塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

性別と体型を超越した服選び

2022-06-23 18:43:46 | 日記
 エルメスがジェーン・バーキンのために作成し、現在でも同社の代表作である鞄「バーキン」

 僕は中古で見たことがあるかないかくらい(長野市にはエルメスのブティックが存在しないために新品は見ることができません)なのですが、軽自動車一台が余裕で買える価格でも、男女問わず愛用者が多い鞄ですよね。

 真珠の第一人者である「ミキモト」

 ミキモトが真珠の首飾りを男性モデルの着用させ、新しい販路を開拓しようとしているように、今は服飾、靴、そして宝飾品までもが性別と超越しつつあります。

 サッカー・スパイクは残念なことに、これまで女性ラストを採用するブランドが少なく、致しかたなく男性用スパイクを購入する選手が多かったわけですが、今後はもっと変化すると思うんですよね。

 スニーカーの世界では男性が女性向けに発売されたカラーリングの大きなサイズを「わざと」購入する例は昔からありました。

 例えばナイキのエア・マックス95。

 突然劇的に売れ始めたイエロー・グラデーションから、青グラデーションと赤グラデーション同様に底をつくと、目ざといファンは確かフットロッカーが別注した、紺と緑のグラデーションの、27・5センチや28センチを探し履き始めます。

 これは女性向けの別注カラーで、基本小さいサイズしか納品されなかったのですが、エア・マックスが欲しいという苦肉の策が逆転現象を起こし、2000年に発売された「エア・プレスト」においても、女性限定配色の大きなサイズ。

 は大きな注目を集めました。

 また女性がわざと男性用のシャツを着用する事例はありますし、小柄な男性がブルックス・ブラザースに代表されるアメリカン・クラシックの「少年用」を購入し、お金を浮かす事例もあります。

 サッカーでも今後、よりファンベースを築くにはもはや年齢と性別を無視する形になる、そんな気がしませんか。
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ブラジル代表ロナウドが遭遇した珍事件

2022-06-23 18:16:27 | 日記
 旧約聖書の中で一番よく知られている寓話は「ソドムとゴモラ」ではないでしょうか。

 中野京子著作の角川文庫「展覧会の怖い絵」の113ページから、ギュスターブ・モローが描いた「ソドムの天使」についての解説がなされていますが、当時から異性間以外のセックスはご法度という形が確認できます。

 今では洋の東西問わず、男性同士の愛情とセックスを描いた漫画、映画と小説は幅広く認知されていますが、1987年後悔の英国映画「モーリス」公開のころは、まだ異端であったと聞きます。

 それだけ(女性も含む)同性同士の恋というのは、世間一般に認知されることではないにもかかわらず。「ソドミー」と呼ばれる言葉が一般化したことは皮肉のように思います。

 過去、ブラジル代表として韓日ワールドカップで優勝したロナウド(ジョゼ・モウリーニョ的見解ならば、本物のロナウド)が、女性だと思って声をかけた人物が、実は男性だったという事がありました。

 僕は性別問わず見知らぬ方に声をかける度胸などまったく持っていませんが、ロナウドに声を掛けられた男性(風貌は女性)は、

 ロナウドがまさか声をかけてきた
 これは金を巻き上げる良い機会だ」

 と考えたのでしょうか。

 今はどうかわかりませんが、都心の繁華街では見知らぬ男性から声をかけられるために、女性が集う場所があり男性が群がったという事がありますが、極論ですが麻薬やアルコール、強姦など犯罪に遭遇する(男性側ならば美人局)危険性がある。

 それでも見知らぬ男と遊ぶことが、自己肯定につながったのでしょうか。

 ロナウドの事件はむしろ「馬鹿だなあ」という形で終わりましたが、ソドミーだろうが異性であろうが、見知らぬ人間にはもっと警戒心を持つべきではないかと思うんですがね。
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キリアン・エムバッペ既に国家フランスと同じだろうか

