塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

オレンジのスエットを買いました。

2010-09-14 22:44:31 | 日記
 この前オレンジ色のスエットシャツを買いました。

 俗に「両Ⅴ」と呼ばれるヴィンテージ・スエットの復刻版で、秋口から初冬にかけて重宝すると思ったんです。

 参加できるかわかりませんが、9月26日千曲市サッカー場でのパルセイロの試合と、11月のJFL昇格の壮行会、12月のファン感謝デーなどにブルージーンズと合わせて着れば、それだけでパルセイロのホームカラーを体現できますから、買って損はないと思ったんです。

 僕は冬場オレンジのダウン・ジャケットに足許をブーツで固めて、練習の見学に出かけましたが、それでも寒くて仕方ないんです。

 自動販売機で飲み物を買ってカイロの代わりに使いましたが、結局は飲んでしまいますから単なる「一時凌ぎ」です。

 最近エドウインが
 「ウインド・ストッパー」
 を用いた、つまり冷気が入り込んでこない構造のジーンズを発売しているので、冬場の観戦に重宝するなと思っています。

 今J1はカレンダー問題で揺れていますが、冬場はピッチの凍結と雪かきをはじめ、観戦にも試合にも大きな影響があります。

 従って欧州式のカレンダーを導入するには、ベルギーやオランダのように少なくとも「ヒーター」の導入は不可欠でしょうね。(欧州と日本では雪の質が異なるそうで、ヒーターの導入だけでは解決できないようです。)

 逆に現状のカレンダーでも不都合はあるんですよね。

 今年のように暑さが厳しければ、熱中症や日射病の心配をせねばなりませんし、夏場の連戦は著しく選手の体力を奪っていきますし、台風の問題もありますからね。

 ですのでこのカレンダー問題は、まだまだ検討の余地があると思います。

 例えばトトの助成金でヒーターの導入を援助することができれば、欧州式のカレンダーに近づけるかもしれません。
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リーガ最注目のクラブ、それはエルクルス

2010-09-14 19:36:41 | 日記
 イタリアではチェゼーナが旋風を巻き起こしつつありますが、スペインでも「エルクレス」が大注目を浴びています。

 特に敵地カンプ・ノウでバルサに勝利、しかも2-0の完封勝利をおさめたことで、その注目度は急上昇中です。

 エルクルスの1部昇格は13年ぶりのことですが、昇格を契機に会長を務めるオルティス氏は、大胆な補強にでました。

 バルセロナ戦で2ゴールを奪ったパラグアイ代表のバルデスを筆頭に、ユヴェントスからはダヴィド・トレゼゲを、レアルからはロイストン・ドレンテを獲得し、その陣容は昇格1年目のクラブとは思えないほど豪華な内容です。

 ホームスタジアムの「ホセ・リコ・ペレス」は収容人数3万人ですが、今はクラブの快進撃に駆けつけたファンは大喜びでしょうね。

 今の状態を保てれば、ユーロリーグの切符に加えて来季のシーズンチケットの売上も期待できそうです。

 ただ昇格クラブの目標は、あくまで「残留です」

 スタートは良くても中盤以降徐々にジリ貧になり、最後は降格争いに巻き込まれることが多いのは、相手に研究されたことに加え、2部とは比較にならないくらいの注目度とレベルの差にあるのでしょう。

 (今季のJ1ではベガルタがその例です。出足は好調でしたが、中盤戦以降はなかなか勝ち点を奪えていません。)

 エラクルスもチェゼーナも、クラブが好調な今勝ち点を稼げるだけ稼いでおく必要があるでしょう。

 何がきっかけで歯車が狂うかわかりませんし、今の調子をシーズン通じて守れるかどうかは未知数ですからね。

 それにしても「ジャイアント・キリング」はいつ見ても興奮しますね。

 ただ僕の場合インテルがジャインアント・キリングにあった場合、ひどく落ち込むでしょうけど。
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トム・トムスクと今の日本を比較して

2010-09-14 13:17:13 | 日記
 松井大輔の移籍先であるトム・トムスク、実は開幕前深刻な財政難で消滅の危機にありました。

 しかし彼らの窮状を知った他のクラブやファン、ロシア国民とプーチン元大統領までが救済の為に手を差しのべたんです。

 結果クラブは存続しリーグ戦に参戦できました。

 この話には2つの問題提起があります。

 ひとつは
 「投資」についてです。

 懐具合が厳しい時、普通ならば手許の資金を大切にしようと「緊縮」に走るはずです。
 
 でもトム・トムスクは周囲の手助けもありリーグ戦を戦っている上、松井という戦力補強も行った。

 つまり現状を打破し、プロとして高い順位を目指すことの必要性を伝えているといっても過言ではないでしょう。

 好成績を挙げれば新たな資金がスポンサーから舞いこむ可能性がありますし、同時に応援してくれた皆さんへの「還元」に繋がりますしね。

 2点目は
 「日本では政治家が貧しいプロクラブを救うだろうか」という点です。

 今日本には3つのプロリーグの団体がありますが、財政はどのリーグも安泰ではありません。

 Jリーグで例を挙げるなら、今の東京ヴェルディがそうですね。

 僕らファンが救う為の支援活動、募金活動を行う事は可能でしょう。大宮アルディージャの塚本選手にガンが発覚し、クラブの枠を超えた資金援助があったことは、皆さんもご存知ですし。

 しかし政治家が
 「消滅しかかっているスポーツクラブを生かそう」

 とは日本の政治家は判断しないでしょうね。

 Jリーグに限らずNPBもbjリーグも、これからの時代本当に「お金の使い道」を真剣に考えないといけません。

 (トム・トムスクについての資料は、ワールドサッカー・ダイジェストの2010年8月19日号104ページになります。)
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サッカー監督という人生

2010-09-14 01:52:18 | 日記
 サッカーファンであるならば、誰もが1度は

 「贔屓クラブの監督になってみたい」
 「代表を率いてワールドカップの予選、そしてワールドカップに出場してみたい」

 そう考えた事があると思います。

  でも僕のようなプロサッカー未経験者が、監督になることは極めて稀です。

 ですから今でもアリゴ・サッキの功績を讃える声が絶えないのは当然ですし、ロベルト・マンチーニのように選手時代の名声で監督になったと揶揄される人物もいるわけです。

 彼らのように選手時代の栄光が無くとも、監督として勝利を掴むには何が必要なのでしょうか?

 もちろん監督としての人間の器もそうですし、メディアとファン、選手と円滑に会話できる能力も必須事項でしょう。

 しかし選手として大成できなかった監督が拠り所にするものは
 「戦術」
 だと言えます。
 
 サッキの「フラット4とゾーン・プレス」、フィリップ・トルシエの「フラット3」そしてラファエル・ベニテスの「ターン・オーバー」

 監督が選手に対し自分の有能さをアピールする武器が戦術ですね。特に選手時代の名声がない監督にとって、それはまさに「命綱」です。

 ですから自身の戦術を否定されることは、己自身を否定されたと同じ意味ですし、戦術の遂行を達成するには、多少の犠牲が必要だと考えています。

 前者の例はフラット3の有効性を最後まで説いたトルシエ、後者の例はバッジョ、ゾラといった有能なプレイメーカーを排除したサッキとそのフォロワー達といえるでしょう。

 しかし書店のスポーツ、ビジネスコーナーにはサッカー監督の人心掌握術や伝記の類が数多く並んでいます。

 それは多くの方がサッカー監督の生き様から学びたいという意志の現れでしょうし、これからもプロ経験の無い監督は存在し続けるでしょう。
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