塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本女子代表も欧州遠征へ

2022-06-03 20:02:13 | 日記
 日本女子代表が欧州遠征をおこない、セルビア女子代表とフィランド女子代表を対戦します。

 男女問わず7月開催のEー1選手権では海外リーグの選手たちを招集できず、JリーグとWEリーグ在籍の選手のみで構成となります。

 ですから池田太日本女子代表監督からすれば、欧州リーグの選手たちの体調や戦術眼を確認する良い機会になると思いますが、この事例だけを見てもわかるように、性別問わずやはりサッカーは「欧州」で戦わないといけないのですね。

 それは黎明期から変化のない事実でもあるのですが、同時にシュミット・ダニエルが

 「より高い次元で戦うには、ベルギーでは物足りない」

 と語ったように、イングランドやスペインに移籍しなくてはならないのでしょう。

 既に韓国代表と日本代表の力が突出している東アジアにおいてEー1選手権を行いう必要性は、この両国に限っては無いとも言えますが、地域性を考慮すればガルフカップのように、アジアカップという大陸王者を決める大会を凌駕する存在もあります。

 アジアカップで敗れるよりも、ガルフカップで敗れる苦々しさ

 が湾岸諸国にはあり、ワールドカップに出場していない国も、名誉挽回の良い機会のようです。

 川渕三郎氏が、Jリーグは欧州でいえばオランダのようになれば良いと語りました。

 質の良い若手にたくさんの出場機会を与える
 頃合いを見て売却する
 その資金で新しい選手を加入させる

 というサイクルを作りな差異という事なのでしょう。

 その若い選手たちが、Jリーグでは物足りないと感じるようになれば、逆にJリーグの課題が浮かび上がってくると思いますよ。

 かつてブラジル、韓国、オーストラリアで占められていた外国籍枠が、スペインやポーランド、ニュージーランドにタイと確実に増加傾向にあることが、改善点を物がっていますよね。
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ロット、名品スタジオ45が国内流通へ

2022-06-03 19:38:23 | 日記
 スパイク専門サイト「0014のブログ」において、ロットの最高峰スパイクである「スタジオ45」について掲載されています。

 スポーツ・オーソリティから税込み33000円で発売されるというこのスパイク、食料品を軸に様々な商品が値上がりしている最中、相当強気の価格設定だと思いますが、逆のロットの意気込みと誇りが感じられます。

 (僕は近所に店舗がないので、写真で見るだけですがね)

 ロットと言えば緑
 緑と言えばロット

 というように、1990年代におけりうセリエAのロット着用率が非常に大きく、デメトリオ・アルベルティーニを軸にイタリア代表の選手たちもこぞって愛用していました。

 (他にはアルベルティーニ同様、ACミランと代表で活躍したアレッサンドロ。コスタクルタなど)

 ACミランを軸に多くのクラブをサポートし、ロットのアイコンである「ロザンガ」は高品質の証と言え、対の関係性であるディアドラと共に、サッカーの発展に大きく関与してきました。

 2001ー03シーズンの2年はユヴェントスと契約をし、袖口のロザンガが「赤」だったために、ユヴェントスの伝統に背いていると批判が集まりましたが、それはミランを連想させる形だったためでしょう。

 ただロットしては、単純に「赤」を挿し色として使いたかったのでしょうし、2022シーズンのインテル・ミラノは、伝統の縦じまをなくすという劇的な形でナイキがサポートしたわけです。

 当時のロットの赤採用など、今から見れば些細な案件のように見えますが、ファンの反発は大きかったと記憶しています。

 2000年代中期にはアンドリュー・シェフチェンコとの契約が終えますが

 スティファノ・フィオーレ イタリア代表
 クラレンス。セードルフ オランダ代表

 が愛用し、イタリア代表のルカ・トニは引退するまで常にロットでした。

 逆委に言えば、コマーシャル的発想において(ディアドラとカッパもそうですが)、品質をナイキのように巧に伝えることが出来なかった、この点でロットは損をしていたのように感じるのです。
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代理人が活発化した90年代中期を考えて

