塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

J1にはドル箱が無い

2010-09-19 00:32:26 | 日記
 文庫ならば
 新潮社「ローマ人の物語」や文芸春秋「池袋ウエストゲートパーク」

 マンガならば
 集英社「ワンピース」や講談社「はじめの一歩」

 男性ファッション誌ならば
 世界文化社「ビギン」や集英社「メンズ・ノンノ」

 など本、雑誌の世界では出版社の顔とも言える「ドル箱」が多く存在し、それらが発売されると新聞広告をはじめ大きな反響があります。

 特にマンガと文庫の世界は「続き物」ですから、ハードカバーや週間、月刊の連載で話がわかっている読者も、改めて読み直したいという欲が湧いてきます。

 また今の文庫には新たな書き下ろしや解説、マンガにはおまけが付くことが多いですから、尚更読みたくなるんです。

 僕はJリーグにはこの
 「ドル箱」

 つまりファン以外の人間が応援したくなる対戦カードが無いことが、大きな問題だと思います。

 野球には「阪神VS巨人」の伝統の一戦がありますし、本場欧州と南米には、ファンなら誰もが知っている数多くのダービーや因縁浅からぬ対決があります。

 今では「エル・クラシコ」や「ミラノダービー」など、欧州のダービーマッチの多くが日本でも市民権を得つつありますし、中村俊輔がセルティック在籍時には、レンジャーズとの「オールド・ファーム」という言葉が盛んに聞かれましたね。

 日本にもかつては「アントラーズ対ジュビロ」という屈指の好カードがありましたが、今J1のカードの中で伝統の一戦と呼べる物は存在しません。

 日本でも近い将来ファンならずとも
「結果をしりたい、観戦したい」

 と思えるようなカードが登場すると良いですね。

 リーグに新たな刺激と活気が生まれますし、このカードが日本以外でもテレビ放送されるくらい成長したなら、J1自体の注目度も上がるはずです。
 
コメント
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