塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本代表、2018年からの4年間

2022-06-17 19:52:08 | 日記
 今のサッカーはクラブ、代表問わず映像解析を軸に分析技術が発達しています。

 ですからドイツ代表もスペイン代表も、日本代表とコスタリカ代表に勝利し、確実に勝ち点6を奪うために分析を行うでしょう。

 では隠し玉、マスメディアの言い方では「サプライズ」は日本代表に不可欠でしょうか。

 相手を「うっちゃる」には必要でしょうが、マスメディアを喜ばせる必要はないわけですが、どの代表も常時出場できる選手は決まっています。

 日本はこのような時に「地理的条件」と「実力は欧州ほどではないが堅実であるJリーグ」という点を利用したらどうでしょうか。

 つまり来月開催のE1選手権において目立った活躍のJ1選手を最終登録で採用する、もしくは現在グラスホッパー・ズーリックに在籍し、新シーズンはプレミア・リーグのウオルバー・ハンプトンに移籍する川辺駿など、代表歴が浅い選手。

 彼らを入れても「隠し玉」のなり得るとは限りませんが、目先を混乱させるという点では利点があるように感じます。

 ただ、日本代表の顔ぶれをみれば、森保一日本代表監督がしっかりと選手の入れ替えを行ってきたことがわかりますし、何より政権発足後間もない時期を支えた選手

 中島翔哉 (ポルティモンセ)
 北川航也 (ラピド・ウイーン)

 の姿がなく、ロシア・ワールドカップ終了時、センターバックの主力として悔しさを4年後に払拭するに違いないと思われた昌子源の姿も見られません。

 逆に原口元気のように4年間、継続的に起用されてきた選手は、それだけでたくましいと言えますし、4年という期間が選手にとって残酷であることも再度うかがえますよ。
 
 

 
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ボルドー、新シーズンは3部で存続か

2022-06-17 19:28:34 | 日記
 リーグ1からリーグ3へ

 フランスではボルドーが財政難を理由に、2022ー23シーズンは3部で戦うようにとリーグ機構から通達があったとされます。
 
 (専門サイトQOLYを参照)

 2008ー09シーズン、指揮官にロラン・ブラン、4-2-3-1の要にヨアン・グルキュフを用いたこの年、ボルドーはリーグ1の王者となり、今と異なりジャージ・スポンサーはプーマでした。(現在はアディダス)

 チェルシーが同時期に胸スポンサーを「サムスン」に指名した成果、ボルドーは同じ韓国企業「KIA」が胸スポンサーでしたし、後に韓国代表のファン・ウイジョがガンバ大阪から移籍します。
 
 ボルドーはフランスでもワインの一大産地として知られており、世界中のワイン愛好家にとってあこがれの都市です。

 一方でボルドーはフランス・サッカー最大の名門、というわけではありませんが、ロランピック・ドウ・マルセイユやサンティティエンヌ同様に、リーグをけん引してきた存在ではないでしょうか。

 2000年代はロランピック・リヨネの一興支配でしたが、2010年代はリールとモンペリエが優勝し、2021年にはリールが再度優勝するなど、地方クラブでも優勝の可能性が残されているのが、リーグ1の面白さだと思うのですが。

 僕個人はどうしてボルドーの金庫がここまで空っぽになってしまったのか、正直わかりかねます。

 ただボルドーの3部降格を聞いて

 「村井前チェアマンの時代に導入されたJリーグのクラブライセンス制度」
 「経営破綻を事前に食い止める方策として、やはり不可欠だったのだ」

 という感想を抱きました。

 欧州各国は当然、日本と韓国よりも遥かな先を歩んでいますが、全てが手本というわけではありませんね。
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ヴィッセル神戸、乾貴士を獲得希望か

2022-06-17 14:05:35 | 日記
 ヴィッセル神戸が不適切な行動でセレッソ大阪との契約を解消した、乾貴士と契約するかもしれません。

 ヴィッセル神戸の指揮官アンヘル・ロティーナ氏は、乾を獲得し起用することに違和感はないとしており、案外早く契約が決まるかもしれません。

 スペイン人は守備よりも攻撃を好む傾向にありましが、ロティーナ監督は守備を構築することで名声を確立した指揮官です。

 ですから補強にウイングの選手を求めるのはいささか不可解のように感じますが、最終ラインを強固にするのでなく、両ウイングを攻撃時高い位置で張らせ、相手のフルバックの攻撃参加を防ぎ、最前線からのプレスをまず徹底させるのではないでしょうか。

 つまりファースト・プレスでGKとラインにかから負担を敬遠し、同時に攻撃的に振舞うという点があると思います。

 セルジ・サンペールの負傷が長引くということもあり、中盤でのフィルターが薄いということもあるのでしょうが、ロティーナ監督は大迫を軸に最前線の選手のも守備の意識を深く持たせようとしている気がします。

 ヴィッセルが大金を投入して有名選手を獲得することで、J1が大きな話題を得てきたことは確かです。

 ジェラール・ピケとセルヒオ・ラモスのいずれかが神戸と契約するのではなかろうか、という推測も神戸ならば両選手に対しての報酬が用意できる、またピケとは懇意の関係であるという点ですよね。

 ラモスの場合は今季から日本企業「ミズノ」と契約していますから、彼にとっても悪い話ではない、という意味合いですが実際は彼らの加入があるとは現段階ではわかりません。

 神戸からすればまずは降格圏内から抜け出すことが一番ですが、歯車が一度狂うと修正が水香椎のもサッカーですが。
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日本代表が特定の選手に頼り続ける事

2022-06-17 13:50:05 | 日記
 現在の日本代表から遠藤航が負傷離脱することは大きな痛手になるでしょう。

 ただ特定の選手に頼り続け、その選手が離脱した際の痛みは過去にもありました。

 離脱はしませんでしたが、ハンス・オフト時代仮にライト・フルバックの堀池巧が負傷したならば、最終予選で帯同するも出場は果たせなかった都並敏史と共に、一気に窮地に陥ったことは間違いないと思います。

 ただ、この時はJリーグが週2回の試合を実施していた時期であり、クラブの指揮官ですら故障した選手を治りきらないうちにで出場させなくてはならず、悩んでいました。

 当時のヴェルディ川崎は桁違いの選手層で知られていましたが、このような例は例外でしたからね。

 つまり、オフトには主力の代役を探すことが困難であり、オートマティズムを植え付けるには、先発を固定せざるを得なかったという理由があったのです。

 例えばアルベルト・ザッケローニは中盤センターを長谷部誠と遠藤保仁で固定しましたが、このポジションは本当に入れ替えが少なく、アクシデントが起こった際に指揮官がどう動いただろうか、と思うほどの重用でした。

 ハビエル・アギーレ、ヴァイド・ハリルホジッチ政権と比較すると、アンダー21の世界でチェイス・アンリが台頭しA代表でも使えるのではないかという声があるように、アンダーの世界も含めた登用が、既に現実になりそうな気配もあります。

 その一方で日本代表は(どの国の代表も同様なのですが)、特定の選手におんぶに脱T子という形で推移しており、その顕著な例がヴィッセル神戸に在籍する大迫勇也なのでしょう。

 フィリップ・トルシエは最後まで選手登録23名をめぐる競争を促しましたが、良い塩梅を見つけることは指揮官にとっても難しい作業と言えます。
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