塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

旬を外れた選手達

2010-09-17 01:27:40 | 日記
 突然ですが夏用のスーツを買おうと思っています。

  今の時期、夏物は「処分品」として多くが値崩れしていますし、僕が目星をつけた夏用スーツは、定価より1万円以上安くなっているんです。

 僕も店で夏用の衣類を今の時期に売る時は
 「来年の夏用に最適です。」
 「まだまだ暑い日が続きますからね。」

 とできるだけお買い得感をお客様に伝えるようにしています。

 「旬を外れた商品は安くなる。」
 
 同様に限界説が流れるサッカー選手は所属クラブから解雇され、フリー・エージェントで市場に出回る事があります。

 つまり古巣から
 「旬を逃した」
 「今以上の活躍が期待できない。」

 と判断されたわけです。例えばグティやラウルのような実力者でも、年齢がネックになることもあります。

 でもそのような選手達を、残留を第一条件にしているクラブは重宝するからこそ、サッカーは面白いのです。

 フリーエージェントの選手は移籍金無しで獲得できますし、スペインのレバンテやドイツのザンクト・パウリのような今季の昇格クラブに、世界に名だたる大物はやってきません。

 しかし「かつての大物」ならばやってくる可能性はあります。

 旬を外れても彼らの知名度は劣りませんし、ビッグクラブでは活躍できないかもしれませんが、スモールクラブや昇格クラブならば、活躍できる可能性は非常に高い上、選手のネームバリューが大きな価値を生みます。

 僕は衣類を探す時夏に冬物衣料を、冬に夏物衣料を探す事があります。

 普通のお店では無理でも、古着屋ならば天井近くに季節外の商品が並んでいる事があるため、脚立をお借りして商品を見せてもらうこともあります。

 スモールクラブのGMが必死に知恵を絞っているように、僕も普段の買い物で必死に頭を働かせています。
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