2022-06-03 19:21:03 | 日記
 昨日発売のワールド・サッカーダイジェストにおいて、サイモン・クーパーが他界したミノ・ライオラについて言及しました。

 ワールド・サッカーダイジェストにサイモン・クーパーがコラムを連載するようになって相当の時間が経過していると思います。

 ただ彼の連載に限らず、代理人とその人物像に迫る記事は今回が初めてではなかろうかと思ったんですよ。

 それだけライオラの辣腕(剛腕か豪腕か)がズラタン・イブラヒモビッチ、マリオ・バロテッリ、そしてポール・ポグバにアーリン・ハーランドの道を切り開いてきた、という事なのでしょうね。

 代理人がより明確な存在になったのは、やはり1994年のボスマン判決、つまりクラブとの契約期間を終えた選手は、契約解除金(移籍金)が発生せずに新天地となるクラブを選択できる、という司法の判断が大きいと言えます。

 このボスマン判決の影響が特大だったのは、1995年UEFAチャンピオンズ・カップ優勝クラブ、アヤックス・アムステルダムです。

 パトリック・クライフェルト、エドガー・ダヴィッツ、ヴィンストン・ボバルデといった選手たちが続々とセリエAへ移籍し、最後までクラブに残留したロナルドとフランクのデブール兄弟も、練習ボイコットという強硬手段でFCバルセロナに移籍します。

 フィンランド代表のヤリ・リトマネンがバルセロナとリバプールに在籍したのち、再度アヤックスに移籍した際ファンは惜しみない拍手で迎えましたが、それはリトマネンが強硬手段で移籍しなかったためでしょう。

 この90年代から選手の移籍は現在のように大きくなり、巨額の資金が動くことになりましたから、必然的に代理人も大きな業務を抱えるようになります。

 日本代表選手たちも今夏の移籍を模索している選手が多く、だからこそ代理人の手腕が問われることも確かでしょうが。
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書籍「スニーカーの文化史」を購入して

2022-06-03 18:52:56 | 日記
 2021年4月にフィルムアート社から刊行の書籍「スニーカーの文化史」を購入しました。

 一時期は入手困難だったのですが、最近は流通が安定してきたのか店頭で購入できました。

 内容はまだ把握できていませんが、やはりスニーカーは

 1・バッシュとNBAは深く関係がある
 2・歌手をはじめ、セレブリティの持つ影響力

 という2点が明確に浮彫となります。

 アディダスのスーパースターとランDMCの関係性は、ファッションに詳しくない方でもどこかで聞いたことがあるでしょうし、確かBTSはフィラの広告塔ではなかったでしょうか。

 ではサッカーはどうかといいますと、ナイキのように先頭を走るブランドが手掛けた歴史は、当然プーマとナイキより短いですし、常に黒と白のデザインが施され、保守的であったことも確かです。

 そもそも「ヤスダ」が帝京高校にカラー・スパイクを納品したことが稀であり、スパイクは通勤にも通学にも使えませんから、バッシュのような利便性には欠けています。

 ただ前回の2018年ワールドカップ、そのナイキが手掛けたナイジェリア代表ジャージのデザイン性が評判を呼び、世界規模で爆発的な支持を得たように、履物よりは着る物がサッカーの楽しみかもしれません。

 特にサッカージャージは、丸首からポロネックかⅤ首かで印象がずいぶん変化しますし、胸スポンサーやブランドの交代により、中古品とヴィンテージ品は明確に年代の把握ができます。

 例えばFCバルセロナは現在のナイキ以前はカッパでしたが、カッパ以前の「メイハスポーツ」の古着は、まずお目にかかれないでしょうね。

 日本でいえばエネーレ時代の鹿島アントラーズ、1年だけの契約で終えたガンバ大阪とル・コックのレプリカは、ジャージファンの中でも希少価値があるのではないでしょうか。
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