塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

マイターとル・コックの事例から

2018-01-18 01:39:27 | 日記
 FC大阪、鹿児島ユナイテッドに代表される、マイターと2017シーズンまで契約を交わしていたクラブが、続々と新しいジャージ契約を発表しています。

 ル・コックが日本市場から撤退したときも、商売の難しさを感じましたが、一方でヨネックスがアビスパ福岡と新契約を交わしたように、手ごたえを感じているブランドもあります。

 僕は日本は商売がしやすい環境にあると思っています。

 それは海賊版が淘汰出来るくらいの経済力がまだ備わっていますし、プーマ・ジャパン、ナイキ・ジャパンのように、日本法人を立ち上げてブランドを育てることが可能のためです。

 以前から日本市場は

 1・特に若い世代の感性が凄い
 2・スタジアムは清潔で、暴力事件や盗難事件が圧倒的に少ない

 ということで、運営はむしろ世界から賞賛の声が挙がるくらいです。

 一方で日本では、ありとあらゆるブランドが入手できるために、ナイキやアディダスのような既に確立されているブランドはともかく

 どこか地味な印象を与えるブランド
 契約選手が存在しないために、友好的なブランド・アピールが出来ない

 ブランドは、展開が苦しくなるのかなのも思います。

 アンブロが柴崎を獲得したのも、いずれは遠藤に代わるブランドの顔が欲しかったためでしょうし、アシックスやミズノなど老舗もうかうかとはしていられません。

 ル・コックにしてもマイターにしても、日本市場がアジアでも重要な市場であることは間違いないでしょうから、新しい展開を将来試みるかもしれません。

 ただ、商売の方針は年を追うごとに様変わりしていますから、過去の反省がうまくいかない側面も今後は出てくるように感じます。
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日本の車事情と東南アジア出身選手たち

2018-01-18 01:26:05 | 日記
 軽自動車が燃費の良さで勝負していたのは昔の話で、今は

 1・ツートン・カラーの洒落たデザインも登場
 2・室内が広く、背丈もありスライドドア使用もあり
 3・安全機能がさらに充実し、燃費も良い

 というような、大きな付加価値がついています。

 しかし、一方で、軽自動車が持つ最大の魅力、価格の安さがどんどん薄れているのも事実です。

 装備、デザインが充実すればお手軽価格でなくなるのは致し方ないにしても、僕が今愛用しているスバルの軽自動車は本当に良い買い物をしたと思える価格です。

 第一、今スバルは軽自動車の市場から撤退し、ダイハツから供給を受けているくらいですからね。

 今、Jリーグでタイ出身の選手が増加傾向にあるのは、かつての軽自動車のように

 「お手軽価格なのにすごぶる活躍する」

 選手たちだからではないでしょうか。

 ブンデスリーガでこれだけ日本人選手が増加したのも、日本代表クラスでも欧州からみれば格安で戦力補強ができたためです。

 言い換えればそれだけチャナティップの影響力が絶大であり、だからこそミズノも本契約に踏み切ったのでしょうが、例えばベトナム代表やインドネシア代表選手が一人でも、チャナティップと同じくらいのインパクトを残したならば。

 Jリーグには新しい波がまた来ると思います。

 イタリアでJリーグが注目されたのは、ひとえに

 「中田英寿の再来」

 がいるのではないかと皆が考えたためです。

 マセラティやランボルギーニのように、美しいデザインでも盗難にあいやすい車よりも、フィアットのように愛嬌があって動く車が重宝するのは当たり前です。

 今後グランパスエイトのようにビッグネームを得るだけでなく、選手のバリューを考える移籍も増えると思いますね。
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