塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

パルセイロに歴史あり

2010-09-26 20:36:11 | 日記
 僕は今まで不思議に感じていた事がありました。

 パルセイロが行う保育園、幼稚園への巡回指導は非常に意義ある出来事なのに、どうして出かける選手の顔触れは毎回決まっているのだろうか?

 でも今日の試合を見ていてその答えを見つけることができました。

 「幼稚園、保育園は平日でないと子供達に会えない
 でもパルセイロの選手の多くは、平日契約している会社の業務がある。
 
 だから巡回指導に出かけられるのは、クラブとプロ契約を結んでいる選手達だけだ!!」

 僕達はJリーグ開幕以前のJSLや日本サッカーリーグの歴史を、改めて振り返る必要があると思います。

 海外メディアの多くは1993年以前の日本サッカーの歴史を完全に切り捨てていますが、僕らが同じ姿勢でいいわけありません。

 ですから僕はこれから機会があれば、プロ化する前の日本サッカーについての資料を集めていきたいと思います。

 仕事を抱えながら日々の練習に参加する事は生半可な態度ではできませんし、一般の人間が休んでいる週末は試合で潰れてしまいますから、休息を取る事だって難しい。精神力と体力だけでなくサッカーの技術も求められますしね。

 パルセイロも前身の長野エルザ時代を含む歩みを、いつか編集してまとめたら良いと思います。

 創立時の1990年以降長野の風景もサッカーの風景も変わりましたし、歴代の監督や在籍してきた選手達のインタビューや写真でクラブの歴史を振り返る事は、今の僕たちファンにも選手達にも、パルセイロがかけがえのない財産である事を、改めて教えてくれると僕は考えます。

 今年JFLに昇格できたなら、新たな歴史が誕生する年になりますし、過去を振り返る良いきっかけになるはずです。
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パルセイロ壮行試合(4)

2010-09-26 20:19:41 | 日記
 福島ユナイテットFCとの一戦、スコアは1本目が3ー1で勝利、2本目は0-0のドローでした。

 パルセイロは前半を4バック、後半を3バックの陣形で臨み、当然選手を入れ替える形で今日の試合に挑みました。

 僕が印象に残っているのは、前半右サイドバックの背番号20野澤が好機と見るや否や

 「ウラ!ウラ!ウラ!!」

 と大声で叫びながら全速力でタッチライン際を、相手陣内に向けて突進していった姿です。

 例え自分にボールがまわってこなくとも、フリーランニングを絶やさないその姿が非常に印象的でした。無駄走りに終わってもチャンスを逃さないその姿勢は、パルセイロの起爆剤と言えるでしょう。

 僕個人は4バックの方が今のパルセイロに合っていると思います。

 後半福島ユナイテッドFCが1回、パルセイロの左サイドを縦に突っ切り、パルセイロは危うく失点しそうになったんです。

 JFL昇格レースは体力勝負ですし、サイドに空間が生まれる3バックは守備の負担が増えますから、4バックを起用すべきだと思います。

 ちなみに今まで気付きませんでしたが、千曲市サッカー場には時計がありません。

 今後仮に時計の無い会場で昇格レースを争うことになった際、今日の経験が生きてくるかもしれません。

 人の体内時計はなかなか当てになりませんし、ベンチが選手達にどのようにして時間を伝えて行くかも大きなポイントになります。

 後は薩川監督がどんな先発、どんな交代を考えているかが大きな焦点になってくるでしょう。

 10月から11月にかけてホーム南長野で4試合を行い、ファン合同の激例会を経てパルセイロはJFL昇格への旅にでます。
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パルセイロ壮行試合(3)

2010-09-26 16:51:36 | 日記
 ゴール裏で福島ユナイテッドFCの声援を贈っていたのは、旗振りの方を含めて6人の方達でした。(他にも数名ゴール裏で観戦していましたが、福島のファンかどうかはわかりませんでした。)

