塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

スポンサーは代表招集に絡むのか

2022-06-09 23:14:57 | 日記
 テレビの世界では俳優が出演するドラマの宣伝を兼ねて、その局内の番組をはしごすることがあります。

 最近は漫画と小説を軸に脚本が執筆される割合が増えていますから、出版社側と原作者からの要望もあるのでしょうね。

 原作が増刷されればドラマも注目が集まる
 原作者の実力も認知されるようになる

 ということで、俳優の登場が大きな宣伝につながるためです。

 当然ワールドカップ各国代表も、様々なスポンサーによって支えられていますが、スポンサーが代表選手の選手選考に気を揉むことはあっても、口出しはできません。

 これはあくまで憶測ですが、既にインターネット界隈ではアディダスが久保建英が、本戦に招集されずに終わり、スパイクの販促が難しくなることを懸念しているというのです。

 この背景には

 1・韓日ワールドカップから20年が経過したこと
 2・あの時、アディダス・ジャパンは中村俊輔を大きくプッシュし、招集されないことなどない、と考えていた
 3・しかしフィリップ・トルシエは彼を外し、アディダスの戦略が根底から覆る

 という、大きな痛みが与えられるかもしれない、という面にあります。

 2010年のアディダスは中村俊輔、2014年と2018年のアディダスは香川真司が主な契約選手でしたが、彼らのような実力者でも4年周期のワールドカップに向けTえ、最高の精神で挑むことはできませんでした。

 つまり、アディダスからすれば久保建英が落選すれば、彼もそうですが同じ痛みを再度被る、という点を是が非でもさけたいというわけです。

 ただ、実際これは「憶測」であり、アディダス契約選手はごまんといますし、日本代表も同様です。

 指揮官もプロならばアディダスも同様です。

 仮にスポンサーが選手選考に口出し(ナイキはブラジル代表に圧力をかけているとの指摘がありますが)しているようであれば、それは当然「越権行為」としか言えませんからね。
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レアル・ベティス、新スポンサーがヒュンメルに決定

2022-06-09 18:27:33 | 日記
 2021-22シーズン、ラ・ラーがで大健闘を見せたレアル・ベティス。

 近年はお隣のセビージャがUEFAヨーロッパ・リーグで3連覇を達成するなど、欧州でも注目を集めるようになった過程を、まざまざと見せつけられていました。

 ただ、今季は2005年以来となる国王杯のトロフィーを掲げ、大きな歓喜に包まれました。

 そのベティスは今季で「カッパ」との契約を終え、来季から「ヒュンメル」と新契約を結びます、(専門サイト ユニ11より)

 カッパとベティスの間柄は古く、例えば1997年サンパウロから契約解除金50億円(当時としては桁違いで、あのロナウドがFCバルセロナからインテルに移籍した際は32億円が動きました)で加入したデニウソン。

 この時もジャージはカッパが手掛けていました。

 正直、デニウソンの技量とベティスの戦術が合致していたかと言えばそうではありませんが、デニウソンは1998年と2002年のワールドカップ、ブラジル代表選手として出場しており、実力ある選手だったことは確かです。

 そのベティスの象徴であるホアキン・サンチェスは、過去バレンシアとフィオレンティーナに在籍していましたが、2005年国王杯優勝当時もカッパと共にベティスは歩んでいましたね。

 ちなみにセレッソ大阪との契約が終了した乾貴士。

 彼がワールドカップ2018で残した活躍が評価され、エイバルから移籍した際もベティスのジャージはカッパが手掛けていました。

 ベティコもカッパのジャージに慣れているでしょうか、しばらくはヒュンメル・デザインに戸惑うかもしれません。

 ヒュンメルは過去レアル・マドリードとスポンサー契約していた時期もありますし、久方ぶりにラ・リーガの人気クラブと契約、という印象があります。
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欧州サッカートウディ・完結編が発売しましたね

