塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

気になるマンチェスター・シティの今後

2023-02-12 21:42:41 | 日記
 マンチェスター・シティが、ファイナンシャル・フェアプレイに多くの違反を行っている、との声があります。

 
 最悪の場合ならばプレミア・リーグから追放されるともいわれ、指揮官グアルディオラは冷静を保っていますが、判決によってはアーリン・ハーランドやケビン・デ・ブルイネなどの名手もさることになるのでしょうか。


 ただ、実際フロント人が「いかさま」を行うでしょうか。


 フロント人がエティハド周辺の練習施設を最新鋭にしたこともそうですし


 米国 ニューヨーク・シティ
 日本 横浜Fマリノス
 オーストラリア メルボルン・シティ


 に代表される「衛星クラブ」の運営と存在は、本家であるマンチェスター・シティの輝きがあってこその代物でですよ。


 現状、どのような処置になるのかわかりませんが、イタリアのユヴェントス勝ち点15撤収のように、勝ち点で決着がつく気もします。


 ファイナンシャル・フェアプレイと言いますが、ラ・リーガには独自導入のサラリー・キャップがありますし、ブンデスリーガでは旗頭のバイエルンン・ミュンヘンのように、借金経営はしないという理念を持つクラブがあります。


 リーグ1ではパリ・サンジェルマンのように「カタール」という国家が資本提供、レンヌのようにケリングのオーナーであるピノーがオーナーというように、経営母体もまちまちですし、その違いを無視して


 「ファイナンシャル・フェアプレイ」


 の導入がむしろ勇み足だった気もします。


 チェルシーはシーズン前半に指揮官を交代しても相乗効果がなく、冬の市場で450億円の資金蘇費やしましたが、これは違反にはならないのでしょうか。


 僕はできる範囲で資料を読む方ですが、ファイナンシャル・フェアプレイの意味合いが、なんだかわからなくなってきましたよ。
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不遜な態度は企業を凌駕するのか

2023-02-12 21:30:35 | 日記
 通常、選手はクラブあっての存在であり、選手がクラブを超えることは無い、とされてきました。


 つまりいかにレオ・メッシと言えども、主語になるのはFCバルセロナとパリ・サンジェルマンというクラブであり、アルゼンチン代表という生まれ故郷というわけです。


 しかし、アディダスがカニエ・ウエストのエゴイズムが肥大し過ぎたことを考慮し、9年間のパートナーシップを解消したことで、マスメディアは

 
 「ファンはアディダスの靴だからお金を払っているのではない」
 「あくまでカニエ・ウエストが手がけたアディダスだからこそ、買う価値があると判断している」


 と指摘しています。


 逆に言えば、彼は初めて個人名義で企業の名声を超えた存在なのかもしれません。


 昨日知ったのですが、カニエ・ウエストが在籍していたレコード会社は、ヒップホップの礎を築いたデフ・ジャムなのですね。


 僕も大学時代、デフ・ジャムレコードが発売したランDMCやLLクールJ,パブリック・エネミーのCDを購入したことがありますが、発起人のラッセル・シモンズは、あのエンパイアー・ステートビルを買収できる。


 とまで指摘される資産家になりました。


 ヒップホップの世界で一発当てた歌手が、NBAのオーナーになるという事例がJAYーZによって登場したわけですが、今後はMLSを軸にサッカーにも進出するかもしれません。


 その際、カニエ・ウエストのような不遜なオーナーでは、アディダスだろうがナイキだろうが、スポンサーシップ締結の際、落としどころを探すのではなくあくまで自分の主義と主張を譲らないものでしょうか。


 レオ・メッシという希代の存在も、30代半ばです。


 アディダスは案外、ブランドの顔を今必死に探しもがいている時期かもしれません。
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銀メダルは残念賞かも知れませんが

2023-02-12 21:19:51 | 日記
 NFLスーパーボウルに出場経験を持つQBを、「スーパーボウル・クオーターバック」と言います。


 NFLでは戦術を選手に伝える際「プレイブック」と呼ばれる、電話帳と同じくらいの厚さがある資料がコーチから手渡され、攻撃も守備もその資料通りに動く必要があるんです。

 
 サッカーでも最終ラインをバック4とバック3で構成する際、約束事と動きが大きく変化しますが、NFLでも同様に守備体形は中央に3人配置する3-4体系と4人配置する4-3体系があり、選手にはどちらかが不得手という際もあります。


 ですから相手守備網を崩し、プレイオフを勝ち抜く要因となるQBは素晴らしい価値がある反面、このスーパーボウル・クオーターバックという名称には、敬意よりもどこか五輪競技でいう「銀メダル」ような意味も含まれる気がしますね。


 簡単に言えば「残念賞」のようなものかもしれませんし、キリアン・エムバッペがワールドカップ決勝で3得点を奪い、得点王に輝いても干しあったのはワールドカップ・トロフィーだった。


 この事実は世界中が知っています。


 ですからワールドカップとUEFAチャンピオンズ・リーグにおいて、決勝戦にたどり着いたことは、それだけでも凄いことだと思います。


 たとえ決勝でフランス代表に敗れても、2018年のクロアチア代表の奮闘は、世界中から讃えられましたしね。


 現在でもルカ・モドリッチは代表の支柱ですが、クロアチアの選手だけでなく多くの国の若者が


 「いつか彼のようになりたい」
 「ルカは僕の目標なんだ」


 と語ります。

 
 その言葉があるだけでも、汗を流し続けた意味合いがあるように感じますし、モドリッチのやる気につながっていると思いますよ。


 日本代表選手たちもアジアだけでなく、欧州各国から注目されるようになりつつありますしね、


 
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