2022-06-23 18:04:21 | 日記
 2022年における日本の物価高上昇率は2・5%らしいですね。

 実は日本の倍以上の5・2%と指摘されるのがフランスで、再選したエマニュエル・マクロンフランス大統領は、果たしてエリゼ宮でどのような心境でしょうか。

 キリアン・エムバッペは既に、国家フランスと同異議であるらしく、パリ・サンジェルマンのファンであるサルコジ元フランス大統領だけでなく、オランピック・マルセイユのファンだというマクロンも、このフランス代表に移籍しないでほしいと願ったと聞きます。

 既にワールドカップで優勝し、リーグ1はパリ・サンジェルマンだけでなくASモナコ時代にも優勝しています。

 これだけの実績があれば、パリに残る理由は莫大な報酬目当てに違いない、と囁かれることは致し方ないように感じますし、キリアン・エムバッペ自身も金の亡者のような見解が大きくなることは、理解したい上での残留でしょう。

 ただ、これだけ物価が上昇し、生活を考慮する層が増加すれば、彼に対しての不満はもっと強まるかもしれません。

 (むしろネイマールの方に反発の声が向く可能性が大きいとは思いますが)

 欧州でサッカーはテニスやラグビーと異なり、庶民の競技として発展してきた背景もあり、ファンの一部は今でも選手の高給に否定的です。

 彼らからすれば

 サッカー選手はボールをけ飛ばしているだけだ
 それだけでどうしてあれだけの札束を握ることが出来るのか

 と思うんですよ。

 ブラジルが2014年ワールドカップを開催した際も、群衆の一部は選手よりも看護師を軸に国を支えている方にもっと敬意を払おうと更新しました。

 つまりワールドカップよりも、安定した暗し、医療と学問の充実さがまるで足りていない現状を指摘したわけですが、選手の年俸高騰は今後も議論されることでしょう。
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インスタグラムが人気の理由を考えてみました

2022-06-23 17:53:40 | 日記
 46歳の僕ですら「インスタグラム」に関心があるくらい(使用したこと、自分で手掛けたことは一度もありませんが)ですから、若い方が夢中になるのは当然だと思いますね。

 ではどうしてインスタグラムが人気なのかを僕なりに考えてみたのですが、ある種の「忘備録」の面はあると感じます。

 ビームスやユナイテッドアローズの方が、自分の服装を定期的に発信しているのは、輸入品のセールスや自社製品のすばらしさを、自らが着て解説する面もあると思いますが、一方で自分が何を着用したかという日記替わりにしていると思うんです。

 また、インスタグラムは常に主役は「自分」ですよね。

 他人様の意見はお構いなし
 自分で自分をプロデューサーする
 その反響の責任はすべて自分にある

 この「自分」という存在意義を確信できる媒体が、インスタグラムなのではないでしょうか。

 サッカーでも代表は先発11人と交代枠5,そして出場できなかった選手の3カテゴリーで構成され、それはワールドカップの基準でもあります。

 しかし、先発選手として代表監督から重用されていても、国の代表という立場から逸脱はできません。

 つまり日本代表でいえば

 日本代表のラモス瑠偉
 日本代表の中村俊輔
 日本代表の香川真司

 というように、主語は常に代表で述語に選手名という形です。

 この枠を超越したのがペレとマラドーナで、マラドーナあってのアルゼンチン代表という印象は、特に優勝した1986年よりも、準優勝が精いっぱいだった1990年の方が印象深いですね。

 またペレはブラジルという国家を飛び越えて、世界中で掲載され続けていますが、やはり今の時代自己犠牲しても金にも名声にもならない、ならばインスタグラムというある種のスターメディアに頼りたいという気持ち、わかりますよね。

 野球でいえば逆転ホームランのようなもので、僕の世代でいえばファミコンのリセットボタンのような形、と言えそうです。
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