長野パルセイロが大物を招聘

　実は長野パルセイロにも大きな動きがありました。

　８月３０日の公式ホームページに強化本部長として、２００２年ジュビロ磐田を年間王者に導いた、鈴木政一氏の就任が決定したとニュースリリースがあり、信濃毎日新聞にも鈴木氏の談話が掲載されました。

　鈴木氏の招聘が誰の発案なのかはわからないのですが、パルセイロが仮に今季のＪＦＬ昇格を果たした際、更なる戦力補強と質の高い練習が求められます。

　そうした将来起こるであろう出来事を予想して、鈴木氏に強化本部長就任を打診したのだと思います。

　言い換えれば、今この時期を逃しては、いつまでたってもＪＦＬ昇格はおろか、Ｊ２、Ｊ１への昇格を果たせないと言う、クラブの危機感の現れが鈴木氏へのオファーに繋がったのだと思います。

　ただ鈴木氏にしろ薩川監督にしろ、ただの地方都市にすぎない長野に、これだけ知名度のある人物がやってくることは、僕ら地元の住人が考えている以上に、長野の土壌は豊であり、そして他県の方を魅了する「何か」が宿っているのかもしれません。

　その何かに見出されたからこそ、土橋は山雅からの移籍を決断したのかもしれませんし、バドウとエリカさんは長野での暮らしを愛してくれました。

　だからこそその歩みを止める事が無いよう、僕らもクラブも今まで以上に協力していくことが必要でしょうね。