 この6名のファンの皆さんを見て
 「クラブをサポートする心意気」
 
 の真髄を見せて貰った気がします。

 また福島ユナイテッドFCには実習も兼ねているのでしょう、「福島医療専門学校」のロゴが入った青のジャージを纏った女性がいました。

 この前ご紹介した坂城町で行われたブラインドサッカーの会場でも、長野大学をはじめ多くの学生たちがボランティアとして、選手とスタッフの手助けをしてくれたんです。

 学生からすれば机上の勉強だけでなく、実地で様々な見識を深める事で、より深く今学んでいる事を理解できる大きな手助けになると思います。

 一方のパルセイロゴール裏にも、新たな発見がありました。

 応援ソングの1部を
 映画「大脱走」や「オー・シャンゼリゼ」など、誰もが口ずさめるテーマ曲で盛り上げたり、今までも掲げていたのかもしれませんが、「ゴルゴ13」のオレンジ色の横断幕も見受けられました。

 今年長野パルセイロの胸スポンサーは
 「長野都市ガス」

 というガス会社が務めていまして、今日長野都市ガスさんのブースも出店していました。

 今パルセイロは僕たちファンからJFL昇格の費用を募金の形で集めていて、募金をすると「抽選クジ」が入ったバッグが配られたんです。

 僕は今日そのクジが見事に当選して、茶色のバスマットを頂くことができました。

 パルセイロに募金ができてグッズまで貰えて、今日は非常に実りの多い1日でした。
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パルセイロ壮行試合(2)

2010-09-26 16:38:44 | 日記
 それは清清しい光景でした。

 今日のパルセイロ対福島ユナイテッドFCの試合終了後、福島ユナイテッドFCのファンの方が自発的に
 
 「長野パルセイロ」
 コールで僕達にエールを贈ってくれたんです。

 そして僕らパルセイロ側もゴール裏のコールリーダーが先導となって
 「福島ユナイテッドFC」
 コールで、彼らの健闘を労いました。

 ラグビーでは
 「ノーサイド」

 と呼ばれる試合終了後の光景が知られていますが、サッカーの場合は選手が審判に詰め寄るなど、殺伐とした空気が流れることがしばしばあります。

 僕がパルセイロの応援をはじめて今年で3年になりますが、終了後にこんなに暖かい気持ちが持てた事は今までありませんでした。

 福島ユナイテッドFCの皆さんに、改めてお礼を言いたいですね。

 千曲から往復どれくらいの時間が移動に必要なのかはわかりませんが、
 「今日千曲で試合が出来てよかった」
 「千曲という街は良いところじゃないか。」

 そう思っていただけたらこんなに嬉しいことはありません。

 僕は専らホームでの観戦しか経験が無く、クラブ主宰のアウェーツアーに申し込んだこともないのですが、初めて訪れた土地で暖かい歓迎を受けたなら、一瞬でその街、土地に関心を持つと思います。

 一昨年のように地元篠ノ井商店街のおかみさんたちが、自発的に駅のシャトルバス停留所で、敵も味方も関係なくお茶や茶菓子を振舞ってくれたことを思い出します。

 パルセイロも運営のこのようなボランティアの方に、任せられる部分は任しても良いのではないでしょうか。

 僕は日曜日なかなか休めませんが、クラブがボランティアを必要とするならば、前向きに考えてみたいものです。
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パルセイロ壮行試合

2010-09-26 11:34:47 | 日記
 今日の千曲市は秋晴れの最高の天気です!!

 ここ数日は小雨の日もあって、シャツの上に薄手のセーターを羽織って出社することもありましたが、今日は寒さを心配することなくサッカー観戦を楽しめます。

 今日のパルセイロの壮行試合は、本当の意味での僕のホーム千曲市が会場ですから嬉しいかぎりです。

 何よりも徒歩10分という近さに加え、電車の時刻とシャトルバスの待ち時間を気にする必要がありません。非常に気軽に観戦できます。

 今日の対戦相手は
 「福島ユナイテッドFC」

 といいまして、恐らく福島県から千曲まで遠征にくるのだと思います。

 試合内容は45分を2セットという形になるようですが、パルセイロは今日の試合を含めて5試合を、JFL昇格レースの試金石に当てますが、全てホーム扱いなんです。

 ツエーゲン金沢やザスパ草津のような、近隣の上のリーグに所属するクラブまで遠征したらどうかと思いますが、選手の体調を考慮した際、長野と千曲で試合をしたほうが良いと、クラブが判断したのでしょう。

 同時に地元の関係者とファンに対する

 「御礼」
 の意味合いもあると思います。

 試合開始は午後1時から。これから昼食を食べて観戦にでかけます。
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