塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本代表選手たちに移籍話が相次ぐ

2022-06-21 19:12:21 | 日記
 守田英正はスポルティング・リスボンとまもなく正式契約する見込みです。

 ACミランとインテルミラノ
 リバプールとエバートン
 シャルケ04とボルシア・ドルトムント

 このように宿敵の構図が欧州に多々ありますが、リスボンは目だちませんがファンは当然、スポルティングからベンフィカのファンに分別されます。

 ベンフィカは1962年と63年の欧州王者であり、エウゼビオが在籍したことでも知られる一方で、近年はFCポルトとリーグの派遣を争ってきました。

 スポルティングはこの2強の陰に隠れがちですが、ロナウドとルイス・フィーゴが誕生したアカデミーの存在意義が広く知られており、2021シーズンには久方ぶりに国内リーグを制しましたね。

 このように街がどちらのファンに分かれて議論する環境に、日本代表が飛び込むことは凄い出来事だと思いますね。

 2001年にはセレッソ大阪から西澤明訓がエスパニョールに加入しましたが、いつの時代でも戦力的にエスパニョールは隣接するFCバルセロナとの差が激しい上に、当時はまだコマーシャル的発想も多分にありましたから。

 その街が青と赤に別れるリバプールですが、南野拓美はどうやら赤いジャージと別れなくてはならない様子です。

 彼の下には(憶測もあるのでしょうが)ASモナコとフラムというプレミア・リーグのクラブだけでなく、アタランタというセリエAからも打診があるようです。

 FAカップとガラバオ・カップで見せたように、南野が左翼ではなくボックスエリア周辺で起用される方が際立った活躍を見せることは確かでしょうし、アタランタは3-4-3ですから彼をやはり左翼で用いるのでしょうか。

 日本代表選手に限らずワールドカップ本番の「前」に動く事例は今回が初めてですから、代理人も手探りではあると感じます。
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最高峰を身近で感じると

2022-06-21 18:34:46 | 日記
 2004年、長野五輪スタジアム(通称オリスタ)ではオールスターゲームが開催され、現在北海道日本ハムファイターズの指揮官、新庄剛志のヘッドスライディングでの得点が、翌日の一面を飾りました。

 長野市の五輪施設ビッグハットでは、定期的にフィギュアスケートが開催され、アイスホッケーの「長野カップ」という国際親善試合の開催もあります。

 同様に五輪施設であるホワイトリンクでは、信州ブレイブ・ウオリアーズとボアルース長野、B1とF1の頂点に立つ2チームがレギュラーシーズンを戦っていますが、ボアルース長野は千曲市のことぶきアリーナ千曲もホームにしています。

 僕の故郷千曲市で、プロのフットサルの試合が観られるとは過去には考えられませんでした。

 そして今年10月、長野Uスタジアムでは日本女子代表が、ニュージーランド女子代表との対戦が決定しました。

 過去にはイタリア女子代表と対戦し、その時の指揮官があの名手、アントニオ・カブリーニであることも話題でしたね。

 このように長野市周辺では五輪開催の遺産を何とか有効活用との筋道が立てられ、五輪施設せはありませんが長野Uスタジアムの存在も増しています。

 日本最高峰の戦い
 国際試合を近くで見られる意義

 ホワイトリンクはバレーボールの国際試合も開催されたはずですが、そのようなトップレベルの試合を観戦、ファンの立場で応援できる世代が長野で育つことは、本当に素敵だと思うんですよね。

 今後はこの世界を知る世代の活躍が、長野県を飛び越えて活躍してゆくのでしょうが、同時にスポーツの在り方が過去とは大きく変貌してゆくことを感じる術でもあります。

 水は飲むな
 長時間の練習に耐えろ

 はさすがに減少していますが、今では当然反対の意見がおおいわけですから。
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パリ・サンジェルマン、今夏は刷新の時期か

2022-06-21 13:22:17 | 日記
 プロ野球では結果を残せない外国籍選手を「害人」と罵ることがあり、僕はこの表現が不愉快でした。

 パリ・サンジェルマンではレオ・メッシがFCバルセロナ時代ほと、際立った結果と活躍が見られず、ジェームズ・ロテン(フランス代表でパリ・サンジェルマンとASモナコに在籍)が痛烈な批判をすることもありました。

 それだけ異国で暮らすというのは負荷がかかるものではないでしょうか。

 外国籍選手と自国選手

 どの競技でも成績不振の際に目立った批判を受けるのは後者ですが、レギュラーを争う相手が悪いこともあります。

 マウロ・イカルディのように

 妻であるワンダ・ナラとの関係性は、マキシ・ロペスから略奪したとされる観点から非難される
 そのワンダ・ナラが代理人であり、クラブの名誉や損益よりも自分たちの事だけを考える
 そのイカルディはワンダ・ナラ以外の女性と交際したとされる

 という事例が、自分で自分を追い込んでしまっている印象があります。

 しかもパリ・サンジェルマンの4-3-3(他の布陣ではレオ・メッシの置き場がない)では、1トップにキリアン・エムバッペ、左翼にネイマール、右翼にメッシという顔ぶれですよね。

 エディンソン・カバニがあれだけ得点を奪いながらも、結果的にマンチェスター・ユナイテッドへ綺羅替えしましたが、イカルディにしてもパリ・サンジェルマンとフランス代表の象徴でるエムバッペと争うことは、実に難しいと思います。

 そのエムバッペの契約、そして支度金を考慮し、パリは今夏マルコ・ヴェラッティなど本当の主力以外を移籍させ、刷新を図る様子ですがそこには恐らくマウロ・イカルディも含まれるのではないでしょうか。
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高田賢三の自伝を再読しながら

2022-06-21 13:06:09 | 日記
 日本経済新聞社より刊行の「夢の回想録 高田賢三自伝」の中で、かつて住んでいた住居を編集と共に散策する場面が登場します。

 255ページにおいてかつて宿泊していた「ホテル・リージェンス」において黒人コンシュルジュから

 「あなたがあの有名なケンゾーですか。とても光栄です」
 「喜んで館内を案内させていただきます。その前にどうか私と握手してください」

 との申し出が記録されています。

 続いて「やはりパリでのケンゾーの知名度は絶大である」と語られますが、現在日本代表でパリ・サンジェルマンに在籍し、先発できるであろう存在は残念ながらいないでしょうが、いつか彼らが登場し、敬意をこめられると良いですね。

 ユーゴスラビア代表 スシッチ
 ブラジル代表 ライー

 パリ・サンジェルマンの歴史の名を遺す外国籍選手たちが仮に今パリを訪問すれば、このケンゾーのような形にめぐり合わせるでしょうか。

 クラブは1970年に生まれた、欧州クラブの多くが1世紀以上の歴史を持つことが多い中、非常に若いクラブです。

 パリ・サンジェルマンは過去ル・コックと契約していた時期もありますが、90年代から現在まで一貫してナイキ(ジョーダン・ブランド)がサポートしていますが、それはナイキも新興だからかもしれません。

 ナイキがコンバースという老舗を2003年に買収し、ケッズ(プロケッズ)やPFフライヤーズ、ニューバランスという伝統企業よりも多い利益を得ているのは、非常ン興味深いと言えます。

 コンバースを身内にして伝統を得る
 新興ならではの応用が利く

 この点を彼らは、パリ・サンジェルマンに見立てたように思いますし、ライーやジョルジュ・ウエア、ペドロ・パウレタの姿は、まだファンの脳裏に焼き付いているはずですから。
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