2022-06-09 18:08:58 | 日記
 ワールド・サッカーダイジェスト編集部お馴染みの「欧州サッカートウディ・完結編」が刊行されました。

 今季の欧州リーグの大きな話題と言えば

 1・ブンデスリーガ FCバイエルン・ミュンヘンの10連覇
 2・セリエA ACミランが2010-11シーズン以来のスクデット獲得
 3・ラ・リーガ レアル・マドリードがリーグとUEFAチャンピオンズ・リーグの2冠達成
 4・プレミア・リーグ リバプールが4冠を目指すも最終的にはカップ戦の2冠に終わるも、底力を発揮

 などが思い浮かびます。

 ただ、先日もお話ししたように、2021-22シーズンはアジアにも多大な影響がありましたよね。

 イラン代表 エースのアズムンがバイエル・レヴァークーゼンに冬の移籍上で加入、4大リーグで活躍を目指す
 韓国代表 ソン・フンミンがプレミア・リーグ得点王に輝く
 日本代表 鎌田大地がUEFAヨーロッパ・リーグで優勝、長谷部誠もクラブから大きな信頼を得る

 また伊東純也がベルギーで大きな評価を得る一方、セルティック・グラスゴーが2022-23シーズンも日本市場に積極的に関与するという話もあり、幾分ですがアジアと欧州に横たわる距離は、縮小されたように思います。

 プロ野球ですと、1994年巨人軍に移籍したジェシー・バーフィールド、福岡ダイエー・ホークス(当時の名称)に加入したケヴィン・ミッチェルのように

 「俺たちが米国式の野球を教えてやる」
 「日本のレベルは米国よりも下だからな」

 という無駄な自己中心的発想が災いし、大きくこけましたよね。

 Jリーグもかつてはそうだったかもしれませんが、最近来日する外国籍選手は彼ら海外リーグで活躍する日本人選手が増加傾向ということもあり、謙虚な姿勢で移籍してきますよね。

 1994年当時、日本の選手が大リーグに在籍してはいませんし、だからこそ「溝」を埋めることになる野茂英雄の登場は、センセーショナルだった、と言えそうです。
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美容男子という言葉から

2022-06-09 17:53:29 | 日記
 美容男子という言葉が最近目立ちます。

 確かにシャネルが「ボーイズ・シャネル」を発表し、男性が化粧品を買う事、美容のために家電売場へ出かける事は、全く珍しくはありません。

 例えば僕の父は髭剃りを電気カミソリで行いますが、いきなり髭を剃り始めますから肌に与える衝撃は相当でしょう。

 それ、つまり昭和の男性からすれば、日焼け止めを塗る、日傘をさす、脱毛するという昨今の風潮はさっぱりわからないと思いますが、若い世代は洗顔をしても化粧水も保湿液もしない父親世代に愕然としているのではないかと感じます。

 世の中には「見てくれ」「外見」が素晴らしいと性別問わず感じさせる男性はいますよ。

 でも彼らは美容よりもむしろ

 1・桁違いの読書家である
 2・飲料水や食材など、食べるものに注意を払う
 3・謙譲の美徳や感謝することの大切さを知っている

 という事柄に注意を向けていますよ。

 どんなに美容が素晴らしくとも、人間的にいただけないのであれば、もっと別の事柄にお金を使ったらよいのにと思います。

 資生堂の福原義春名誉会長は、生まれてから一冊も入手した書籍を捨てたことがない読書家で有名ですが、資生堂という日本の美意識をけん引してきた人物をまねて、美容男子ももっと異なる視点、持った方が良いのではありませんか。

 ロナウドがポルトガル代表でもクラブでも得点を奪えるのは、当然誰かに見られている、僕は子供たちがいつか僕のようになりたいと感じている、事を誰よりも知っているからです。

 だからこそ高額な入場券を購入して来場したファンに

 「今日もロナウドは素敵だったね」
 「僕も彼のようになりたいな」

 と感じてほしい、だからこそ美しい肉体と健康美が不可欠、というあくまでプロとしてが「二次的要因」ですよね。

 美容男子は常に美容が主語であり、その点が福原さんとロナウドとはまるで真逆であると思うのです。
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