塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

突出した個性が逆に弱点になることも

2023-02-07 17:34:05 | 日記
 世界中の車メーカーは、北米市場を常に注視しています。


 1990年代、ヒップホップで一発あてた歌手の多くは、かつての富の象徴であった「リンカーン」が「キャデラック」ではなく、BMWやレクサスにこぞって乗っていたものです。


 日本も同様ですが、国産ではなく輸入品の方が洒落ている、高給取りである、人気者であるというステイタス、言い換えれば自尊心を満たすことが出来るのかもしれませんね。


 プーマとアディダスは当然ワールドカップを十八番にしてきましたが、実は北米市場を意識して野球用品も開発してきました。


 1977年のワールドシリーズでニューヨーク・ヤンキースを見事優勝に導いたレジー・ジャクソンは、プーマのベースボール・スパイクを履いていたんですよ。


 また現在は東北楽天ゴールデン・イーグルスの指揮官である石井一久も、現役時代はアディダスの用具を愛用していました。


 読売巨人軍は今季からアンダーアーマーではなく、ナイキを着用しましたが、それ以前はアディダスと契約していたものです。


 それは恐らく長嶋さんが現役時代、アディダスを愛用していたことと無関係ではないと思いますし、ゼットやミズノ、SSK(ヒュンメルの大輪転ですね)との競争に勝ちたいという意味合いもあったと思いますよ。


 ただアディダスが野球選手に業務契約を持ちこんでも


 「アディダスはサッカーでしょ」
 「アディダスがサッカーではなく、野球用具ですか」


 とけげんな表情を向けられることも多かったようですよ。

 
 アディダスもプーマもサッカーだけでなく、バスケットボールや陸上競技など総合的な開発を目指しているわけですが、突出して強い分野があると逆に弱みになる可能性もあるわけです。


 両社が今野球用品を製造して以下とそんなことは無いと思いますし、ナイキやニューバランスの方を好む選手が多い気もします。

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ガンバ大阪、タイの名門と提携関係に

2023-02-07 17:20:49 | 日記
 ガンバ大阪はタイ・プレミアリーグのチョンブリFCと業務提携を行いますね。


 タイではチョンブリとムアントン・ユナイテッド、そしてブリーラム・ユナイテッドが強豪として認知され、AFCチャンピオンズ・リーグにも参戦しています。


 タイ代表がJリーグでも戦力になることは既に知られていますし。ガンバ大阪も育成に定評がありますから、チョンブリFCの選手たちを迎え入れ、成長させる、同時にガンバの若い選手をチョンブリが迎え入れる。


 ということもあるのでしょう。


 かつて浦和レッドダイヤモンズがFCバイエルン・ミュンヘンと業務提携をしていましたが、現在はどうでしょうか。


 レッドダイヤモンズが2006-07シーズン、AFCチャンピオンズ・リーグで優勝し、FIFAクラブ・ワールドカップで3位入賞になった際は、バイエルン・ミュンヘンから祝電が届いたと聞きます。


 一方で指揮官と選手の交流は無かったように思いますし、レッドダイヤモンズのファンが今でも敬意を払うロブソン・ポンテは、バイエル・レヴァークーゼンからの獲得でした。


 まだそこまで日本代表選手でも、ブンデスリーガでは戦力とみなされない時代でしたし、皮肉にもフランクフルトから獲得した高原直ひろは、ジュビロ磐田時代の存在感を発揮させることができませんでした。


 恐らく提携と言えども形だけのものから、本格的な形と様々なのでしょう。


 今後は横浜Fマリノスがマンチェスター・シティのグループに収納されているような、兄弟関係が主流になるかもしれません。


 ニューヨーク・シティにしてもそうですが、後ろ盾があることは心強いといえそうですしね。
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仮に妻が帯同しなくとも

2023-02-07 17:08:07 | 日記
 もし僕がサッカー日本代表であり、妻帯者であるとします。


 多くの代表選手が海外移籍を決断し、僕にも同様の移籍話が持ち込まれ、所属先も移籍を容認し代理人が報酬と契約年数をまとめ、捺印したとして、果たして妻に海外での暮らしを求めるでしょうか。


 案外しないと思うんですよね。


 ただ、日本では前回もお話しした「内助の功」だとか「年齢の壁」が2023年の現在でも、廃れているわけではありません。


 僕の両親も

 
 「あの夫婦、結婚してずいぶん経つのに、お子さんいないみたいね」
 「〇〇さんの息子さん、〇〇高校に進学したんだな」
 「〇〇さんの娘さん、嫁ぐことが決まったようだ」


 と語りますが、それは詮索ではなくあくまで「会話」の材料に過ぎないのですが、結局は他人様のプライバシーが優先される形になります。


 ですから選手が妻に


 「日本に残っていいんだよ」
 「君は君がすべきことを国内で行えばよい」


 と語っても、むしろ「周囲」が


 「どうして一緒に渡航しないの」
 「ご亭主が困るじゃない」


 と圧迫させる、その点が女性が自分の将来が日本にあると思っても、渡航せざるを得ない面がある気がするんですよね。


 僕は未婚ですが、結婚は僕と彼女ではなく「塚田家」と「相手方」にあると思っていますし、僕の両親世代ならばなおさらだと思いますよ。


 「嫁が働くことを嫌がって」
 「ご主人、どちらに勤務されているの」


 など、愚痴や詮索は地方と都市関係なく起こりえる問題だと思いますが、何かを気にしながら結婚することが嫌だから、結婚なんて最低だと思う方が多い、これは事実のように思えるのです。


 
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内助の功は素晴らしいものなのでしょうか

2023-02-07 16:59:25 | 日記
 長野朝日放送は、平日15時40分から「相棒」を再放送しています。


 定期的にシリーズは入れ替わりますし、当然他のドラマと入れ替えることもありますが、僕はこの再放送をとても楽しんでいます。


 今日の放送分、ゲストは真野恵里菜でしたが彼女は日本代表の柴崎岳と結婚し、現在ではスペイン在住ですから、新型コロナウイルスの余波が大きかった近年は、帰国することも難しかったと思います。


 長谷部誠はブンデスリーガでも最もクラブに貢献している選手として認知されていますが、妻はモデルの佐藤ありさです。


 彼女たちは、日本で本当は撮影や演技を続けたかったのでしょうか
 彼女たちは、ドイツやスペインに旅立つことを不本意とは思わなかったのか


 という点は気になります。


 現在の70歳、80歳の男性は基本


 妻が子供の面倒をみながら家事を行う
 私は勤務先で全力を尽くす
 従って、休日でも家のことはしない


 という生活習慣で生きてきたとされます。


 つまり、価値観と生活習慣がかつての状況ではない、といことは認識しながらも思うように変えることができないのでしょうね。


 妻は家で自分が必至になって汗を流していても、労いもなければ手伝うこともない夫に、疲労感を相当感じています。


 我が家は案外そのことで不満はでません。


 父は自分で料理も庭の手入れもしますし、僕は毎日のアイロンがけや食器洗いをおそろかにしませんしね。


 ただサッカーにしても実生活にしても「内助の功」という形で、妻や恋人を美化する時代は終焉するのではないかということであり、クラブでマネージャーをするくらいなら、彼女たちもボールを蹴ればよいのに、と思います。
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