。

 ホン・ジョンム監督は、韓国国内でそれほど評判は高くないと聞きましたが、彼自身にとっても自分の手腕を証明する、良いターニング・ポイントになったのではないでしょうか。
 また鹿島アントラーズのイ・ジョンスの活躍を、アントラーズのファンも喜んでいるはずです。

 それにしても赤一色に染まった韓国国内の風景をニュースで見たときは、韓国代表がどれだけファンから注目を集めているのか、改めて肌で感じました。
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レイモン・ドメネクについて感じた事

2010-06-24 01:32:23 | 日記
 「例えワールドカップの優勝経験があっても、チームが瓦解する時はこんなにあっけないものなんだな。」

 これが南アフリカ対フランス戦を見え終えた際の、僕の率直な印象です。
  
 その際は全く気付かなかったのですが、昨日のニュースでレイモン・ドメネクは、パレイラとの握手を拒否したそうで、良くも悪くも2004年以降のドメネク政権下を象徴する出来事だったと言えます。

 「魚は頭から腐る」と言いますが、どんな事情があったにせよフランスサッカー協会は、2008年の欧州選手権の後監督の交代に踏み切るべきでした。

 僕はドメネクの戦術や選手選考に口出しする気はありません。
 
 代表監督には自分の理想とする代表選手23名を選手する権利があると同時に、敗戦の際は解任という厳罰を受ける覚悟が必要です。

 その厳罰を受ける覚悟をした上で、ドメネクは今回のワールドカップ出場の23名を選択し、南アフリカに向けて旅立ったわけですから、この点に関してはフランスの皆さんも口出しはできません。

 僕らが口出しできるとすれば、ドメネクとファン、ドメネクと選手、そしてドメネクと記者(他国の記者も含めて)の間に、「敬意」や「いたわり」といった、穏やかな空気が既に存在しなかったことを、長い間無視してきたのではないかという点です。

 監督の求心力が消え失せれば、選手は敏感に感じ取りますし、それはファンや記者も同じです。

 つまり建設的な議論を促そうとも、内部の空気が澱んでいて意見する気が起きなくなるのだと思います。2試合続けて引き分けてしまい重苦しい空気が流れても、選手が監督を信頼し、監督も思い切った選手起用でグループリーグを突破したイングランドとは、まさに雲泥の差といえます。

 2012年の欧州選手権に向けて、果たしてフランスはどのような再生の道を歩むのでしょうか。

 新監督のロラン・ブランにとっては、課題は山積みと言えそうです。
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