塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

推定無罪が契約選手に起きた際

2023-02-15 20:39:26 | 日記
 かつてNBAにクリス・ウエバーという人気選手がいました。


 ウエバーが在籍していたミシガン大学はバスケットボール強豪校として知られ、ウエバーを含むレギュラー陣は「脅威の5人 ファブ5」と呼ばれるほどその存在が有名だったのです。


 そのウエバーがワシントン・ブレッツ(当時のチーム名)時代、麻薬所持の嫌疑が浮上します。


 当然代理人、本人も所持を否定し結局彼は「無罪」でしたが、契約するフィラは即刻ウエバーとの契約を解除します。


 フィラにとってウエバーは、オールスターゲームの常連選手であるグラント・ヒルと並ぶ、重要な選手でしたが彼との契約を「推定無罪」で続行するよりも、嫌疑がかかった時点で自社に不利益が及ぶことを懸念したと思われます。


 ナイキが2016年、NFLのサンフランスコ・49ERSに在籍するコリン・キャパニックを徹底的に擁護した(彼は麻薬ではなく、当時の斗卵胞大統領の意見に合意しなかったわけですが)事例があります。


 契約選手が問題を起こした際、ブランドはどうするべきか
 契約続行か終了か


 で揺れることは当然ですがね。


 ブラジル代表のダニ・アウベス
 フランス代表のバンジャミン・メンディ

 というように、代表招集されても不可思議ではない選手が、レイプ事件で問題視される、このような形ではクラブ、スポンサーから見放されても当然としか言えません。


 レイプは女性の人権を傷つける最悪の行為ですし、合意の上で押し倒したというのは考えにくいですよ。


 一方でサッカーくじが主流となり、選手がアルコールのコマーシャルに登場しても問題にならない現在、選手の広告活動にも変化の時、かも知れません。
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.本当にマイナーリーグは過酷と言います。

2023-02-15 20:29:43 | 日記
 ワールド・ベースボールクラシックで優勝を目指すドミニカ共和国。


 子供たちは木の枝をバットに見立てスイングをし、将来渡米して大リーガーとなり、両親に車と自宅を購入することを夢見ています。


 その一方で仮に大リーグに加入できても、マイナーリーグの長距離移動と食事のお粗末さは有名で、そこに大リーグは「ステーキ・リーグ」、マイナーは「ハンバーガーリーグ」と呼ばれる所以があります。


 アルゼンチンやウルグアイは優れたサッカー選手を輩出していますが、彼らは牛肉を好む一方で日本のように果物と野菜の摂取が少ないとされます。


 そのビタミンを補のが「マテ茶」と言われ、パリ・サンジェルマン時代、エディンソン・カバニはよくマテ茶を飲んでいたそうですよ。


 米国に移住してきた貧しい世代は、脂っこい料理しか口にできないため、すぐに吹き出物が顔に出てしまうといいますが、それは完全にビタミンの摂取が不足してるためです。


 マイナーリーグのミールマネーはほんのわずかと言われ、栄養という観点ではなく「満腹」と呼ばれる形にいかに近づけるかが課題のようです。


 日本では経済低迷のためか、500円もあれば食物繊維やビタミンが含まれた食事がそれなりにできますし、むしろ日本でプレイしないかと言われた現地の若手は、


 「日本では食事と寮があるから、集中して練習できる」
 「日本から獲得の打診が来てすごくうれしい」


 と思うそうですよ。


 そのため、大リーグ機構もさすがに「寮」は今後設置してゆくそうですが、マイナーの過酷さは過去、キングカズがブラジルをバス移動で試合に挑むような形なのでしょう。


 薬物問題に揺れましたが、サミー・ソーサの存在はやはりドミニカの少年たちを勇気づけたに違いありません。
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日本人男性は身だしなみに無頓着でしょうか

2023-02-15 20:16:52 | 日記
 僕はこれまで「剣客商売」の文庫を読み直していますが、昨日から再読中です。


 第一巻は文字通り「剣客商売」という題名なのですが、その中に「眉墨の金ちゃん」という話があります。


 江戸時代、眉を揃える、描く、白粉を塗るという女性の化粧行為、おはぐろやかんざしもそうですが、化粧や嗜みというのは男性には程遠いものでした。


 勿論「正装」である紋付袴など、男性、とくに侍の服装もありましたが、外見を整えることはある意味「女々しい」、そんなことをするくらいならば剣術の稽古や算盤などを学びなさい、という意味合いが強かったのでしょう。


 従って眉墨の金ちゃんのように、男性ありながら化粧に精を出すのは極めて珍しく、周囲が気色がることは致し方ないといえました。


 そう、日本の男性がこれまで、髭剃りや洗顔をおざなり(僕の父は電気カミソリをいきなり肌にあてていますからね)にしているのも、

 
 人間が中身が大事なのに、見てくれで判断するな
 男は稼ぐことが第一だ


 という概念が強かったためでしょうね。


 逆に欧州ではフェンシングに代表される、騎士階級の名残が見える一方、王侯貴族がかつらを被り、香水をまとい自分の脚線美を見せつけていた事例がありますから、今でも男性の化粧に抵抗が少ないのでしょう。


 サッカーは常に欧州大陸と切り離すことが出来ません。


 クラブの広報は選手たちにマスメディアとの付き合い方を伝える一方で、その選手の良さを記者に書いてほしいと願っています。


 それはJリーグでも変化はないわけですが、ここは髭剃り、洗顔、つめの手入れなど、周囲に対しての気遣いとして化粧や身だしなみをすることにしてはどうでしょうか。


 僕がそんなことを指摘しなくても、彼らはきっと習慣にしています。

 
 Jリーグ創世記、若い選手の多くが長髪や茶髪にして、浮ついた印象を与えていましたが、それは野球選手との比較もあったことも確かです。
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